薬用竹炭の開発

2015年9月14日

竹炭石鹸


薬用竹炭を使って竹炭石けんをリニューアルしています。お陰様で想像以上の人気で、これからの寒くなり乾燥する季節には、さらに、もっとスキンケアに気をつける皆様のお役に立てるのではないかと思うちょります。


薬用竹炭の開発


薬用竹炭の開発などと聞きますと、どこかの研究機関などにお任せしそうでもありますが、最終的な試験等に関しましては専門機関にお願いさせていただくものの、最初の工程や実験などには自分達が直接関わらせてもらいました。別の方法もあったのかも知れませんが、高知県工業試験センターさんの全面的なバックアップもありますし、何よりやってみることで又何か見つかる事もあるかと思うたのです。


薬用竹炭


けんど、自分は根っからの文系。ビーカーだの何だの、取り扱い方から手とり足とり教わって、まっこと皆様にはご面倒をおかけしたがです。


薬用竹炭


最初はまったく要領を得なかったのですが、そう言えば、以前は炭の消臭効果実験や吸着力の試験をさせてもらった事を思い出してきましたぜよ。まっこと学生時代には考えもしなかった化学の実験みたいですが、少し分かりかけてくると何やら楽しくもなってくるのです。


薬用竹炭


しかし、それも自分が触ることの出来る極わずかな範囲だけ。後は、知らない器機や薬品などが並ぶ室内にこもりっきりですぞね。誰か言いよりましたにゃあ、学生時代に勉強していない分は社会に出てからしなければならない...。まっこと、その通りと納得しながら、それでも、この竹炭にはこじゃんと(とても)こだわりがありますきに、必ず皆様に喜んでもらえる商品になると信じてやりよりましたぜよ。













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リニューアル竹炭石鹸

2015年8月27日

竹炭石鹸


今はご高齢になられた菩提寺の住職さんも当時は若かったがです。小さかった自分は真っ裸にされて、燃えさかる炎の上に抱き抱えられました。そして、そのまま何やら祈祷を始められましたが、自分はそれどころでは無かったですぞね。そばで心配そうに付きそう母親に大丈夫と声を掛けてもらっていましたが、熱つさを感じた記憶がないほど怖かったのです。


一体何のお話しかと言いますと、こうやって神頼みしなければならない程、自分の皮膚病の酷かったという事ながぜよ。当時はアトピーなどと言う言葉は知らなかったと思いますけんど、原因が分からず、どういう理由か、いつも身体を痒がる自分を両親は、こじゃんと心配してくれちょりました。汽車に揺られ、バスや電車を乗り継ぎ、片道数時間もかけて、遙々と高知市内の専門の病院にまで通っていたので、自分のアトピーには一体どれくらいお金がかかったか分からないと、いつも母は笑って言うのです。


中学、高校、大学と進学する中でも、ずっとアトピーの薬は手放すことは出来ませんでしたけんど、竹虎に就職してからも、頻度の差はあれ、ずっと同じ皮膚科の病院には足を運ばねばなりませんでした。けんど、あの菩提寺での祈祷が、それほど特別な事ではなく、親としたら、そんな気持ちになるというのが理解できるようになったのは、自分が子供を持つ親になってからの事ながです。


痛い方がまだ良いと思えるほどの痒みの辛さを知る者として、我が子が同じようにアトピーの薬を使うようになって、はじめて本気で考えるようになったがです。出張に出た時に、ホテルで備え付けの石鹸が、肌にピリピリ刺すように感じる事があったのです。自宅では薬用石鹸や、できるだけ刺激の少ない石鹸を使いよりましたが、毎日のお風呂で肌を清潔にする石鹸大切さを思い、自分や家族が使う竹炭石鹸を作りたいと考えるようになったのは、実は、子供のアトピーを見てからながです。


竹炭石けん


思うたら、あの幼い日の菩提寺の祈祷の炎と虎竹の里炭石鹸は、まったく結びつかないものでしたけんど形は違えど、同じ親心からの全く同じものやったのかも知れませんぞね。皆様のご愛顧のお陰で25万個も販売させていただくまでになっちょりますが、もともとは、こうやって自分や家族が使えたらと思うて作ったもの。そして、更に使い心地が良くなればと思うて、高知工業試験センターさんはじめ沢山の方に、ご協力やご指導頂ながら薬用竹炭を開発させてもろうたがです。


竹炭石鹸にするのにも試作、試作と繰り返し、周りの人にも手当たり次第にモニターになっていただきましたぜよ。予定より大幅に時間もかかりましたが、少しも妥協する気にはなれませんでした。小さいサイズの試作用石鹸では、いつもの使い心地とは違う気がして、何個も同時に使ったり、竹炭の配分量の微調整をしたり、けんど、正直言うて自信が持てるようになったのは、試作で完成した竹炭石鹸を自分達が何個か使った後からながです。自分は頭皮から爪先まで全部、これ一つですきに一番よく分かるのです。少しづつ自信が確信に変わってきてリニューアルして良かったと、心から思えるようになった虎竹の里竹炭石鹸が、また、笑顔の輪を作っていけるとしたら、こじゃんと(とても)嬉しいがです。


かえたろうFAMILY 美KI=まりゐ<br />













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Laurent FAVRE MOT Patisserie South Pigalle

2015年7月 6日

Laurent FAVRE MOT Patisserie South Pigalle


5月に竹虎の竹炭パウダーでスイーツ作りをしてくださった、パリのパティシエ、Laurent Favre-Motさんのお店が、先月、パリ9区(12 Rue Manuel)にオープンしたがです。届いた写真には、まっこと美味しそうなケーキがズラリと並んじょります!さすがにファッションの都だけあって、お洒落感満点ながぜよ。お店の出来た界隈には最近話題のお店が次々に出来るという注目の地域でもあるそうぜよ。そう言えば工事中のお店に立ち寄った際には、「アレが有名なパン屋さん...」「雑誌で騒がれているレストラン...」とあちらこちらに人気の店舗があって、道行く人達の表情もこじゃんと楽しそうやったがです。あと一度だけはパリに行きたい!と心に誓うちょりますが、その時には、真っ先にLaurentさんの店に行かねばと思うちゅうがです。


店舗工事中


店舗の開店が予定より遅くなることはフランスでは常識だと言われよりましたが、自分がパリに行った時には既にオープンしているハズだったお店は、まだまだこれから厨房も作らねばなりませんし、内装も仕上げねばならない状態で、考えていたより何も無い空間でしたが、だからこそ一体どんなお店に変貌するがやうろか?店内を想像する楽しみがありましたけんど、ずっと期待していた店内画像も届いちゅうがぞね。


Laurent FAVRE MOT patisserie


「トレビアン!」工事の職人さんがいた現場からは想像も出来ないような素晴らしさぜよ。ここでスイーツをお持ち帰りもできるし、店内で簡単な食事等もできるようながです。


竹炭パウダー、Laurent Favre Mot


たまたまお伺いする事になったフランス行きは、海外にまで広がりだした竹炭の活用が食の本場のパリでどう試されゆうのか、肌で感じたいと思ったのが一番の大きな理由でもありました。パティシエのLaurent Favre-Motさんとパートナーのマガリさんには、新しい店舗の開店準備等もあった忙しい時期に、時間を取っていただいて、わざわざ竹炭スイーツを何種類も創作してくださり、美味しく頂かせてももらって、まっこと大満足やったがです。


竹虎の竹炭パウダー(Bamboo charcoal powder)、Laurent FAVRE MOTさん


日本が好きで、日本の素材を使い多くの方の笑顔を作っていく、本当に気さくで料理人仲間も多く、親しみやすいLaurentさんですが、是非日本にやってきて、日本唯一の虎竹はじめ竹にに関わり働く人達を見てもらいたいぜよ。自分がパリで肌で感じたと同じように、ご自身もその目で、しっかりと見てもらいたいと思いゆうがです。それが、もしかしたら竹や竹炭を、どう使い、発展させていくのか、創りだすスイーツに間違いなく広がりがでるように思うちょります。


「飛行機が苦手だからシベリア鉄道で行くか」冗談交じりにそんな事も話されよりましたが、日本の竹文化に触れることは直接料理に関係ないようで、実は深いところで確実に何かを変えてくれると思いよります。Laurentさん、きっと待っちょりますぜよ(笑)。













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冷蔵庫で実感、竹炭の力

2015年7月 4日

  竹炭(バラ)5キロ


5キロの竹炭というと、どんな量ですろうか?なかなか実感として分かりにくいので50センチの直径で、深さも15センチある大きな深竹ざるに入れてみましたぞね。実際に入れてみたら、ちっくと驚く程のボリューム感ですちや。梅雨時は湿気対策、あるいはニオイ対策で竹炭を使われる方も多いのです。たとえばトイレに置くと洗面所の隅やリビング、戸棚、下駄箱など、家のアチコチに置きたくなってきますので、かなりの量と思っていても実は、すぐに使ってなくなってしまうがです。そこで、調湿、消臭用として出来るだけお求めやすい竹炭(バラ)として「お達者クラブの竹炭」をご紹介させて頂いちゅうのです。


炭窯というのは実は種類が色々とあって、地元で焼かれる竹炭は、もちろん昔ながらの土窯ばかりですけんど、同じ土窯でも燃焼温度が違っていて、竹炭(バラ)は比較的低温の400度くらいで焼かれた竹炭なのです。アンモニア臭などの消臭に向いていてる竹炭でもあり、湿度の高い時には吸収し、乾燥してくると放出するという湿度の調節にも力を発揮するので置き竹炭に適した竹炭ぜよ。


竹炭(バラ)


お届けさせていただく時には土窯から出したそのままの状態です。かなり多い量ですので水洗いは結構大変かと思いますが、天気のよう休日など、もしお庭があるようでしたら是非外に出て大きな竹ざるがあれば最高ながですが、なければ何でも結構です。ホースの水などで軽く手でこすりながら洗うと手は真っ黒になりますが、何故か気分は晴々最高に気持ちがエイがです。


ただ、お達者クラブの竹炭は通常の竹炭(バラ)からしても、かなりお求めやすくしている分、本当に細かい竹炭が入る事もあります。これは一つの竹炭窯でも焼き上がり、出来映えが色々で袋詰めする際に、どうしても多少のバラ付きができてしまうのでご了解を頂きたいところです。けんど、そのような、あまりにも細かい竹炭は、庭の土に入れてもよいですし、竹虎では鉢植えの観葉植物などにも利用しています。


軽く水洗いして天日干ししていると、ピキピキ...ピキピキ...、乾いた竹炭から心地よい音が聞こえてくる事がありますぞね。天気が良ければ乾燥には、そんなに時間がかかりませんが、心地良い音色を聞きたくて、しばらくそのまま腰をおろしてみる事もあります。それぞれ用意した竹籠に入れ分けていきますが、小さな不織布の袋などを用意しておいて冷蔵庫にひとつ入れてみます。香りの強い食品が多い場合でも竹炭を入れておきましたら、少しビックリするくらいニオイが感じられなくなって、本当に竹炭の力を実感できるのではないかと思いますが、これが竹から生まれた自然そのものの機能性という事を考えると、つくづく改めて素晴らしさを感じずにはおれないのです。













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父の日、竹炭枕

2015年7月 3日

竹炭枕


先月の父の日は皆様どうやったですろうか?竹虎では父の日に、日頃お疲れのお父さんには快眠のプレゼントをしよう!と、いうことで土窯作りの竹炭がタップリ3キロも入った、ちょっと硬めの寝心地ですが、グッスリ寝られる竹炭枕をご紹介しちょりました。もしかしたら、この30年ブログをご覧になられている方の中にも、ご家族から頂いた方がおられるのではないろうか?そんな風にも思いながらお話しさせてもらいゆうがですが、父の日からなら、お使い頂いて、かれこれ2週間ばあになります。寝心地の方は一体どうですろうか?


特に、今は日本列島すっぽりと梅雨に入っていて湿気も高く、じめじめ寝苦しい夜がある地方もあるかと思うちょります。高知県は雨のせいか思うほど気温が上がっていませんので、その分助かっていて、今の所は熱帯夜というような事はありません。けんど、湿度の高い部屋は決して寝やすい環境ではありませんぞね。そこで、目立たず、クールに活躍しているのが竹炭枕ではないかと、そんな風に思っているのです。


実は自分も、この竹炭枕を愛用して3年になります。ちょうど梅雨に入り始めた頃に使いだしたと思うのですが、竹炭の調湿効果も期待してもありますが、何より硬めの枕に頭をのせた時に「ジャリ」という竹炭粒の音が気になる感じもありましたが、頭が枕に沈み込みこまず、何とも涼やかな感じがしたがです。ジャリ音も、すぐに気にならなくなり...というより気がついたら朝でした。


これは夏場にはエイのかも知れないなあ...。どうしてもっと早く使っていなかったのかと思いつつも、まあ、それでも夏限定で使うつもりでいたのです。ところが、確かに最初は夏だけの試用のつもりだったのが、この竹炭枕の寝心地があまりによくて、その年の秋になっても、寒い冬が来ても、そのまま使い続け、寝付きも最高なので結局未だに手放せなくなっちゅうのです。さてさて、そこで自分と同じように思われちゅう方もおるろうか?そんな事が気になっている今日この頃ですぞね。













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虎竹の里炭石鹸と地の塩社

2015年6月11日

 

地の塩社研究室


もうコチラの地の塩社さんとは長い長いお付き合いになるがぜよ。そもそも炭の吸着力などを活かした炭石鹸を作りたいと思うて、全国の石鹸のメーカーさんを探しまわっていた時に、偶然出会うた熊本にある自然派石鹸の製造会社様やったのです。


小さい頃から肌が弱く、アトピー体質やった自分は、虎竹の里から汽車に2時間ちかくも揺られて高知市内の皮膚科に通いました。母は今でも「皮膚科の病院に一体幾ら使うたか知れん」などと話してくれますが、あまりに快方に向かわない自分の痒みに、ついには神頼みになったのか?菩提寺に連れて行かれて燃えさかる炎の上で真っ裸で捧げられ、祈祷していただいたという記憶もある程なのです。


熊本の大自然


数十個も取り寄せたサンプルや試供品の石鹸を自分が時間をかけて試し、使い心地の良さに満足して最後の最後にたどり着いたのが今の炭石鹸やったのですが、後から会社概要を拝見して、自分達と同じように自然豊かな環境の中で仕事をされている様子が伺えて、こじゃんと安心しましたぞね。熊本には世界有数の阿蘇カルデラがあり水の宝庫などとも言われちょります。その豊富で綺麗な水を使い製品作りをされているのをみて、自分達の炭石鹸を作っていただく事を決めたのです。


虎竹の里炭石鹸工場


たまに炭石鹸工場にはお伺いさせていただく事もあるのです。衣類のゴミをローラーで丁寧に取りのぞき、靴を専用のスリッパに履き替え、手洗いをした上でエアシャワーでホコリやばい菌類が入り込まないよう、さすがに徹底した衛生管理をされちょって、いつも感心してしまうがです。


虎竹の里炭石鹸工場エアシャワー


このような厳重な管理の元で製造されていく虎竹の里炭石鹸ですが、只今、更に使いやすく、皆様に愛される品質にしたいと思うて、リニューアルをさせていただく事にしたがです。一番のポイントは石鹸に含まれる薬用炭とよばれる炭の中でも特殊な炭、つまり当社なら化粧品に属する、つまり石鹸やシャンプー、リンスなど、ごく限られた製品にだけ使われる炭にこだわったのです。


虎竹の里炭石鹸製造工場


薬用炭には細かい分析試験項目があります。化粧品などに適合する炭にするには、この全てにクリアする必要があるのです。これが純度試験から硫化物、シアン化合物、酸可溶物、重金属など、定められた色々な項目があり、普通の竹炭では適合せんのです。自分達には竹や竹炭の専門知識はあっても、このような分析試験の事は分からない事が多かったのです。そこで、高知県工業試験所さんのご協力をいただきながら何度も挑戦し、ようやく適合竹炭の精製に成功したのです。


しかし、まだまだこれで簡単に竹炭石鹸ができるという事ではないがです。虎竹の里炭石鹸の素材は、石鹸素地に水と炭だけというシンプルなもの。その薬用竹炭の含有量などでもパーセンテージを変えた試作石鹸を何パターンも作り、自分はもちろんですけんど、虎竹の里炭石鹸を愛用する社員や、身近なお客様を中心に、時間をかけて使用テストを繰り返していくのです。薬用竹炭は本当に細かでなめならかパウダーですけんど、電子顕微鏡で見ると、今までの薬用炭とは形が違うなど、使い心地に影響のでそうな事も考えられちょりました。


そして、自分が何ともいうても大事にする竹炭の含有量は、今まで同様に最大限にまで持って来たいと、ずっと思っていたのです。まっこと微量な竹炭の増減も人の敏感な肌には嘘はつけないようぞね。0.01%のような細かな刻みで量を微調整し、今まで以上に皆様に喜んでいただける竹炭石鹸にしたいと思えば思うほど、試験期間は延び延びになってしまい、新しい石鹸が出来上がっているハズが、ついには売り切れとなってしもうちょります。炭石鹸をご愛用いただく皆様には、本当にご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ない気持ちでいっぱいながです。


正直申し上げたら、早めに手をうち製造にかかれば、1ヶ月も2ヶ月も品切れというような事はなかったと思うちょります。けんど、せっかく新しい竹炭石鹸の誕生ですきに、少しでも使い心地の良いものを納得いくまで追求したいがです。ご愛用の皆様には、お待ちいただいただけの甲斐はある、本当に使い心地の良い竹炭石鹸になりますきに、どうぞ楽しみにお待ちいただきたいと思いゆうがです。













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田中淳シェフ「Restaurant A.T」

2015年5月27日

  田中淳(Atsushi Tanaka)、竹虎四代目


いつもお話しさせていただきますけんど食に炭を使う事自体は、正直新しい事でも何でもなく昔から日本では民間療法的にあった事ですぞね。それが、たまたま見直されて今や国内では様々な食材に使われています。パンやお菓子だけでなくて、レストランの一品料理にも出てくるようになり、まっこと、面白い時代やにゃあ。あの竹炭を炭窯でかじる言いよった職人さんが見たら、どんな風に思うろうにゃあ...。けんど、これが世界の食をリードしゆうパリにまでとなったなら、これは何と凄い事やろうかと思いよったがです。


そうこうしている間にパリで大注目されちゅうという日本人シェフ、田中淳(Atsushi Tanaka)さんの「Restaurant A.T」を知る事になったがぞね。実はこの方、地元のフランス料理人の間でも広く知られる存在で、あのミシュランの星の付くのも間違いないと言われちゅうそうぜよ。日本から遠く海外まで行って、まっこと素晴らしい方やと感激しましたぞね。


Atsushi Tanaka、Laurent Favre-Mot、竹虎四代目(山岸義浩)、Ben Bibenbou、Sang-Hoon Degeimbre、Catherine Seiler Luttmann


「Restaurant A.T」さんに行きたいと、パティシエのLaurent Favre-Motさんに頼んだら、ちょうど自分達も行きたいと思っていた店だったとの事で、話しはトントン拍子に進んで、料理関係のご友人の方なども含めて、一緒に予約をしていただいちょりました。中にはベルギーで二つ星のレストランをされているシェフの方もおられます。こうやってパリでお店をされるという事は、毎日のように舌の肥えたお客様を相手にされるという事で、日々、挑戦と進化の積み重ね、まっこと凄いにゃあと思うがです。


竹炭チップス(Bamboo charcoal)、Laurent Favre Mot


さて、田中淳さんの、コースはいきなりの先制パンチ、竹炭のチップスから幕を開けますぜよ。これからの期待を更に盛り上げる嬉しい一品でした。


「Restaurant A.T」(Atsushi Tanaka)

「Restaurant A.T」(竹炭、Bamboo charcoal)


それから自分が勝手に名付けた竹炭三種盛り?おっと実際にはそれぞれお皿が別なので三種盛りではないがですが、竹炭入りの料理が連続3連チャンで運ばれます。


「Restaurant A.T」(竹炭、Bamboo charcoal)


最初のインパクトから、すっかり心を奪われちょりましたが、次々と出していただく料理が新鮮な感覚で美味しく、食事が楽しくて次の料理が待ち遠しくなってきますぞね。きっと、この方は絵心があると思うがです。お皿が一枚、一枚、彩りが美しく、まるで絵画のようやきです。白いお皿に効果的に黒い竹炭粉を使う事によって、今まで見た事もないフランス料理の表現がされちょりますが、黒は主役にもなれるし、脇役として他の主役を引き立てる事もできる、使い勝手のエイ色合いではないかと思うたがぞね。


「Restaurant A.T」

レストランA.T、竹炭、Bamboo charcoal

レストラン A.T

「Restaurant A.T」竹炭、Bamboo charcoal


最後のデザートに致るまで竹炭を使うちょります。炭の量を調節することにより黒色でも濃淡ができますちや。確か黒に種類が何種類もあるのは日本ではなかったろうか?日本の繊細な色使い、感覚がフランス料理の世界でも、十二分に活かされているようにも感じたがです。


田中淳(Atsushi Tanaka)、竹虎四代目(山岸義浩)


食事を終えた後に田中さんが厨房で竹炭と料理について、いろいろと教えてくれるがです。結局、今夜の12品のうち竹炭が入ったのは6品。今度は、12品全部に使ってチャレンジしたい、そう話されていた表情は、すでに自信たっぷりやったです。


今度...?


精一杯頑張って、ようやくの思いで、はじめてパリに来て、もう二度とフランスには来る事もないろうと思いよりましたが、むむむ、、、Laurent Favre-Motさんの店もオープンしてなかったし、あと一度だけは何としても渡仏する運命ながやろうか?


Atsushi Tanaka、YOSHIHIRO YAMAGISHI、Sang-Hoon Degeimbre、Ben Bibenbou


田中さんの料理はアート的なところが感じられますきに、つい勝手なイメージがありましたけんど、まっこと気さくで話しやすい方やったです。料理の味だけでなく、人間味ても魅力的な方で、嬉しい出会いやったぜよ。


さて、話しは少し変わりますけんど、ピエール・ガニェール(Pierre Gagnaire)さんという方を、たまたまテレビで拝見したばかりだったのです。食通の方なら知らない人のいないフランスで有名なシェフであり、聞くと日本にもお店があって大変な人気のようながです。田舎者の自分は、高級なフレンチのような世界には縁遠く、実は、存知上げていなかったのですが、この方の立ち振る舞いが格好よくて、見た瞬間から画面の前に釘付けになりましたぞね。白衣を着ちょりますので料理をされる方というのは一目瞭然ですが、フランス料理のシェフと言うよりも芸術家かアスリートのような、チラリと見え隠れするストイックな感じと、料理を心から楽しんでいる姿に、まっこと魅入られてしもうちょったがです。


時間を費やせ(prends le temps)ピエール・ガニェール(Pierre Gagnaire)


そして、最後にピエール・ガニェールさんが言うた言葉にしびれたぜよ。生きている事自体が夢であり、自分にとってプレゼントのようなもの、だから、他の多くの人を喜ばせたい、幸せにしたい、そんな事を話された後にこの言葉が出てきたがです。


「 prends le temps(時間を費やせ) 」


まさに、これは田舎者で頭が悪く、人より全てにおいて劣る自分が心がけて来た事でした。準備が長く必要なので誰よりも早く会社に行く。要領が悪い分は、誰よりも時間を使うことでカバーする。


けんど、自分は朝から晩まで竹の事ばかり考えて、実はこれでエイがやろうか?そう思うてしまう事もあったのです。けんど、この言葉が自分の毎日をも肯定してくれ、間違うてないよと、背中を押してくれちゅうような気がして本当に嬉しく思いました。それで、このシェフの名前は忘れたくないなと写真を撮っておいたのです。そしたら、何と田中淳さんが若かりし日にピエール・ガニェールさんに感銘を受け、この方の店で料理人としての修行もされたというのを後から知ったがぜよ。いやいや、さらに不思議なご縁やにゃあと思うたのです。田中淳シェフに又お会いできる日はあるろうか?目と舌が喜ぶ料理を食させていただける機会はあるろうか?その日が来ることを信じて、今日も頑張るがぞね。













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Laurent Favre-Motさんの竹炭スイーツ

2015年5月20日

Laurent Favre-Motさんの竹炭スイーツ


そもそもフランスのパティシエさんからお声が掛かったのは、パリ在住の日本人の方を通してやったがです。突然に竹炭パウダーを使ったスイーツ作りをされたいとのお話しでしたが、日本では、すっかり定着して色々な食品に使われる竹炭なので、ヨーロッパで注目されるようになっても不思議ではないとは思いよりました。


けんど何というたち花の都パリですぞね。洋菓子というたら世界最高峰のいうてもエイような、まさに本場中の本場。そんな夢のような街で活躍されている方からの竹炭を使ってみたいとのお問い合わせに、まっこと心が躍ったのです。だから、山ばかりの虎竹の里から煌びやかな憧れの街というと、想像もつかないくらい極端に差があるにゃあと思いながらも、一度、お伺いしてみる事にしたがぜよ。


竹炭スイーツ


田舎者で大きな空港では迷ってしまい飛行機にも乗れない自分が、まっこと、まさかパリまで行くとは考えても見なかった事ですちや。そして、その彼の地に、真っ黒な竹炭が届けられて、一体どんなスイーツが完成するがやろうか?実はあまりにドキドキわくわくしすぎて12時間くらいかかるフライトも、「あれっ早から着いたろうか...」そんな風に思うくらいアッと言う間やったちや。初めてのフランスの空港でも、ドキドキしたはずですけんど、さっぱり何も感じんかったぜよ!それっぱあ、フランス人パティシエ、Laurent Favre-Motさんにお会い出来る事を楽しみにしちょったがぜよ。


Laurent Favre-Motさんの工房


竹虎でも毎日のように投稿させてもらいよりますが、最近ではフェィスブックなどというものがあってLaurentさんが、どんな方なのかは、だいたい分かっちょりました。けんど、何か職人気質な頑固さのある少し怖そうな方やにゃあ、眼光鋭い写真を見てそう思いよったがです。


Laurent Favre-Motさんの竹炭お菓子


ところが、お会いさせてもろうたら、どうやろうか、こじゃんと(とても)気さくで陽気、笑顔の格好のエイ、クールな方やったがです。しかも、パートナーの方も遠くからでも華を感じられるようなパリジェンヌ!個性的でもあり、感性豊かそうなお二人を拝見させていただいて、これは竹炭を使うた、とびきりなスイーツを体感できると期待が高まったがぜよ。


竹炭生地


普段は恐らく部外者には、こんな風にご自分の仕事を見せる事もないかと思いますが、今日はLaurentさんが生地作りから詳しく見学させて頂く事になっちゅうがです。淡々と手際よく進める仕事ぶりはさすがプロですちや。けんど、フランス語は案外早口ですし何を言うているのか、さっぱりぞね。Laurentさんが、何か話たりすると間髪いれず通訳をして頂く方がいてくれて、今回は本当に助かっちゅうがです。実はあまり表に見えないこのような素晴らしい方々のお力添えがあって、パリでも、まるで高知にいるかのような仕事ができたがです。


竹炭焼き菓子


竹炭入りの焼き菓子やスポンジを試作してくれます。スポンジ生地はレンジに入れて簡単に膨らませよりましたが、それぞれを、一つかみ食べて食感を確かめさせてもらいますと、竹炭の黒い色合いは、しっかり付いちゅうのに、口に微妙に残ったりするザラ感がないのは、配合を何度か調整されているのだと思うたがです。


竹炭粉


こんな粉状のものまで作られちゅうちや。バニラやイチゴのアイスクリームの上からかけるがやろうか?白×黒あるいは赤×黒と色合いに変化を持たせたい時にはエイろうにゃあ。後は、何かのスイーツに使うのだと思うのですが、本場フランスのお菓子、やはり奥は深いようなのです。


パリのパティシエ、Laurent Favre-Motさん


実はLaurentさんは新しいお店を出されるという事でした。自分がパリに到着する時には既にオープン予定であったものが、工事が遅れてしまい新しいお店に行く事ができません。そこで、別に用意していた工房で、色々なお菓子の試作を繰り返されているLaurentさんだったのです。なぜ竹炭に注目したのかと聞いてみました。すると、竹炭微粉末をスイーツに取り入れる事によって、今までのフランスのお菓子にはなかった彩りや風味の表現が、自分のインスピレーションで幅広くできるようになったと話されちょりました。


Laurentさんは日本が大好きな方なのです。お菓子職人としての自分の求めるオリジナリティや自分が作りたいモノ作りを追求していくなかで、好きな日本の「竹文化」というのは当然でてくるがですろう。Restaurant A.Tという同じように炭を使うた料理を創作されているのも日本人シェフとの事ですが、いつもお話しさせていただくようにイネ科である竹は、お米の品質がそうであるように、竹の品質は日本が世界一だと確信しちょります。今までにない最高のスイーツを求めていくのなら日本の竹炭といのうは、さすがLaurentさんです、一流のパティシエらしい選択ながぞね。


ローランさん創作竹炭スイーツ


日本びいきのパティシエさんが創作した作品の一つに、「まんじゅう」があったぜよ。おっと、いやいや、饅頭とは呼ばないと思うがですが、そんな形を思い起こさせる表面の薄皮に微量の竹炭が使われちょります。上品なグレーは自分も好きな色合いです。白、黒、グレーは日本の城好きならピンとくる色の取り合わせ、白は漆喰壁、黒は焼板の黒壁、そして瓦のグレーです。フランス人のLaurentさんが、そこまで意識したとは思えませんが、形から色合いに到るまで、まるで日本を表したかのようなスイーツぜよ。


お菓子の中身には濃厚なバニラアイスが入っていますけんど、その真ん中、饅頭で例えるとアンコの中心部分には、今度は竹炭パウダーを沢山入れて黒くなったコアスイーツが隠されちゅう。底には岩おこしのように砕いたアーモンド類を敷き詰めた創作MANJUスイーツ、これが又、何とも説明ができないような甘さと美味しさやったがぜよ。













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こじゃんと、お得な消臭用竹炭

2015年4月28日

お徳用竹炭


高知は何と84%森林という森林県ですので、その分、山の恵みをずっと享受してきた地域と言えるかも知れませんぞね。馬路村という村は柚子で有名になり「ごっくん馬路村」などの大ヒット商品を生み出しちょりますので、ご存じの方も多いですろう。その馬路村も高知でも山深い所にありますが、さらに、そこから奥に入った所に魚梁瀬(やなせ)という場所があり、ここは昔から有名な杉の産地ながぜよ。魚梁瀬杉と呼ばれて何と大阪城を建造する時にも運ばれていったそうなので、日本でも有数の品質なのは間違いないと思うのです。


そんな山の自然が豊かな高知ですので、炭焼きの文化も自ずと発達したのではないかと思うちょります。土佐備長炭は有名ですが、そのような本格的な製品にする炭窯でなくとも、大きさも、形も様々な窯が山間部には点在しているのです。そして、炭焼きの技術を継承されている方々がおられます。こういう一面を見ただけでも高知が昔から山と密接な関係を持って、森林と上手に付き合ってきたという事を垣間見る思いぜよ。竹虎で、こじゃんと(とても)お得に販売させて頂きよります。お達者クラブの竹炭も、そんな炭窯の一つで焼かれているのです。


もともと地域の元気なお年寄りの皆さんが集まって焼かれている竹炭なので「お達者」という名前を付けて皆様にご紹介させて頂いちょりますが、竹炭の材料となる竹は近くに沢山ありますものの、太くて長い竹の伐採や切断などは大変な力仕事です。無理をされないようにペース配分してもらいながら、できるだけ長く続けていってもらいたいと願うちゅうのです。


消臭用竹炭


竹炭は燃焼温度により性質が変わります。400度程度の低温で焼かれた竹炭は、アンモニアのようなアルカリ性物質の吸着や、湿度調節に向いていますので使い道によっては、低温で安価な竹炭でも十分にお使いいただけるがです。


ただ一点ご注意いただきたいのは竹炭自体が柔らかいので、形が均一ではありません、竹炭(バラ)と同じようにバラバラながです。更に窯出しや、持ち運びの際にも割れたりします。土窯で一回ごと性質の違う竹を気候条件の違う中で焼くものですから、それぞれ焼き上がりが違ってくるのですが、概ね、かなり細かい竹炭粒が入る事が多くなっていますぞね。


窯出しした状態でお届けしちょりますので、水洗いをしていただくようにしていますが、その際には細かいと多少洗いづらく手間がかかる事もありますろう。けんど、不織布の小さな袋にいれて消臭用などにご使用いただく場合には、かえって細かい粒の方が表面積も増えて効果があるがです。今後も続けられる限りお届けしたい竹炭のひとつですぞね。













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白い竹炭コロッケ

2015年3月14日

白い竹炭コロッケ


田舎者の自分は粗食に耐える方で、何でも美味しくいただけるタイプなのですが、真剣に「食」に取り組まれ、実践される方々がおられます。もちろん安心、安全と言うだけではなくて、人を魅了するような美味しさ、楽しさが、そこにはあるのです。なかなか簡単な事ではないし、誰でも出来る事でもありませんがそれを見事に体現されゆう方が近江牛ドットコムの新保吉伸さんぜよ。


肉と言う食材を中心に「出会い」を創造する「肉Meets」は、不定期ながらすでに30数回を重ねられちょって、常に満席、毎回大好評のうちに幕引きとなる素晴らしいイベントぜよ。このようなリアルの取り組みの活性化には、近年のフェィスブックなど便利なSNSの登場があり、上手な活用をされちゅう事もあります。地方から情報発信する自分たち小さな企業にも、見習う点が多々ある事は間違いではないのですが、ただ忘れてはいけない一番大事な点は、たまたま「志に技術進歩が重なって加速しただけ」と言う事、誰でも出来る事であり、誰でも出来ない事ながぜよ。


さて、そんな新保さんの案内で2年半ほど前になりますが、滋賀県で畜産を営まれよります木下牧場さんにお伺いした事があったがです。そして、その時に、ちょうど出会った子牛に「竹虎」と言う名前を付けていただきましたぞね。まっこと時の過ぎるのは早いものでその時の牛が食肉となり、いよいよ食される事になったがぜよ。


「竹虎くんを食べる会」が開催されましたのは、東京は東急田園都市線三軒茶屋から徒歩5分にある「愛と胃袋」さん。一度聞いたら忘れないような強烈な店名ですけんど、前に寄せさせてもらった時の食事もこじゃんと美味しく、忘れられないレストランとなっちょりました。ついでに、最初に来た時には、この駅で降りた事がなかったので、迷ってようやく辿り着いたので道順もバッチリ忘れられません(笑)けんど、道を覚えたら駅の南口からすぐですきに、自分のような地方から来られた方でも、まっこと5分で到着しますぞね。


今回のメニューを拝見しますと「竹虎くん」と言うことで、「愛と胃袋」のシェフ鈴木信作さんには気を使っていただき、竹虎の竹炭を使うた料理を用意して頂いちょりました。実は以前のブログでもお話したように、竹炭コロッケは前にも一度だけ別のお店で食した事があったがです。その時の竹炭コロッケは見た目が、まさに竹炭の真っ黒。ナイフで半分に割って見たら鮮やかな白という工夫がされちょりました。


信作シェフの創作はどんなやろうか?楽しみにしちょましたら運ばれてきた竹炭コロッケは白!ややっ!?これは...意外な色合いやと思い良く見たら、衣の下の方にうっすら黒さが見えよります。「なるほど、こう来たかよ...」この日の料理は竹虎くんだけに自分も携帯した虎竹箸で全部食させてもらいよりました。そこで、お箸で半分に割ってみたら、おおっ!中はやっぱり真っ黒ではないですか!日本料理は目で食べると言われよりますが、見た目で楽しむのは料理のジャンルを超えた万国共通の事ですろう。


実は今回の主役の「竹虎くん」は胃腸が弱っていた時期があり、その時には竹炭を食べさせたら調子がよくなったそうながです。竹炭で育ち、竹炭で食させていただく。考えたら、この一皿にどれだけの人々の手が掛かっちょりますろうか?最後に、その多くの人の思いを凝縮して出すのがシェフの仕事としたならこんな、やりがいのある仕事はないがぜよ。常に挑戦し続けられゆう信作シェフと、集っていただいた皆様、この日の一品は本当に感慨深いものになりましたぞね。













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