タイムマシン

真竹のどじょう篭。近くの小川にも大きなウナギがいたものです。
季節になるとエサのミミズをいれた竹製のウケと呼ぶ道具を沈めておいて、まだ夜が明けたばかりの川原でドキドキしながら水から上げるとズッシリ重たいウケからは何匹ものウナギ。
嬉しくって、嬉しくって、朝の静けさの中を飛ぶように走って帰ったあの幼い頃を思い出します。
ああ、そうか、これって、ボクのタイムマシンか!

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