しびれる九州の山里

霧深い山道を注意しながら走ります。良質の竹に不自由しないこのあたりでは農家のかたわら竹細工をされる方が多いのです。できあがった編み込みを見てもさすが数十年の熟練の手業とほれぼれしてしまいます。そして、なんと言ってもしびれるのがこういった竹カゴが毎日の暮らしに自然にとけ込んでいること。野菜を運んだり、干したりするのでしょう、畑のワキに無造作に置かれた生活の器の存在感が光ります。

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