ストックホルム・ファニーチャーフェアで絶賛

2015年3月24日

雑誌「ELLE DECOR(エル・デコ)」4月号


早くブログに掲載したいと思いつつ、こんなに遅くなったがですが、2月に行かせて頂いていましたストックホルム・ファニーチャーフェアでのジャパンクリエイティブの活動が絶賛されたと。雑誌「ELLE DECOR(エル・デコ)」4月号に掲載されちょりますぞね。


今回の出展にはドイツ人デザイナー、ステファン・ディーツさんと竹虎の竹家具の他に、福井のシリコーンメーカ-SHINDOさんとフランスのデザイナー、ピエール・シャルパンさんの耐熱性の高いシリコーン素材のお香立て&キャンドルホルダー。そして、波佐見焼の西海陶器さんとイギリス、バーバー&オズガビーさんの陶器を透過する柔らかい光が美しい照明器具など、合計3社がブースに展示されていたのです。


雑誌の記事の内容は、寒い会場の外とは打って変わって熱気満々だった見本市の雰囲気を良くまとめてお伝えいただけているのです。自分も文章を拝読させていただきながら、初めて参加させてもらった海外での展示会が蘇ってくる気分ながぞね。


ドイツ人デザイナー、ステファン・ディーツさん


展示会期中は他の出展されちゅう会社様を全て見て回ってきましたが、竹素材というもの自体少なかったですし、ましてや素材感を全面に出した展示は皆無だったので、来場された皆様が足を止め魅入るのは予想通りでもありました。日本の竹には、それだけの力がありますし、自分達が思う以上に「日本=竹」のイメージは海外では浸透しているのです。


昨年から意識的に海外に出るようにしてきちょります。韓国、台湾、ニューヨーク、ストックホルム、そして5月にはパリ、ロンドン。たまたまご縁が繋がり、何処に行っても竹の世界が広がります。これからも日本の竹にこだわり、日本ならではの発信をしたいと思っています。けんど、だからこそ自分の中に固まっている竹を壊したいがです。時代はどんどん進んでいきよります。そんな流れに合わせる事は無いと思うちょりますが、竹虎も120年の歴史の中で変わり続けてきたように、今、これから、常に変わり続けたいと願うのなら、自分が、これまでの竹を捨てる事も必要かも知れません。


ストックホルムの展示会で嬉しかった事は沢山あるがですが、一番嬉しかった事は、乗り換えのロンドン・ヒースロー空港で竹虎のお客様にお会いできた事ですぞね。


「いつも、ホームページ拝見させてもらっていますよ(笑)」


こんな来た事もない遠くにまで来ても竹虎のお客様にお会いできるのだと感激したのです。こうやって、まっこと沢山の方に愛され、可愛がっていただく竹虎。先代、先々代、初代と虎竹の里を守り続けてきた先人の皆様のお陰と感謝の気持ちで一杯になりますが、責任の大きさにフンドシならぬ腰の前掛けの紐をギュッと締め直す気持ちぜよ。明日も、こうあれるように自分たちの価値ある挑戦は一日たりとも止める事は出来ないがです。













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年賀状ジャーナル

2015年3月17日

年賀状ジャーナル


年賀状専門の雑誌「年賀状ジャーナル」と聞いて、世の中には色々な本がある事を改めて教えていただいた気持ちやったがぜよ。自分の学生時代とか言うたら年賀状は当たり前に出していましたが、近年ではSNSやメールなど手軽に、しかもタイムリーに、やり取りできますのでどうやら、そちらか主流となってしまってハガキを出すという人が年々少なくなってきているようながぞね。


けんど、このような時代だからこそ自分のようなアマノジャクは、ますますハガキに重きを置いてやって行こうと思うちゅうがです。前にある所で講演させて頂いた事があるがです。そしたら、2~3日後には手書きのハガキが届いて、まっことビックリした事がありますぞね。投函の日付を見たら翌日となっちょります。会場で沢山の方々にお会いさせて頂いた後だとしても、やはりハガキをいただいた方は忘れないし印象が全く違います。


講演等と特別な出会いでもなくとも、仕事をしていたら人にお会いさせて頂く機会も多いです。その日に会った方々に、その日の内にお礼のハガキを丁寧な文字で書いて来られる方もおられますちや。そのような方に限って、とても忙しく全国を飛び回られるような方が多く、一体どうやって手紙の時間を作られているのか不思議に思うがぞね。


メールなどでももちろん意志は伝わりますけんど、やはり、このようなハガキの方が出す方にしても手書きというのは自分の気持ちがこもりますし、受け取る方はより人となりを知れて嬉しいと思うがです。たかが、一枚の葉書でお届けできる事があるのだったら...。自分もそう考えちょりますので、出来るだけ真似をさせてもらいよりますが、その元となるのも、やはり年賀状ながです。


私の年賀状


自分の年賀状の元々の始まりは中学、高校時代まで、さかのぼります。明徳義塾という全国から生徒が集まる全寮制の学校でしたので、年に一度くらいは遠くの友人に年賀を出したいと思ったのです。大学卒業時には、更に各地からそれぞれが集まられちょりました。そこで、写真付きの年賀にして、この一年がどんなだったか、次の一年をどうしていくのか、文字より絵で見て分かってもらいないにゃあ。そんな思いで開始した年賀が今年で27回目となっているのです。


形ある一枚の温もりを大切にしたい


何でも飽きやすく中途半端な自分が、こうやって続けられゆうのは、やはり毎年出させていただく皆様のお陰ですぞね。楽しみにされゆう、待っていてくれる、そんなお声を宛名の友人本人だけからではなく、そのご家族からも頂くようになっているのです。年々枚数も増えて、北海道から沖縄まで、今年は3500名様もの沢山の方にお送りさせて頂きました。年賀状ジャーナルというような専門誌に取り上げてもろうちゅうし、これはもう暫く続けんとイカンと決意を新たにしよりますぞね(笑)













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日テレ「トリックハンター」!?

2015年1月22日

虎竹の里


田辺小竹さんのテレビ取材が無事終わったと思ってホッとしていた矢先、たまたま電話を頂いて、今度は別の番組の取材にお越しいただく事になりましたぜよ。さすがに続くと自分達にしましても大変ではありますが、日本唯一の虎竹をしっかりとご説明させてもらい、その美しさや職人の仕事を知ってもらえる機会とあれば何度でも大歓迎なのです。


日本テレビさんの「トリックハンター」という番組との事でした。トレジャーハンター?それは宝探しの人の事やろうがえ...。そんな事言うてお待ちしよりましたら、やって来られましたぜよ!背中にリュックサックを背負われて、宝探しの冒険家と言われればそういう雰囲気も無きにしもあらずながです。けんど、それもそのハズです。日本唯一の虎竹を探しに来られちゅうのだから、トレジャーハンターと言うのも、まんざら外れてはないと思うのです。


日本テレビ「トリックハンター」取材


虎竹の山に入りますが沢山の機材を積んで大勢で来られる場合でも、こうして、たったお一人でカメラを持参されてお越しいただく取材でも、お話させていただく事は、まったく同じですし、自分の思いや熱もまったく同じです。今日は少し調子が悪いにゃあと思いながら仕事場に来た日でも、やはり竹と向き合うと自分の中の本気が勝手に走りだします。まっこと嬉しいというか、有り難いと思うのはこうやって虎竹の里に来られる皆様が自分達と同じように真剣であるという事ですろうか。それは仕事としてであろうと、プライベートで見学に来られたとしても、今までも誰一人として面白くないような顔をされた方は居ませんでした。しかし、それはもちろん自分達の何かではなく、この日本唯一の竹林の力であり、120年の歴史の力かと思いよります。


日本唯一の虎竹


竹林で見る虎竹と工場の竹林では竹の表情が随分と違います。山に生えている虎竹は同じ竹であっても、虎模様の良く付いたもの、付いていないものが混在しちょります。だから、その竹林にもよるのですが、竹林全体で見た時の竹の雰囲気は青く明るい感じです。ところが、竹虎の工場に運び込まれる虎竹達は、土場で山の職人さんに選別され、それを今度はもう一度自分達が選別した虎模様の美しく浮き上がる一級品だけなのです。だから油抜きの加工をする前の竹達も堂々としたもの、すでにエース級の貫禄を感じされる強者ばかりながぜよ。


虎竹油抜き取材


「魅せられちょりますろう...」


思わず、こんな自慢するような事を話しかけそうになったがです。けんど、この取材の方のカメラの画面を覗き込む目は明らかに、この竹と炎の共演に魅せられちゅうと感じましたぞね。まだ色合いも全くない虎竹が炎に熱せられると油分が吹き出して、それと共に竹表皮に隠されていた虎模様がクッキリと浮かびあがるのです。そして思いました、もしかしたらマジックショー?初めて、この油抜きをご覧になられる皆様にはこのガスバーナーがマジックショーに出てくる不思議な箱に見えよりますろうか?いやいや大袈裟やにゃあ、けんど、これが自分の正直な感想。


どうしても今日の最終で帰らねばならないので、帰りの飛行機の時間が気になられているはずなのに、ガスバーナーのアッチからコッチから撮影して離れようとしないのは先日のテレビの方々と同じですぞね。取材の方のそんな横顔を拝見しながら、こじゃんと嬉しくなってくるがです。


虎竹孫の手


最後に少しだけインタビューがありましたぞね。ここで虎竹孫の手をご紹介させてもらいましたが、スタジオで出演されちゅうタレントの方に向けて話しかけるワンシーンがあるはずながです。ほんの一瞬ですきに見逃さないようにしとうせよ!来週の28日(水)夜7時から日本テレビ「トリックハンター」実は自分はあまり観た事がなかったのですが、昨年の夏からスタートしている内村光良さんとベッキーさんが司会をされている楽しい番組ぞね。お時間ある方は是非ご覧いただきたいがです。













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田辺小竹さんテレビ取材

2015年1月21日

田辺小竹さんテレビ取材


来月あたりに放映予定の、とある人気バラエティ番組で、竹工芸家の田辺小竹さんが取り上げられる事になったがぞね。今までは、このようなテレビ番組にはあまり出演される事はなかったそうですが、今回は全国放送で長時間に渡って田辺さんを取り上げて頂ける事と、やはり制作に関わる方の人柄や熱意で引き受けられたそうですぜよ。


テレビにしろ雑誌などにしろ取材などと言えば自分達の場合には、今までお断りするなど考えた事さえなく、全て来る者は拒まず(笑)でチャレンジしよります。その最たるものが一昨年の「ザ!鉄腕!DASH!!」ですろう。あの夏は会社や職人、ひいては地域の皆様や地元高校の方々まで巻き込んで、まっこと大変な思いをさせてしまいましたので、まあ、何でもやり過ぎるのは困りものですが、田辺さんのそんなお話をなるほどと思いながらお聞きしていました。


番組などによっては、それぞれ伝え方や見せ方があります。竹芸家の方ですので竹への思いや技へのこだわりに焦点をあわせて、多くの方にお知らせできるのであれば良いのですが、もしそうでない場合はお断りする事も当然あるがですろう。ただ、今回の番組では竹の事を忘れかけた方の多い今の日本で、少しでも竹の美しさや心地よさ等思い起こしてもらえる、こじゃんと(とても)良い機会になるものと期待しちゅうがです。


竹虎本店


そんな訳で今回番組の収録のために東京から撮影の方々が来られます。このような取材の方々のお話は本当に楽しいし気付きもいただきます。それは、やはり全国各地に行かれちゅうので楽しい話題を良くご存じですし、情報感度が鋭いので自分達の良い所を、それとなく教えてくれますちや。虎竹の里にずっといたら分かりにくくなってくる。ここでは普通やったり、当たり前の事やったりに興味を持たれます。そうやって面白がってくれる事は実は全国の他の方も知りたがって頂く事で、自分達が見逃していた魅力であったりするのです。


虎竹の里の山道


さて、虎竹の竹林の撮影に急勾配の山道を登っていきますぜよ。しばらく行って、虎竹の竹林が目の前に広がる辺りでは、おおっ!これはっ...と言う顔をされています。竹をいつも見ていたら別に普通の昼前の陽射しですが、恐らく取材の方々には、生まれて初めてご覧になる竹林であり、もしかしたら、どこかの名勝地にも勝るとも劣らないような、そんな光景にきっと見えているのだと思うがぜよ。


田辺小竹さん


田辺小竹さんは実は自分と同じ四代目ながです。竹芸家の家に生まれて竹に反発した時期があるのも同じ。けんど、自分のような田舎の竹屋とは違うてなんと世界を舞台に大活躍されゆう竹の芸術家なのです。竹の世界では代々続くサラブレッドの血筋と言うてもエイかも知れません。何か良いように聞こえますが、その運命を背負うて竹に向き合うのはこじゃんと覚悟のいる事やったと想像しちょります。


そんな思いを感じる作品をいつくか拝見させてもらってきました。ちょうど一年前には岐阜県立美術館で「水の恵み」と題された、まっこと壮大な作品を拝見させてもらって本当に感激した事があるのです。この山の虎竹達が細い竹ヒゴとなり何万本と使われちょった。そう、この今ここにある丸い竹が、真っ直ぐに伸びる硬い竹が細く割られて一本一本の竹ヒゴがまるで命を持ったように、自分達の意志で繋がり、しなやかにくねり、あふれるようでした。田辺小竹さんと言うアーティストの手を通して竹がモノ言うそんな迫力ある造形としてあるかのように思えましたちや。


虎竹の里


竹林では、虎竹の当たり前の事をお話させていただきます。虎竹の里にある竹は何故か不思議な虎模様が付き、この竹を色々な所に移植しても美しい虎模様が出来ないのですが、虎模様が出来る原因もハッキリ解明されていないのに色づきしない理由が分るはずもなく、科学がこれだけ進歩したと思える現代でも自然は未知で偉大だと、お話をさせてもらうたびに感じるがです。


虎竹の事だけでなく竹そのものの話題になりますが、竹がわすが3ヶ月で十数メートルの親竹と同じ高さに成長するとか、竹林全体が天然の鉄筋コンクリートのように竹根が張り巡らされちゅうとか、どれもこれも普通の事のようではありますが、取材の方はご存じないようで、こじゃんと驚かれるがです。


テレビ取材クルー


それにしてもテレビ撮影は終わっているものの、カメラマンもディレクターの方も、なかなか帰ろうとは言いません。ちょうど午前の日差しが段々と太陽が高くなるにつれ竹葉の間から差し込み、温かな日だまりを作るようになる頃でした。はじめての方には本当に何故かしら優しく安らぐ、別天地のように感じていただきよったのかも知れませんちや。


竹虎本社工場


ようやく山から下りてきて、工場に戻ってきたのは随分と時間が経ってからの事やったのです。さきほど竹林で見て頂いた虎竹を加工する現場をご案内しました。虎竹は専用に設えたガスバーナーの窯で熱して油分を出し、その天然油分を利用して美しい竹材に拭き上げていくのです。竹屋にはガスや炭火など火抜き用にしろ、熱湯を使う湯抜き用にしろ専用の窯が必要です。自分も小さい頃からずっと見ていて、実は何が珍しいのかどうして驚かれるのか分らない事がありました。ところが、やはりこのような窯は一般の方は誰も見た事がなく、さらに日本唯一の虎竹に使うというのですから、これほど価値があるモノはないと最近では思うのです。


それを教えてくれたのは、やはり今日のように遠くから来られた方々だったのです。













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内村悦三先生著「タケ・ササ総図典」

2014年11月19日

内村悦三先生著「タケ・ササ総図典」


竹の研究に長年携わられ大きな功績を竹業界に残されている、内村悦三先生の「タケ・ササ総図典」には日本の竹、笹を中心に200種類を越える掲載がされちょります。なんと200種類!?竹の種類は、そんなに多いの...?そう思われる方もおられるかも知れませんけんど、詳しく調べられない方は竹の種類のページをご覧くださいませ。竹の種類は世界には約1300種類、日本だけでも600種があると言われちょりますので、これでも、ほんの一部の掲載という事ながですぞね。


そんな竹の中で虎斑竹(とらふだけ)も取り上げて頂いちょります。竹を学術的に研究された先生の著書ですので、毎日仕事で竹に向き合う自分達でも知らない事ばっかりですちや。まっこと竹は知れば知るほど奧の深い、素晴らしい植物やと思うがぜよ。いつも竹の驚異的な成長力のお話をさせて頂くと、皆さん目を丸くしてビックリされよりますし、柔軟さと堅牢さを併せ持つ特製、成長の早さと強さの秘密である竹節、そして、地下茎でそれぞれの竹同士が手を握り合う結束の堅さ、これらは人間が竹に学ばないといけない事やと思うがです。


「タケ・ササ総図典」というタイトルだけあって、本の内容は主にそれぞれの竹についての特徴を紹介することに多くのページが使われちゅうがですが、虎竹の説明ページには他の竹たちと少し違うちょって、刈り入れの終わった田んぼでの竹選別作業や製竹作業、袖垣を作る竹職人の姿などまで掲載いただき、日本唯一の虎竹が今もって生活の中で生きている、日本の中では数少ない竹であると知る事が出来るのです。


本には「BAMBOO GUIDE BOOK」と書かれています。海外で日本の竹に関心のある方は多くようですので、英訳された本の出版もあるがやろうか?ちっくと期待もしちょります。













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雑誌「Fielder」掲載の鰻ウケ

2014年11月12日

雑誌「Fielder」掲載の鰻ウケ


小さな頃には自然の中で遊ぶのが当たり前の事でした。春、夏は近くの川や海で、秋から冬は虎竹の里の山々で、今から思うたら、まっこと幸せな子供時代を過ごさせてもろうちょります。海の幸、山の幸、そして川の幸にあふれちょった。


海に行けば魚釣りから貝取り、変わったところでは穴ダコ捕り、マテ貝の穴に塩を入れて貝捕りされる方は多いかも知れませんが、タコの穴に灰を入れて小さな穴ダコ捕りは珍しいですろう。山では山菜やアケビなども取りましたが、野生の果実の木があって、まるで全員が猿のようになって木に登り、むしゃぶり食べていましたにゃあ。特にビワなどは後から考えたら贅沢品、けんどあの時は上着がビショビショになるくらい食べよりました。


コブテと言われる鳥用のワナも上手な先輩に習って良く仕掛けましたぞね。まっこと猟師ではないですけんど、ひと冬毎日ずっと山に通いよった事もあるがぜよ。捕った山鳥は竹職人さんの所に持っていくと毛をむしり下ごしらえしてくれたりしていました。皆で焼いて食べるのですが、食べられる所は少ないものの、これが美味しかったにゃあ...。今では山鳥を捕ること自体禁止されちゅうようですし、虎竹の里でも全く見かける事はなくなりましたぞね。


自然と向き合う事は、子供心にも本当に面白く、刻々と変わる自然の表情に感動さえ覚えるような事が多々あったがです。川もそうですちや、朝靄のかかるヒンヤリした初夏の空気のなか、清々しい川の流れに足を踏み入れると、川原特有の何ともいえない香りがするがです。


前の日に仕掛けた鰻ウケを上げに行く楽しさ、数十年経った今でもハッキリ思い出されますけんど、先日雑誌「Fielder」という雑誌に鰻ウケの事を掲載いただいたがぜよ。野生食材図鑑とありますけんど、自分達にしたら先輩や親に習ってきた事が本になっちょります。鰻ウケの他には千葉の魚捕りの方法である「ボサ漁」、福島の「ズ」、新潟の「モジリ」など色々な漁具が掲載されちょります。どうも東に行くと竹の違いからか竹編みの漁具よりも細い丸竹を何本も使った漁具が沢山あるようですにゃあ。日本の昔からの道具というのは気候、文化、生活が見事に表れて、まっこと色々拝見させて頂いても興味が尽きませんぞね。


高知県でずっと編まれたきた鰻ウケですけんど、前に大学の先生や民俗研究の方が来られた事もありますが、別段珍しいとも思わなかったものが雑誌に掲載いただいたり、遠くからお越しいただくことを考えたら、やはり貴重な存在になりつつあることを思わずにおれませんちや。そうそう、それを裏付けるかのように鰻ウケの職人さんの動画を掲載しちょりますが、何と再生回数が42000回越しちゅうがです、よかったらご覧くださいませ。














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eコマース、Facebookページの書籍掲載

2014年10月14日

週刊東洋経済「eコマースの強化書」


お陰様で竹虎はどういうワケか色々なマスコミの方には可愛がってもろうちょります。イギリスのBBC放送にお越し頂いたのは、もう25年も前の事かと思いますが、その後は記録の残っている1998年の雑誌「サライ」さんから今日現在までで、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌掲載が何と329回ですぜよ!特にインターネットに本格的に取り組みだした2001年以降には、日本唯一の虎竹の事を広く知って頂く事ができて来たのか、記者やライターの方など人にも恵まれている部分も多かったのか、まっこと、こんな竹しかない遠い田舎まで良くお越しいただけるにゃあ。と、心から感謝しながらも恐縮するような事が多々ありゆうがです。


さて、そんなマスコミ掲載ですけんど、最近、また立て続けに書籍に載させていただく嬉しい機会がありましたぞね。自分達のような小さな会社では広告を出すような事は夢の又夢やきに、このような本に取り上げて頂く事でそれが広告のような効果が生まれ、一人でも多くの方に竹の事を知って頂ける機会になっちゅうと、本当に有り難く思うがです。


今回の掲載誌の一つは週刊東洋経済さん発行「eコマースの強化書」。ネットショップ大集合という事で28店の元気なお店が紹介されちょります。雑誌掲載の、もう一つのエイ所は同じく掲載されたお店様など、こうやって目にする機会があるゆう事ですろうか。勉強は昔から大嫌いですき、こんな時に他の会社様の事を学ばせてもらうがぜよ。インターネットの世界は自分のような田舎者には、流れが速すぎて、なかなか付いていけませんぞね。前までドックイヤーと言われていたのが誰が言うたのかマウスイヤー、15年分が1年の間に起こるいう猛スピード!?こりゃあ、無理ですにゃあ。


勉強不足で知らないお店様がいっぱい有る中で、竹虎は背水の陣で始めた老舗竹屋としての挑戦の事を話しちょります。目新しい事は何一つ無いですけんど、ずっと竹のように真っ直ぐにやっていきたいと思いよりますので、ただその事をお話しさせて頂いちょります。


技術評論社「Facebookページ販促&集客ガイド決定版」g


さらにもう一つは技術評論社さん発行の「Facebookページ販促&集客ガイド決定版」。この本では、お客さんやスタッフを登場させて「ヒトケ」を演出しようとか、運営者のキャラクターを全面に出すとか、そういう事が掲載されちょりますが、SNSで一番大切な事は、自分らしさという事ではないかと思うちょります。身の丈に合うた本当の自分達や竹の事を知って頂く事であり、何かを作るとか、ノウハウやテクニックなどあるワケではないがぜよ。


自分は前々から「インターネット=人」やと言うてきました。バーチャルな仮想世界だけなら分かりませんけんど、これからネットの世界は、ますますリアル化してくるがではないろうか?きっかけはインターネットやとしても、関心を持たれて虎竹の里までお越しいただく都会の方は増えよりますし、インターネットからリアル、そしてリアルからインターネットへ、このサイクルが益々進んでいくからこそ可能性を感じますし、本当の意味での地方の時代とも思うがですぞね。


こうやって雑誌などに掲載される度に竹虎はさもネットに特化した進んだ会社のように思われる方も、もしかたら居るかも知れませんちや。けんど、実際はインターネットなどの事は自分はあまり知りませんし、ネットでの技術競争なら都会の方が、やはり情報豊富ですので、太刀打ちする事はかないませんろう。


自分は竹屋です、自分にしか出来ない事、竹の事をやっていくだけぜよ。竹のように真っ直ぐに天を目指して行くけんど、もう一つ竹に見習うのは竹がそれぞれの竹同志が地面の中で手を伸ばし、お互いが握り合うちゅう事、支え合うちゅう事、助け合うちゅう事ぞね。竹は凄いですちや、日々教えられる事ばっかりですろう。













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野菜を美味しくヘルシーに

2014年10月 2日

雑誌「野菜だより」


高知は言うても園芸王国と言われちょりますし、周りにはお米を作ったり、野菜をしたりする農家の方も多いので、専業農家ではなくても週末に自分の田んぼや畑を耕す方も多いがです。職人や内職の方でも畑仕事をされゆう方がおられて、仕事に行く度にお米やら野菜やら色々頂く事もあり、まっこと有り難いがぜよ。


家庭菜園という言葉があります。学研パブリッシング発行の雑誌「野菜だより」には、そんな家庭菜園などで野菜作りを楽しむ方への、お役立ち情報が満載されちょりますぞね。そうやにゃあ少し前までやったら家庭菜園などは、自宅の庭の片隅を耕すというようイメージがありましたちや。


けんど、いつやったか観たテレビ番組では、今は自宅とは遠く離れた場所に畑を借りちょってから、週末には電車に乗って野菜作りにでかけるという都会暮らしのご夫婦を取材していました。普段は都心に勤めに行かれるご主人さんも、こじゃんと楽しそうやった。こうやってライフスタイルも少しづつ変わってきて、そんな中で、このような「野菜だより」みたいな雑誌も、多くの方が求められる様になるがですろう。


さて、自分で作った野菜やきに、一番の楽しみは、やはり食する事やと思うがです。頑張って作った野菜だから、出来る限り美味しい食べ方をしたい。それが人情というものですろう。そこで、この雑誌に掲載いただいたちゅうのが蒸篭(セイロ)ながぜよ。蒸し器を使うた料理は近年スチームフードなどと、格好のエイ言葉もありますけんど、どこが人気かと言うて、とにかく簡単、手間いらず、早い。そして、油など使わないのでヘルシーそのもの。何より大切なところは、それでいて、こじゃんと(とても)美味い!


秋冬の野菜と言うたら白菜、大根、ほうれん草、ジャガイモなど、色々とあるようですけんど、どれでもお好みの野菜を蒸し上げて柔らかくなったら食べ頃。胡麻ダレでも、ぽん酢でも野菜本来の素材の味をそのまま食せて、本当にこんなに簡単で美味しくてエイがやうろか?と思うてしまうがです。もしご存じない方がおられたら、是非一度お試しいただいたら、どうですろうか?













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サークルKさんのコマーシャル撮影

2014年9月25日

竹虎本店


「ややっ!?一体何事ですろうか?」


突然ガヤガヤと竹虎本店に入ってこられたテレビカメラにビックリ仰天ながぜよ。自分達が竹林にいったり、工場でちょこっと撮影する時には、もちろん素人ですきにホームビデオ片手でOKですけんど、さすがにプロの方々言うたらカメラの他にもマイクがあったり照明が明るかったり、コードを引っ張る方やら、何やら、まっこと、あまりの人数に驚いてしまうがです。


これほど、おっこう(大袈裟)な撮影ち。竹虎のような田舎の竹しかない所で何をするがやろう?そう思いよりましたら、


「これ、食べてみてください」


サークルKコマーシャル撮影


差し出さしてもろうたのは某コンビニのプリンやいか。ありゃりゃ、何を隠そう自分は小学校の時のアンケートで、


「一番好きなお菓子は何?」


「プリン!!!」


と、答えたくらいの数十年来のプリン好き。そんな事は知らんと、たまたま来られちゅうがやろうけんど、こりゃあ、嬉しいにゃあ。近くにいたスイーツ好きな若い社員と一緒にいただく事にしたがぜよ。


竹虎本店


「おおっ!こりゃあトロけちゅう」


プリン好きとは言うたち最近は、そうそう食べる事はないがです。特にコンビニのプリンは美味しいとは聞くのですが、あまり食する機会はなかったがです。


けんど、まっこと噂通りやいか!これはケーキ屋さんなどで売られゆうスイーツと変わらんちや、いやいや若い女性の方に人気なのも分かりますぞね納得ぜよ。最初は一体誰やろうか?と怪訝な表情やった社員たちも、食べて大満足、最後は満面の笑みになっちょりました。美味しいものは人を幸せにするがですにゃあ。


この日の撮影はサークルKさんのコマーシャルとして、本日から高知県で放映予定と聞いちょりましたけんど、何やら昨日あたりから既に流れゆうようですぞね。是非観とうせよ~!













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雑誌「ESSE」掲載の鬼おろし

2014年8月12日

雑誌「ESSE(エッセ)」


雑誌「ESSE(エッセ)」に取り上げて頂いた竹製大根おろしと竹皿のセットですが、他のおろし器との比較をされるという事で発刊を楽しみにしちょったがです。そしたら、まっこと色々な大根おろしが出来上がっていて、なかなか面白く拝見させてもらいましたぜよ。銅製の物やプラスチック製、セラミック磁器製の物など、比較的に良く目にするタイプの他にステンレス製の現代的なものや、フードプロセッサー式で大根4分の1程度なら数十秒でおろしに出来上がるという、機能的なものまで揃えて実際の大根おろしを比べてちゅうがです。


大根おろしと言うのは、おろし器により食感だけでなく、味が大きく変わる事をご存じでしたろうか?あの独特の辛みは、大根の細胞が壊れた時に生成されるそうなので、大きな粒で削れる竹製の鬼おろしは辛みが少なく、小さく切れ味のよい円錐刃のついたセラミック磁器製や、モーターの刃の回転で大根の粒を感じないくらいに摺り下ろすフードプロセッサー式のものは、極小の粒の大きさなので辛味が強くなるそうながです。


一口に大根おろしと言うても色々あるがやにゃあ。薬味としての大根おろしは辛味が味を引き締める気がしますきに、細かく摺れるおろし器の方がエイかも知れませんぞね。竹製の大根おろしは粗くてザックリした食感。辛味も少なく食べ応えのある大根おろしができます。水気も少ないので鍋料理にもエイですがサラダや肉料理などに、大量にかけて大根そのものを頂く感じが好きながです。特に肉料理にが個人的にはオススメですぞね。暑くて食欲がないような日にも、ザックリ鬼おろしをタップリかけて、ちっくとニンニクの効いたサッパリタイプのドレッシングなどあったら食欲もりもりぜよ。夏バテ解消にまっこと幸せな夕食となりますちや。













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