スキンケアに炭石鹸


ボクは子供の頃からアトピー体質で
普通の石鹸を使うと肌に刺激があり
何かいい石鹸が作れないかと思ったのが
虎竹の里炭石鹸の始まりでした。

この炭石鹸の原料は石けん素地、炭、水 だけ。
前にお伺いした時には
まるで食品でも扱っているような
衛生的でクリーンな工場に、さすがと感心したのです。



竹の感触


竹の表皮にゴマをくっつけたような
その名もゴマ竹という竹があります。
表面をさわると本当のゴマが付いているような
ザラザラとした手触りがある面白い竹。

このゴマ竹を雰囲気のあるスプーンやフォーク
あるいはナイフにしたものがありますが
手にもってみると
竹ならではの軽さ、あたたかさ、独特の感触

金属製のものとは又ちがい
食材やシーンによって使い分けると楽しそうなカトラリーです。



無農薬の生姜


竹は天然の抗菌性があって
昔からお肉やオニギリの包材に使われたりします。

この竹の抗菌性を利用して栽培した
無農薬の生姜をいただきました。
竹を粉末にして土壌にまぜたり
虫除けに使ったりするそうですが
保管にも竹の粉を使っています。

実は数年前から毎晩ジンジャーティーを飲んでいて
それが風邪予防にもなっているみたいなので
さっそく、本来の生姜の味を楽しみたいと思っています。

それにしても、無農薬農業に竹が役立つとは
豊富な資源だけあって
すごい可能性を感じずにはいられません。




感性価値創造ミュージアム


東京青山のスパイラルで開催される
感性価値創造ミュージアムに竹の空気清浄機が展示されることになりました。

オープニングセレモニーに参加させてもらいましたが
甘利明代議士も来られるなど
さすが、東京です、かなりの盛況

たくさんの思いのこもったモノづくりに触れる
貴重な一日でした。




竹皮草履の日光浴


ひっくり返って日光浴しているのは竹虎の竹皮草履(ぞうり)

竹皮は集めてから乾燥させ
3年くらい寝かしたものを使います。

堅く乾いた竹皮は
編み上げる前に水につけて柔らかくすると
まるで、革みたいにしなやかになるのです。

仕上げたばかりの竹皮草履は
水気をふくで少し湿っています
だから、晴れた南国の太陽での
天日干しはかかせないのです。

草履たち、気持ちいいと笑っているように見えてきます。



NHKがやって来た!



静かな虎竹の里の工場
この日ばかりは少しにぎやかなのです。

そう、昨日夕方6時からのNHKニュース番組の中で
日本唯一の虎竹を取り上げていただきました。

約7分間程度という時間ですが
生放送ということもあってか
大きな中継車や沢山の機材
そしてカメラマンや照明担当の方など
テレビに映っていないところに
何倍もの人がたずさわって制作されています。

竹虎でも山で伐り出す職人さんから
何人もの職人さんの手をへて
ようやく一つの製品が完成していて
縁の下の力もちのような職人さんにはいつも感謝していますが
それと、まったく同じだと感じました。

それにしても、こうやって
虎竹に注目していただけて
本当に、本当にうれしい一日でした。



竹炭シェルター


土窯にこだわって高温で焼き上げた
最高品質の竹炭だから
きっと熱帯魚用にも最適だろうと思い
割れのはいったB級品の飾り竹炭を使って
簡単な竹炭シェルターを試作してみました。

近くの方からいただいたメダカが元気におよぐ
事務所の水槽にいれてみました。
黒い竹炭は結構水槽のなかの景色としてもいい感じです。



白州次郎の竹サーバー



カントリージェントルマンという言葉を聞くと
白州次郎という人を思い出します。
実は、この方について詳しいわけではありません
ただ、若い頃のジーンズ姿がムチャクチャ格好いいのです。

学生時代をケンブリッジですごして
スポーツカーに熱中されたとか
マッカーサーを怒鳴りつけたとか
まったくかけ離れた人とずっと思っていましたが

先日、たまたま横浜で行き当たった
「白州次郎と白州正子」展で認識が変わりました。

茅葺き屋根の農家を改築して
田舎暮らしをするなかで
なんと、白州次郎は竹製のサラダーサーバーやトング
柄の長いロング靴べらまで
いろいろと自作して楽しんでいるのです。

展示されていた本物を
なんども凝視しながら
白州次郎という人を本当に身近に感じられて
嬉しく思いました。

展示会場をでると
さっき見た竹サラダサーバーの
レプリカが販売されているではないですか!?

思わず、即買してしまいました。。



虎竹の里




虎竹の里は、すぐ目の前に太平洋をながめる
自然豊かな静かで、のどかな田舎の光景が広がります。

だから、季節の山の幸はもちろんのこと
海の幸も豊富で
昔ながらの素朴だけれど旬の味を楽しめる
温暖な所

ちょうど写真手前に写っているような
太陽がいっぱいふりそそぐ南向きの斜面がおおいので
実は、日本唯一の虎竹だけでなく
文旦やポンカン、ビワ、温州みかんなどの
美味しい果物の産地でもあるのです。



やすらぐ灯り


竹は照明としても多用されています。

明かりには機能性だけでなく
リラックスできたり、心静かに落ち着いたり
いろいろな効果があると思いますが
竹を使った灯りほど
心をいやす優しい光はないのではないでしょうか。

竹に大小さまざまな穴を開けた灯り
たまに見かける照明ですが
暗闇に無数の小さな光がもれる光景は何ともいえません。



美音のれん



カラリカラリ…と
暖簾をくぐるたびに
乾いた竹のふれ合う音が何とも小気味いいことから
美音(びおん)暖簾という商品名のついていた竹暖簾です。

今ではもう販売もしていない
かれこれ30数年選手の年代物ですが
全く壊れることもなく立派に活躍しています。

レトロで懐かしく、どこかホッとやすらぐインテリアです。




雑誌「乱」


リイド社 雑誌「乱」に紹介していただいたのは
4人に3人がリピートするという
おかげさまで大人気!虎竹の里炭石鹸なんです。

お肌の弱い方、アトピー体質の方には
特に喜んでいただいている
イチオシの炭石鹸

なにせ材料が、石鹸素地に炭と水だけ。

もちろんボクも愛用していますが
乾燥しがちなお年寄りや
小さなお子様にも安心してご愛用いただけます。



茅ヶ崎の空


虎竹の里に今年も新竹の季節がやってきました。
油抜きしたての竹は
新竹らしく少し青みが残っていますが
すぐに虎竹特有の色目に落ち着いてきます。


この竹と向き合い
創作活動をされてきた宮川征甫先生
だれも創ったことのない
まったく新しい竹の世界を創造した天才的な竹作家

祖父と先生をむすびつけたのも
この日本唯一の虎斑竹でした

虎竹を愛し、竹にかけた生涯

後世にのこる素晴らしい作品をのこし
逝かれた先生
今頃祖父と笑って話しているかも知れません。

いろんな方の沢山の思いのこもった虎竹
守りつづける覚悟を新たにした茅ヶ崎の空です。



新春のごあいさつ


今日から仕事はじめです。

2009年のスタートをかざる

竹虎四代目年始のあいさつは、ご覧いただけましたでしょうか?

おっちゃんの歯がもごもごして
言ってることが少し聞き取りづらいかもしれません

ちなみに手にしているのは
竹の小枝そのままに焼き上げた
竹炭マドラーです。

今年もよろしくお願いいたします。