王様気分の円座!七島藺渦巻円座

 
七島藺渦巻円座


ところで七島藺で編まれた製品の中で一際物凄いオーラをまとっているのがこの七島藺渦巻円座。とにかく存在感はハンパありせん。職人さんに見せていただいた時の衝撃は今でも忘れられないくらい、「あっあっ!」と思わず上ずった声がでました(笑)。


七島藺渦巻円座


どうですか?このサイズ感。日本国内にも自然素材で編まれた円座は色々あるものの数ある円座の頂点に君臨するかのような、まさに円座の中の円座!


七島藺渦巻円座の座り心地


ふっくらと盛り上がる編み込みの座り心地は、まさに最上級。予想を上回る使用感はお試しいただく他ありません。


七島藺畳表


特筆すべきは、元々貴重な素材である七島藺を何と贅沢に畳一畳分まるまる使って製作されている事。


七島藺渦巻円座縁かがり


七島藺渦巻円座、竹虎四代目(山岸義浩)


サイズもゆったり65センチありますから、まるで王様気分でのんびり過ごす休日にこそ愛用したいものです。




七島藺縄編み円座の作り方

 
七島藺縄編み円座


七島藺(しちとうい)の生産農家さんにお話しを伺うと、驚くほど強く、耐火性もある七島藺をまだまだこれから復活させていきたいという思いが伝わってきます。国東特有であり350年の歴史があるという地域性が虎竹の里に通じるものを感じました。そして、かって暖房などのない時代には、特に寒い地方での暮らしには囲炉裏が無くてはならないものの一つであり、耐火性の高い素材で編まれた円座はさぞ重宝されたのではないかと推察します。


七島藺縄編み円座


縄編み円座は七島藺を縄状に編み込みながら少しづつグルグルと巻いて製造していきます。縄が糸でギッシリと編み込まれているので特有の座り心地が楽しめるのです。


七島藺縄編み円座


青々とした草の色合いは年月と共に飴色に変わるのは竹と同じです。息をしている七島藺は湿気の多い季節にはカビがでることもありますが、枯れた色合いに変化する頃にはその心配もなくなります。とにかく長持ちさせるには毎日のように使い込むことで、これも竹の使い方に似ています。


七島藺縄編み円座を編む職人


七島藺縄編み円座、竹虎四代目(山岸義浩)


竹皮草履を編む時に使う三又と同じ道具を使って円座を製作されます。こちらでは五本の指が立っているだけで全く同じ構造に親近感を覚えます。




七島藺(しちとうい)とイグサ

七島藺草履


自分が履いているのは竹皮草履ではありません、七島藺(しちとうい)と言うイグサに似た素材で編まれた草履です。とても良く編まれていて鼻緒もソフトで履き慣れない方にも痛くならずにご愛用いただけるのではないでしょうか。ただ、少し足裏への刺激が優しすぎて竹皮草履のサラリとした感触がモノ足りなく思います。そこで、硬めのEVAスポンジを貼ってスリッパタイプにしてみる事にしています。




実は七島藺に辿り付くまでには、祖母から受け継いだ機織り機を使いイグサ縄で籠を編む岡山県の須浪亨商店さんがありました。元々はイグサ栽培の盛んな地域と言うことでお伺いしてイグサの香りに包まれた瞬間に母の実家が高知県は土佐市で栽培していたイグサや製造していたゴザの記憶が蘇りました。


七島藺


興味が沸いてきたイグサを見ていて、ふと思い出したのが随分前に聞いた事のある七島藺(しちとうい)だったのです。イグサに似ているものの実はカヤツリグサ科という全く違う植物で、350年もの歴史がありながら現在では国東半島で10軒足らずの農家さんが栽培するだけになっています。

 
七島藺織機


イグサの5~6倍もの摩擦強度があり、耐火能力も備えている七島藺が衰退したのは、三角形の断面をした草の形が大量生産する機械化に向かなかったためと聞きました。


七島藺スリッパ


ところが、やはりこれだけ長く愛されてきた素材です。刈り取り作業の写真を手にすると小さい頃に母の実家で見た真夏のイグサ収穫とそっくりです。懐かしい光景だなあと思っている中で面白いスリッパにも出会いました。


懐かしい竹根の灯を見つけました

 
竹根の灯


これは珍しい竹灯を見つけました、このような竹製品は部屋に入るとすぐに目に飛び込んできます(笑)。あまり気にされていない方が多いかも知れませんが、実は昭和のご自宅にはあっちにもこっちにも実に様々な竹の照明が当たり前のように取り付けられていました。今となっては貴重品のようになっているペンダントライトを見ながら改めて竹が身近であった古き良き時代を思います。


竹のペンダントライト


この球形の電灯で縦にゆったりした丸いカーブを描いているフレーム部分も竹です。竹ならではの優しいしなりを活かした作りで、更に竹特有の繊維の流れが模様になって表れています。ポイントにされているのが均一の太さと長さで並んでいる竹根、全体を引き締めてしっかりとまとめています。


竹灯


需要も少なくなって竹根を掘る職人さんもいなくなり現在ではこのような使い方は出来かねてます。けれど竹の曲線をデザインに取り入れた丸い灯は健在で、このような虎竹フロアライト(丸)大が当時の雰囲気を伝えるかのように頑張っています。




竹虎四代目が痛恨のミス!虎竹トイレットペーパー籠を限定販売

 
虎竹トイレットペーパー籠


こちらは日本唯一の虎竹で編んだ虎竹トイレットペーパー籠なのです、少し分かりづらいですが左右ひとつづつの竹籠を並べています。見比べているのですがお分かりでしょうか...?虎柄もあるし何だかご覧いただくのも大変なので申し上げますと編み目の大きさが微妙に異なっているのです。


虎竹トイレットペーパー籠


編み目だけでは伝わりづらいサイズ感も、こうして並べて置いてみますと結構お分かりいただけそうです。左右どちらも高さは同じなのに左側の籠は編み目がちょっとだけ大きいために底が付いてしまっています(涙)。同寸の虎竹骨を入れても、この通りなので通気性が良いとは言えません。竹虎四代目痛恨のミスです!しかし20個も完成してしまいましたので今回は訳ありの特別価格にて限定販売させていただきます。下のYouTube動画もご覧いただきご検討ください~色々とお使い頂けそうな虎竹籠です。




虎竹スマホスタンドが便利になって帰って来た!

 
虎竹スマホスタンド


自分のデスクの上には、ずっと愛用している竹製品、竹細工が沢山あります。今こうして30年ブログを書いているパソコンの近くだけでも左側から見て竹張りの書類入れ、竹コースター、虎竹やたら編み小物入れ、ジョイント部分に根曲竹を使ったペン皿、渡辺竹清先生の煤竹小皿、豆ざる、竹名刺ホルダー、竹根茶碗、煤竹やたら編み文鎮そして複数の竹筒には沢山のサンプル竹箸はじめ、竹カトラリー、竹ペーパーナイフ、耳かき、竹物差しなどなど...。


虎竹スマホスタンド


そんな色々な竹グッズの中に、ずっと昔から愛用している竹携帯ホルダーと虎竹スマホスタンドがあるのです。竹携帯ホルダーは、まだガラケーが中心だった頃に作られた細身のタイプで竹根が使われているのが格好良くてお気に入り(笑)、実は今でもスマホとは別にガラケーも使っていますので毎日活躍しています。スマートフォンが普及した頃に作ったスマホスタンドと並んで鎮座しているのです。


虎竹スマホスタンド


ずっと愛用しているので自分以外の方にもきっと喜んでいただけると思いながら、なかなかリニューアルできずに来ましたが、ようやく今回構想が固まり新しい虎竹スマホスタンドをご紹介できるようになりました!昔に比べてスマホはサイズが大きくなっていますので座面面積を約25%広くして、更に足元まで虎竹張りにした圧倒的な見栄えの良さですが、一番のポイントはつっかえ部分の部材をセパレートにした事です。


虎竹スマホスタンドはめ込み


以前のタイプは箱に入れると結構なサイズになりましたけれど、部材が別れればコンパクトに持ち運びもできます。穴につっかえ部分をカチリとはめ込むだけで簡単に組み立てられます、スマホをのせる前面部分には艶消しの黒で塗装しました。


虎竹スマホスタンドと竹虎四代目(山岸義浩)


虎竹スマホスタンドの充電


竹虎ロゴマークの刻印を入れています、「EST.1894」とは竹虎創業明治27年の意味あいです。もちろん、スマホをのせたまま充電もできるように工夫していますので快適にお使いいただけます。




虎竹リースを飾り付け

 
虎竹リース


今年、新しく登場ざせていただいた虎竹リースをご覧いただきましたでしょうか?虎竹の里のような田舎でも最近はクリスマスともなれば、それぞれ思い思いのリースを壁に飾っているのを見かけます。緑と赤を基調にしたものが多いようですが、中にはドライフラワーなど使ったお洒落な物もあり一年通して楽しめるものなのです。


虎竹リース


虎竹リース


糖質ダイエットをしているせいでしょうか?沢山出来たので並べて見ていると虎竹リースが何やら焦げ目のついた焼き菓子のようで、やけに美味しそうです(笑)。


虎竹リース


美味しそうな(?)虎竹のまま飾ってもいいですし、お使いの方のセンスで少しアレンジされても全く違う雰囲気になります。まだまだどうなるのか分かりせんけれど、今はコロナも少し落ち着いています、年末・年始は家族やお友達で集まる機会があるかも知れませんので、にぎわうお部屋に飾っていただければと思っています。




虎竹と白竹の花籠「紫陽花」

 
虎竹花籠 紫陽花


今年は虎竹の花籠を、全国の皆様にもう一度見直して頂きたいと思った一年でもありました。何度も何度もお話させて頂く事ですが(笑)、かっては「この花籠を誰か食べているのか?」と職人が軽口を言うほど毎日、毎日作っても作っても間に合わないほど竹花籠が売れて行った時代がありました。今では信じられない話ですけれど、その頃からずっとあった花器のひとつが虎竹花籠紫陽花です。


白竹花籠


この虎竹で編まれた花籠を、まったく同じ形、大きさに白竹で編んだ籠を拝見する機会がありました。ひと昔ならいざ知らず、花籠を手に取っていただく機会が少ない昨今では、かなりレアな籠に思わず表情が緩みました。


ハリセンボンのような花籠


竹の楽しさや、作り手の思いで自由自在に広がる竹の世界を感じるハリセンボンのような面白い籠もあります。


虎竹花籠 紫陽花


竹籠は、作り手も自由ですが、使い手にも決まり事などありません。お好きな籠に、気に入った花を一輪入れると花籠は生き返ったように輝いて見えます。




4メートルの竹を一本そのまま贅沢に使った虎竹リース

 
虎竹リース


これからクリスマスやお正月など室内装飾をする機会が多くなるかと思いますが、今年は4メートルもの長さの虎竹を割って丁寧にヒゴ取りし、一本まるまる使い切って編み込んだ、ちょっと贅沢な虎竹リースが新登場です。


虎竹リース、竹虎四代目(山岸義浩)


沢山製作する事もできませんので大きさは一般のご家庭でも使いやすい24センチサイズのみとしています。しかし、それにしても綺麗な円形にガッシリと編まれています。


虎竹装飾


厚みは約8センチあって、かなりの存在感です。


虎竹造花リース


虎竹飾りリース、吊り紐


壁に引っ掛ける紐は籐巻きに通して作っています。


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虎竹リース、花スタンド


虎竹リースそのままでお使いいただいても良いですし、年末、年始はもちろん一年通して四季折々の演出をお楽しみいただく事もできそうです。




リモートワークに虎竹で編まれた書斎籠

 
虎竹八ツ目書類籠(漆)


昨年からのコロナ禍によって自宅にいながら仕事をされるリモートワーカーという働き方が増えたそうです。地方では少し耳にする事あるものの、変化が遅いのか自分達自身現場に来なければ業務できない事も多いので、実は周りではあまり実感はないのです。しかし、全国のお客様を見た場合は、やはり出社されない皆様も多いように感じています。


虎竹八ツ目書類籠(漆)、竹虎四代目(山岸義浩)


このA4サイズがちょうど入る虎竹八ツ目書類籠は、ご自宅の書斎をオフィスにされている方に、会社とは違うご自身だけの少し高級感と自然素材の温もりを感じながらデスクワークしていただければと思いご紹介しています。


虎竹八ツ目書類籠(漆)


竹編みの内側をご覧いただいても少し色目が濃くなっていますけれど、全体的に漆を塗布して渋さが増した作りです。


虎竹八ツ目書類籠(漆)


底部分にはH型に力竹を入れて細い丸竹で足を付けていますので通気性もバツグンです。


虎竹スクエアバスケット(書類籠)


書類籠と言えば一足先に製作した虎竹スクエアバスケットがあります。書類を入れる必要のないご家庭では身の周りの日用品を収納して便利にお使いいただけます。スクエアバスケットが虎竹を使ってどのように製作されているのか?動画でご覧いただけるように準備いたしておりますので、お時間ありましたらどうぞ!