虎竹の竹灯り、クリア電球とLED

2017年10月 5日

虎竹フロアライト、竹虎四代目


昨日まで連日お話しさせていただきました30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」bambu indahのバンブーテントに吊り下げられていました竹灯りを思い出すような虎竹フロアライトぜよ。


竹の灯りには、まっこと心和ませる不思議な力があります。浮かび上がる、ゆるやかな竹ならではのラインがその秘密かも知れません。


虎竹フロアライト(丸)


秋の夜長にはもってこいの静かな灯りでありますが大小ふたつの大きさがありますのでお部屋の広さやお好みに合わせてお選びいただいて楽しんでもらえたらと思うのです。


虎竹フロアライト(丸)改善前


実は、この虎竹フロアライト(丸)には最初クリア電球を入れていました。土佐和紙を下の部分だけ竹ヒゴに合わせてジクザグに切取れば、このような美しい灯り模様を照らしだすことができます。


たまらない魅力のひとつではある事に間違いありませんが、クリア電球は非常に熱を持ちますので床に置くタイプのライトでは少し安全性において不安があると感じていました。


虎竹フロアライト(丸)LED電球


そこで、せっかくの竹の影絵は消えてしまいますが安全性と節電性に優れたLED電球に交換する事にしたのです。この電球でしたら熱を持たず誤って触れても火傷をする事はありません。


虎竹フロアライト(丸)LED電球


LEDの灯りは土佐和紙を通して優しく、優美に室内を明るくします。


虎竹フロアライト(丸筒)


今回、新登場した虎竹フロアライト(丸筒)にしても、虎竹フロアライト(卵)にしても同じように熱を持たないLED電球にしており昔ながらの風情と共に安全性も十分に確保されています。


もう、随分と前の事ですがアメリカ在住のバンブークラフト作家の方のご自宅に宿泊させていただいた時に全部電気をつけずに、わざと暗くしているのかと思ったことがあります。


虎竹フロアライト(卵)


しかし、元々照明器具がそんなに多くはないのです、革張りの立派なソファが置かれた広い室内ですがスタンドライトなどが少し灯っているだけ。しかし、そこに座っているご家族の方々の表情を見ていると本当にリラックスされていました。


日本の夜は少し明るすぎると聞いた事があります。心安らかに過ごしたい夜には、こんな竹灯りがちょうどですぞね。













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国産竹すだれの重み

2017年6月17日

国産竹すだれ


日除けのといいますと竹をはじめとしてヨシ、御形(ごぎょう)、萩、がま等色々な自然素材のものがありますが竹表皮を残した竹簾は節部分をジグザグ模様に編んでいますので特徴的ですぐに見分けられますぞね。


国産竹すだれ


肩に担ぐとズッシリとくる重さが丈夫さの証のように思えるのです。学生の頃、西日の強い部屋に住んでいましたので近くのホームセンターさんで買ってきた安価な簾を使っていましたがすぐに傷んで毎年買い換えていましたが、さすがにこの竹なら耐久性はかなりありそうぜよ。


国産竹すだれ


簾は日本的で良いものだと、いつも思います。風通しがよくて気候風土に合っているのはもちろんですが、何かにつけてファジーながです。相手との境界をハッキリさせません、控え目に優しく和を大事にしながら仕切をします。


国産竹すだれ


昔からずっと暮らしの中にあって、日本文化に大きな影響を与えているものの一つだと思うちょります。














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別誂えで製作させて頂いた、虎竹玄関すのこ

2016年11月24日

虎竹玄関すのこ


青竹踏みの気持ち良さは一度体験して頂いた方ならご存じの通りです。自分なども、自宅にも職場にも置いておいて、ちょっとした暇を見つけてはフミフミして足の疲れを取っています。まあ、自分の場合は青竹踏みではモノ足りない方にオススメする強力青竹踏み踏王(ふみお)くんの更に上をいく超細めでピンポイントで足ツボを刺激しています。(実はこれは細すぎでB級品で販売できない商品です)


竹の足裏への感触の心地よさ、何ともいえない開放感のある刺激を毎日の玄関で味わっていただきたいと製作したのが黒竹玄関すのこです。ところが玄関の広さや高さな等、お客様によって千差万別ですので別誂えで作らせて頂くことも多いのです。今回は、サイズだけではなく黒竹を日本唯一の虎竹に変更して欲しいとのご要望で何台が製作させてもらいました。


別注黒竹玄関すのこ


黒竹の別注の玄関すのこを作る事はよくありますが、虎竹を使って出来あがった玄関すのこは竹の明るさが全く違いますので、やはり雰囲気があります。それぞれ違う場所に置いてご使用になられるのですが、これは実際に置いて使われている所を是非拝見したいものだと思っているのです。













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竹照明の楽しみ方

2016年9月24日

竹照明


秋の夜長だからという訳でもないですけんど、竹灯りが目につく事が多くなってきましたぞね。竹の照明は本当に素晴らしいものです、明るい時には竹の優しい雰囲気や曲線の造形美で室内の人たちを楽しませてくれます。


竹の灯り


ところが暗くなってきて灯りを入れると一変。竹編みされた一本一本の竹ヒゴが光の中で濃淡混じり合う影絵となり様々なイメージを投げかけてくれるのです。


竹ライト


時には何の変哲もない天井に、昼間では想像もできなかったような面白みのある編みの模様を描きだす竹の照明。スイッチを入れた時にポッと和みの空気感につつまれるのも竹灯りの魅力ぜよ。













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懐かしの図面竹人形

2016年6月 1日

図面竹人形


これは随分と古い竹製品が出てきたものですぜよ。片目は無くなっていますし、まわしも綱も色褪せ形も崩れちょります。恐らく初めてご覧になる方も多いかと思いますが、かっては、このような竹人形が竹虎の店頭にズラリと並んでいた時代もあるがです。作られちょったのは40年...いやいや50年も前の事やろうか。陳列されていたのは竹虎だけではありません、観光施設やお土産物販売所、レストランなどでも販売されたり、又この竹人形に「いらっしゃいませ」などの文字プレートを付けて飾って店頭に置かれちゅう所もあったりしましたぞね。


けんど、これは立派な図面竹が使われています。図面竹は京都で職人さんによって孟宗竹に模様を色付けされた竹ですが、この竹の風合いを活かして高知の逞しい土佐犬をイメージして製造されていたのです。太い竹を使っていますので高さも50センチほどはあるでしょうか、当時はこのような大きさの竹製品であっても流通していた事を思えば、ゆるやかな川の流れのように変化の少ない竹業界であっても住環境の変化や時代の移ろいにより竹の商材もどんどん変わってきていることが分かるのです。


それにしても懐かしい。すっかり忘れかけていましたが、この竹人形を見ていたら幼い頃に周りに埋もれるくらい沢山あった竹の事をひとつ、ひとつ思い出してきましたぜよ。あんな物もあった、こんな物もあった、ああ、そうやった...。思えば思うほど当時の竹が、どれだけ豊かで、いかに生活の中に竹があふれて様々に役立っていたのかを改めて感じるのです。













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竹編みフロアライトの光

2015年12月22日

白竹フロアライト


前にブログで少しだけお話しさせてもらった事がありますけんど、例えば長い廊下などにも置けるような行燈というか、足元を静かに照らす竹灯りをご紹介したいと思いよりました。近年、いろいろな場所で竹をハス伐りにして中にロウソクを入れた竹灯りのイベントが開催されよります、丸い竹筒にゆらぐ自然な光というのは本当に素晴らしい物で、無数に並べられてずっと向こうまで続く幻想的な光景がずっと頭にあったのかも知れません。


白竹フロアライト編み目


洋室でも和室でも使えて、控えめに照らす竹のフロアライトの面白さは竹編みにありますぞね。様々な編み込みは、お客様が実際にご使用になられるお部屋では直線の組み合わせとなるのです。


白竹フロアライト


蝶々、三本縞、六ツ目花と、それぞれ名付けた編み込みの三種類を今回ご紹介しちょります。照明器具は、やはり中に光りが灯ってこそ、その美しさを発揮できますにゃあ。


白竹行灯


日本人の暮らしの中に竹は無数に取り入れられ、役立っていたという事をお話しさせていただく事がありますが竹の照明器具等にしても自分の小さい頃には今とは比べものにならないくらい製造されよりました。自宅にも吊り下げるタイプから壁に取り付けるタイプ、部屋の隅に置くタイプまで色々と使われよりましたし、又竹虎本店でも沢山販売もしよったのです。大手電機メーカーさんの分厚いカタログにも掲載されるような量産型の竹照明もあった頃ですので全国でみれば、かなりの数の竹職人さんが専門に製造されていたと思うのです。


白竹照明


しかし、それも今は昔。竹照明を製造される職人さんは、ほとんどおられなくなり、見かける事も本当に少なくなっちょります。随分前の事ですが高知の梼原町という所に雲の上のホテルという洒落た宿泊施設があり人気になっちょりますけんど、この入り口ロビー部分に大きな大きな竹照明を製作させていただいた事があったがぞね。


あまり行く機会のある所ではありませんが、たまに夜間に通りかかると、その優しい光は今でも健在でホッと心が和みます。暗闇の中に浮かび上がる蝶も、三本縞も、その灯りとは比べものにならない小さなものですが心がちっくと温くなるのは同じなのです。













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竹灯り、天王洲アイル

2015年12月 9日

天王洲アイル


東京は、まっこと何処に行っても人がいっぱいですちや。通勤時間と重なる時や何かのイベントなどの時は仕方ないとしても、普通に歩いているだけでも押し寄せる人波というのは田舎者にしたら何か落ち着く間がないですにゃあ。ホッと心が落ち着くような所は、この大都会で見つける事は、なかなか難しいのではないろうか?そう思いよりましたが先日行った夜の天王洲アイルの静かな空間は、まるでオアシスに行き当たったように嬉しかったがぜよ。


天王洲アイル


こういう場所をウォーターフロントと言うがですろうか。すぐ前には大きな水路があって人影もまばらな桟橋のデッキは広々として本当に気持ちがエイのです。このような場所に来ますと遠くに見える街の灯りというのも綺麗に眺める事ができますぞね。倉庫に使われていたらしい大きな建物を改築してカフェや雑貨店などが店を構える一角を、ゆっくりと歩いていくのです。


竹リース


ここら辺りは大人の粋を感じさせるようなお洒落な雰囲気が漂うちょります。ずっと前に見えてきた倉庫にの壁には12月らしい灯りの点るリースが掛けられています、綺麗な光に引き寄せられるように近寄ってみると、ありゃあ?どうやら、あまり見たことのないリースのようですぞね。


竹リース


ちかけんさんという熊本を拠点にして活動される竹灯りの会社様があるがです。実はこのリースも、こちらの製作で、数本の竹筒に小さな穴を開けて円形に固定した竹製リースやったがぜよ。竹灯りのイベントは九州を中心にして、今では全国各地で行われるようになってきました、街全体を竹灯りで点したり、小山の竹林に全て竹灯りを並べるなど大掛かりなものもあって何カ所か行く機会がありましたけんど、それぞれが工夫された光の演出をされちょります。


竹は日本人の身近にあって昔から人の暮らしの中でなくてはならない自然素材の一つとして大きな役割を持っちょりました。それが、生活様式や新素材への転換で忘れられ、放置竹林が里山に広がり、まるで竹が悪者のように思われている所もあるようですぜよ。けんど今まで竹が多くの恵みを人に与えてきたからこそ、こうやって日本全国あらゆる所に竹林が広がっている事を皆様に忘れて欲しくないがです。竹灯りのイベントも、活用されなくなった竹を今一度思い起こして新しい役割を見つけたい、そんな思いから始まったものですろう。大小のサイズを違えた丸い穴から零れる美しく面白味のある光が、自分には竹の希望の輝きのように見えてくるがぜよ。


竹灯り


静かで、センスの良い大人の街に突如現れた竹灯り。竹と言えば和風なイメージが強く、洋への活用が難しいようのに思われがちですけんど、この竹灯りをご覧になられる多くの方が、竹筒からの優しい光を楽しまれ心躍らせていただければ、それは又竹の新しい顔となりますろう。夏のイメージがあり今まであまり考えた事もない、縁遠いように思っていたクリスマスを、竹が盛り上げているのです。


竹灯り













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心安らぐ竹の灯り

2015年11月27日

竹灯り


寒さに肩をすぼめながら帰ってきて温かい灯りの家に入ると、まっことホッとしますちや。竹は涼しさの演出に使われる事が多く、夏に一番の需要があることは間違いないのですが、こと灯りとなりますと竹の照明は光を優しくしてくれ、又趣のある雰囲気を醸し出してくれますので、まっこと(本当に)素晴らしいと思いますぞね。


自分などは小さい頃から竹の照明器具に囲まれて育ちました。昔は大手電機メーカーさんのカタログにも竹照明器具は沢山掲載されちょったがです、天井から吊すタイプのものもあれば、スタンド型のものも色々と見た事がありますし当時の竹虎の店舗にも照明器具のコーナーがありましたぞね。あれだけ展示もされ、カタログにも掲載されていたという事は今とは比べものにならないくらい普及しちょったはずです。実際、昔から竹の照明に関わってこられた職人さんにお話しを伺うと、店舗用や業務用と言うだけではなく、一般のご家庭用としても、かなりの数量が製造されていたと聞きますから一昔の皆様のご自宅には、竹の照明も多かったのではないかと思うのです。


竹傘


照明の光に浮かび上がって強調される竹ヒゴのライン、昔ほど色々な編み目の製品が出来るわけではありませんけんど、竹灯りの美しさとぬくもりを本当に少しでもお伝えできればエイと虎竹スタンドライトはあるのです。丸傘のタイプと丸筒のものがありますけんど、更に、これからは部屋の隅や長い廊下等にも使いやすいような四角い形の灯りができないかと思いを巡らしているがです。













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隊列で飛ぶ竹節の鳥

2015年10月28日

簾の竹節部分


存在感のある竹簾には部屋に入るとすぐに気がついたのです。この竹は中国産との事でしたが、少しくすんだ色合いの竹肌には独得の模様が浮かび面白みのある竹なので、そのまま竹表皮を活かして加工されちょります


ただ、竹節の部分は表皮を削るため竹の身部分が白く見えています。実はこの均等に削られた白く見える節部分を利用して竹を少しづつズラしてジグザク模様に見えるように加工される簾も多いのです。竹節でイナズマ模様になった簾を思い出される方もいるのではないでしょうか?


しかし、この簾の模様は、ちっくと違うようです。何かを形どるかのように一定の模様が連続して作られていると思っていましたが、どうやら鳥が羽ばたく様子を表しているようですぞね。


竹簾


ずっと後ろに下がって確認してみたら、これは凄いですちや!まるで鳥の大群が大空を羽ばたいていっているようなのです。群れは隊列を組むかのように全て同じ方角に向かい真っ直ぐに飛んでいます、少し色づいた竹表皮を上手く活かした造形に感心しますぜよ。


また、この大型の竹簾を一枚でも十分なのに二枚も並べて掛けている事にも拍手ちや。横幅のスケール感が出て迫力満点と言うたらないのです、沢山の鳥の群れが次から次へと空を行く様子に仕事の合間にふと見上げた虎竹の里の空にV字になって行く渡り鳥が、一隊、また一隊と焼坂の山の向こうへ飛んで行く光景を思い起こすがです。













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やすらぎ竹灯り

2015年9月 9日

竹照明


秋の深まりを感じるようになりますと、ホッと心安らぐ温かな竹灯りが恋しくなってくるがです。粗めの繊維の入った和紙は、それだけでも風情がありますが、やはり竹ひごが和紙に作る影模様は素晴らしいぞね。見ていると時を忘れてしまいそうになることがあるがぜよ。


昔は竹の照明器具というのも一般のご家庭用としても広く普及しちょりましたので、専門に製作する職人さんもおられて、大手家電メーカーさんなどからの注文が来た時には、それこそ夜明けと共に仕事をはじめて夜遅くまで工房では競い合うようにして毎日のように製造に追われちょたのです。


虎竹スタンドライト


大型の竹照明というのは、職人さんも少なくなり、その後、既製品と言いますか定番の形などというものは、ほとんど無くなりつつありますぞね。竹虎には丸筒ライトや丸傘ライトのご用意がありますけんど、これらのライトが最後の現役ではないかと思うほどながです。


先日、古くなった昔の大きな照明を見る機会がありました。その整った端正な出来映えに驚きましたけんど、やはり、同じ竹編みを毎日、毎日続けてこそ、到達する製品の域というものがあるのだと改めて思いました。よくぞ、このような竹素材を、これだけ効率よく使って質の高い仕事をされちゅうにゃあ...。そして、その当時の価格の手頃さもビックリします。これは、専門の職人さんの手が早かった証ぜよ。沢山作っていたから流れ作業のような工程がしっかり出来ていたのです。


竹灯り


最近、スタンドライトのような小型の竹照明が注目されちょります。和室など今のご家庭には少ないかと思いますが、フローリングの洋間にも竹というのは不思議と似合うがです。いやいや、むしろ落ち着いた洋間などの方がお洒落なくらいですかにゃあ。そんなにワイワイと騒ぐような事もありませんけんど、控えめに周りを照らす虎竹スタンドライトのように、静かな、静かなブームといように感じちゅうがです。













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