DO YOU? 2005年9月号

雑誌掲載
伝統郷土健康食で夏を乗り切れ!のコーナーに竹炭せんべいと熊笹せんべいが掲載、極上の涼品のコーナーでは虫籠(かご)、鈴虫(ペア)、虎竹縁台(折り畳み式)、虎竹男下駄と竹皮男下駄が掲載されました。竹虎の商材で夏を涼しく快適に過ごしてみませんか?
DO YOU? 2005年9月号

竹虎 山岸竹材店/高知県
竹炭寒天
健康食の共演!竹炭と話題の寒天のハーモニー
ナトリウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル分を含む竹炭、そして最近、巷でブームの寒天とのコラボレーション健康菓子。味わいも風合いも満足。ほんのり上品な甘み、このプニュプニュした食感は、仕事中などの口さみしいときにピッタリのお菓子。

醤油味!竹炭が入った真っ黒い竹炭せんべい
竹炭で腸内をキレイに!体をリフレッシュさせる
炭を食べると炭の粉末が腸内の悪玉菌を吸着して、体外に排出してくれる。そのため、腸内の活性化、便秘解消、そして美肌効果までもあるとされている。竹と聞くとニガそうなイメージだが、名前のとおり、ゴマ風味も効いた醤油せんべいは実に美味。

笹の風味満点!熊笹せんべい
熊笹の殺菌効果で胃弱を解消、血もサラサラ
熊笹はもともと、漢方薬として古くから食されてきた。熊笹の葉緑素成分には殺菌効果があり血液の浄化、増血作用が進むとさえ言われている。夏は血液がドロドロになりがちなだけにいうれしい効用である。胃弱、貧血のほか、口臭、口内炎にも効果があるという。


(雑誌「DO YOU? 2005年9月号」より転載)


DO YOU? 2005年9月号

虫籠

額は汗で煌き、目を輝かせて採った昆虫
大人の今は鈴虫の音色を独り占め


プラスチック製が主流となった虫籠。籠というくらいだから、もともとは草木で編んでいた。今でも山奥まで足を運ぶと、草で編んだ虫籠にバッタなどの虫を入れて販売しているところがある。籠を編む伝統文化が残っている地域では、まだ各地域色のある虫籠が残っている。ちなみに、籠を編む職人の方に聞くと、虫籠というのは技量が問われるものなのだとか。大きさも小さく、虫が逃げないように緻密に組み立てなくてはならない。虫の触角や羽が傷つかない工夫もしなくてはならないからだ。
多様な虫籠がある中で、特に虫にとってよいとされるのが竹の虫籠。細くとった竹ヒゴの虫籠は、ただそこにあるだけで涼しい夏を演出してくれる。

虫籠(かご)
夜、鈴虫を入れた竹虫籠を軒先に...。虫籠越しの満月など何とも風流で癒しになる。

虎竹鈴虫(ペア)
竹職人の技量を測るのに、これほどわかりやすいものはない。この鈴虫、竹虫籠に入れて置いても本物と区別がつかない。鈴虫の雄は、卵管まで本物に忠実に作ってある凝りのよう。目、口、足先とため息が出るような細やかな仕事。ほかにカマキリやトンボなどもある。


縁台

竹の冷気を感じ、縁台で涼む
大人の涼には″本物″が欲しい


庭や露地などに置いて、夕涼みなどに使う細長い腰掛け...縁台。香取線香をたき、うちわを片手に、柄杓で水をまきながら涼を得る場所。子供が立ち入れない、大人の男が集う社交場である。囲碁・将棋を打つもよし、冷酒と枝豆で心を通い交わすもよし...。一人でのんびり煙草をふかすのもさまになる。
風情だけでなく実用面でも、足の部分が折り畳み式になっていて、手軽に誰でもコンパクトに収納できるよう工夫がなされている。夏場だけ使用して冬場は片付けるというような場合にも便利。竹製なので軽量。適度なしなりで座り心地も最高。

竹両サイドに虎竹を使い、細くて丈夫な黒竹を並べて作ってある。黒竹を結びつける四万十川上流域で取れたカズラが素朴で自然な風合いとアクセントを付けている。
足の部分を竹から地元のヒノキの間伐材に変更する凝りよう。水にも強いヒノキを焼き、耐久性をより高めた。縁台に座ったときの竹特有のしなり具合...。足腰への負担も少なく、いつまでも座っていたくなる。



DO YOU? 2005年9月号

下駄

しゃれた革靴は脱ぎ
夏の色男に履き替える
下駄と雪駄で涼を感じる


浴衣ブームの中、和な履物による涼も見直されている男の和な履物と言えば、下駄・雪駄・草履がある。
下駄が日本で出現したのは4~5世紀。もともと祭祀品として扱われていたようだ。ちなみに万葉集の中にも″桁″として下駄が書かれている。平安から室町時代において、下駄はまだ聖域で履かれるもので、それが一般的に履かれるようになったのは江戸時代になってから。
下駄の種類は様々で一木作りの連歯下駄(晴天用)、台に歯を差し込んだ差歯下駄(低いタイプは小雨用。高いのは雨天用)、歯間の形が異なり雪下駄(残雪用)など。
そして、浴衣には下駄のイメージが強いようだが、粋な男は雪駄で小じゃれるのが基本。千利休が考案したとの説が有力な雪駄。畳表の草履の裏底に牛革を貼り、かかとの皮部に金属製の鋲を打ち込んだもの。鼻緒にちょっと指の先をひっかける程度で、後ろはかかとがややはみ出るぐらいで履くのが粋であり、風流。
サンダルもよいが、やはり下駄や雪駄などから得られる涼感に比べると、大人の愉しみは足りない。履き心地はもちろん、歩いたときに鳴る下駄や雪駄の音、これが爽涼なのである。

虎竹男下駄
竹皮の編み込みは、職人の中でも特に腕の立つ熟練の技の職人が手掛けている。桐の台の歩き心地と、竹皮との相性も申し分なし。印傳風の鼻緒は、四代目好み。鼻緒屋さんにも、細かい注文をして、出来上がった秀逸品。

竹皮男下駄
虎竹を正確な四角形に切断して桐下駄の台にきっちりと並べた、履くのが惜しくなるような美しさの男下駄。素足で履いた感触は味わった方でなければわからない極上の涼。使うほどに渋く飴色に変わり風合いも楽しめる。自然素材ならではのよさと言えよう。

竹虎 山岸竹材店
創業明治27年の竹屋、竹虎 山岸竹材店。竹虎の竹は全国唯一、高知県安和の山里にしか生育しない不思議な竹。虎斑竹(とらふたけ)という、竹の表皮に虎のような模様が浮き出てくる。そんな竹虎四代目が伝統の技と新しいチャレンジとアレンジを加えて発表を続けている。


(雑誌「DO YOU? 2005年9月号」より転載)

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