空節


毎年竹の仕入れにやって来られるレベンソンさん
竹を一本、一本吟味する目は真剣です。

尺八作家として有名なこの方の
「空節」と銘のはいった竹楽器は
カリフォルニアで創作されヨーロッパでも人気だそうです。

この地の竹が遠く旅していくのです
知らない国でどうやって過ごしているのでしょう?
考えるとわくわくもするし、不思議でもあります。




竹スピーカー


「スピーカーの中に使われる振動板を木質から竹にきりかえる」
パナソニックのニュースを目にしたのはもう随分と前の事です。
継続利用可能な唯一の天然資源である竹
これに着目したのは、さすが!と感心したものですが

エコ素材というだけでなく
竹繊維のスピーカーは音質的にも優れているということで
これは他のメーカーさんにも広まってくることは間違いないと思います。

先の感性価値創造ミュージアムでも
パナソニックのコーナーでは竹繊維のスピーカーが展示されてました

”竹が生活の中にもどってくる”

新しい竹の可能性にワクワクします。



雑誌「華音」


「華音」と書いて「かのん」と読むようです。
実に上質な、日本のモノづくりを大人の視点で紹介してくれる雑誌。
ページをめくるごとに知らなかった日本に出会えて楽しいのです。

落ち着いて、しっとりした心持ちで読むことができるのは
モノ自体にスポットが当たっているせいでしょうか?

それにしても、本当に知らないことばかり
四季に彩られるこの国は、新鮮で奥が深いとつくづくと感じます。
竹タオルケットを掲載していただきました。




好きでんなあ


新しいものがいいとは限りません。
庭でつかう竹垣などがそのいい例で

「竹が古びてきて、コケなどむしてきだしてからが
 わたしらあは、好きでんなあ」

祖父はよく言ってました。

そういう意味では、この焼板木戸
黒々とした焼き色があせてきているものの
まだまだ、味が出てくるのはこれからというところです。



アマゾン来る!


アマゾンといっても、
ブラジルでもないし
本を売ってるところでもありません。

昨年高知で撮影されて今年全世界で公開される
日米韓合作の「はりまや橋」という映画があるのですが
今回は経済産業省などのあとおしで
この映画と同時に高知の伝統、名産品、生活文化
いろいろと織り交ぜてPRするビデオを制作するようです。

そこで、竹虎もそのビデオで紹介いただけることになり
撮影隊にさきがけて
まず下見の方が虎竹の里に来られたのです。

ビデオといっても40分もの長いものなので
南国土佐をあますことなく紹介していただける映像になると
今から本当に楽しみにしています。

撮影は来月上旬、天気がいいことを祈っています!



特大サイズの蒸籠


これは特大!
肉まんなら一体何個蒸し上げられるのでしょうか?
写真中央上に少しだけ写っている手の大きさから
蒸籠のサイズがお分かりいただけるかと思いますが
本格中華料理店でも使われる特大サイズの蒸籠。

ご家庭で使用いただくのでしたら
18センチ蒸籠(せいろ)が一番人気ですが...、
さすがにプロの業務用です。

ヒノキをこれだけ重ねて円く美しく曲げる技
木材にも竹とおなじように
天然素材ならではの苦労があるかと思うのですが
すごい技術だと感心してしまいます。




のどかな竹の里の絶景



虎竹の里は果物の里でもあるんです
と前に申しあげましたが

遠くにみえるのは
地元、安和小学校の校歌にも唄われる双子島

その手前に写っているのが
ビワの葉っぱと、その下にはミカン畑が広がります。

太陽の日差しをさんさんとうけて
海はキラキラ光って
風はそよそよ
なんとも、のどかな絶景なんです。



弁当男子?



弁当男子なる言葉をご存じでしょうか?

いまどきの若い男性は
出勤前に自分のお弁当を作っていくのだそうです。
それが、ちょっとしたブームなのだとか?

もちろん減塩や油などにも気をつけられて
自分で作ったほうが
健康だったり、安心、エコ、そして安上がり等
分からなくもないですが
それにしても毎朝はスゴイです

竹虎といえば、やっぱり竹弁当箱ですが
先日、ヒノキを使った手作り弁当箱に魅せられ
ちょっと紹介してみたいなどと考えいました

しかし、これは、女性サイズだけでなくて大きめの
男性用も用意しないといけないようです。



神秘の音色


高知から四国山脈を突っ切って走る高速道路
途中に馬立パーキングエリア(上り)があります

ここに不思議な竹が3本
地中から斜めに突きだしているのです
おそるおそる耳をあててみると

やや!?

ドライブの疲れをふきとばすような神秘的な音
なんか遠い昔に思いをはせてしまいそう
たしか、水琴窟と書かれていたような…?




花粉対策


風邪が流行っているとは聞いていましたが
寝込む社員もでてきました。

ボクはもともと扁桃腺が大きくて
まず、ノドの痛みがくる方ですが
予防的に減圧蒸留竹酢液でのうがいをしています
そのせいか風邪とはお陰様で結構無縁です。

先日も紹介した減圧蒸留竹酢液
今年は花粉が多いとのことですが
花粉対策にマスクに2~3回スプレーする方法もあります。
ご存じない方には一度お試しいただきたいと思うのです。




竹ハンドバック


球状だったり円柱型だったり楕円だったり
竹の身をけずったパーツをつなげて作ったハンドバック

30年前には
本当に沢山のお客様から喜んでいただいた
竹製品のひとつだそうです

それにしてもレトロな感じで
竹の色といい
持ち心地といい
全体のかもしだす雰囲気といい
何ともいいものです。



竹炭パウダー入りシフォンケーキ


ふっくら、ふわふわ
甘さひかえめの、とっても美味しいシフォンケーキが
石川県のこだわりスイーツ屋さんから届きました!

健康に気をつける方にはうれしい一品
竹虎の竹炭パウダー入りです。

ようかん
パン
クッキー
ラーメン
肉まん
シュークリーム

そして、今回のシフォンケーキ...


竹炭パウダー入りグルメが続々登場しています

こんどは何なんでしょうか!?


考えていたら、わくわくしてきました。




休日の工場


休日の午後、
人気もなくシーンと静まりかえった工場を歩きます。

小さな頃からここが遊び場でした
ふと、思い出すのは
建てかえ前の木造だった工場の事

トタン屋根で薄暗く迷路のようになった工場内
竹の甘いような、特別な香りがたちこめる中
たくさんの職人さんが働いていて

ああ、このあたりに、あの大好きなおばちゃんがいた…
このあたりには、あんな機械があった…
ここには、あんな竹が積まれていた…

きれいにコンクリートを敷き詰めた作業場からは
日頃は、なかなか聞こえてこない
別の声が聞こえてくるのです。




小学生の笑顔


数年前のすこし色あせた写真に写っているのは
無邪気な笑顔の小学校の生徒たち。

待ちに待った運動会が、よほど嬉しいのでしょうか?
専務の編み上げたダルマかごを前において
みんな、いい顔で写っています。

地元でもあり、自分たちの母校でもある安和小学校で
こんなに喜んでもらえるなんて
しかも、竹でお役にたてるなんて
この上ないことだと思っているのです。



竹酢液、この透明感!


この透明感はどうでしょうか!
こちらは、蒸留前の竹酢液(ちくさくえき)です。
土窯にこだわり、摂取温度をキッチリ管理して
1年間保管して不純物をとりのぞいた手間暇かけた竹酢液です。

入浴にはキャップ3~4杯が通常ですが
ボクなどは少し多めにいれたりします。
アトピーやアレルギーの方のスキンケアに喜ばれています。

好きキライの分かれる竹酢液の香りですが
いぶされたニオイが
薪でわかしていた子供の頃のお風呂を思い出して
懐かしいと、それだけで癒されるという方も多いのです。




甘いポンカン



虎竹の里は沖をお黒潮がながれ
南国の太陽がサンサンとふりそそぐ温暖な地
土佐文旦や、温州みかんをはじめ
ポンカンやビワなどの産地でもあります。

だから季節になると
安和の国道沿いはこうやって
果物を販売する店舗がならんでにぎやかです。

同級生のお母さんの店で買ったポンカン
甘くて最高です
自然の恵み満喫の虎竹の里です。




ノドの痛みには


最近、風邪をひいたことがないのです。
やはり一番は無理をしないこと
そして、マメなうがい、手洗いでしょうか

土窯にこだわった竹酢液を
減圧した環境で蒸留精製した竹酢液
うがいや、ノドの痛みにはよく使っています

そういえば
橋本前知事さんのラジオ番組に呼んでいただいた時にも
花粉症でお困りと聞いて使っていただいた事もありました

今朝はすごく乾燥しています
こんなこと書いているうちにもイガイガ
さて、うがいでスッキリさせてきます。



いったい何に使うの?


ズラリとならんだ、エビラ
ご存じない方でしたら

いったい何に使うの?

と思われそうなエビラですが
高知では農家さんなどに行けばこうやって
毎日の暮らしの中で普通に使われています。

作る職人さんも減りつつありますが
こんな生活の道具はいつまでも守りたいものです。



竹並木


冷たい雨模様の東京。
こんな日は長靴なので駅から遠いと結構たいへんです。

しかも迷ってしまって
あっちに行ったり、こっちに進んだり

ふと、竹の並木に足がとまります
梅窓院というお寺でした。

少し歩いて青山通りをはさんだ向かいには善光寺
しずかな境内の入り口では
メジロが数羽遊んでいました。
人をあまり怖がらない小鳥で
山仕事をしていてもよく見かける事があるんです

でも、大都会の真ん中で…?

驚きながらも
あたたかな日差しがふりそそぐ
虎竹の里山を思い出すのです。



エコなルームシューズ



雑誌「シュプール」に掲載されました。

「ええ!?毎月読んでいる、あの本ですか」

と言う声も聞きますので若い女性の方には
結構人気のファッション雑誌みたいです。

掲載していただいたのは
竹皮草履(ぞうり)天然藍染め
エコに高い関心を持たれているスタイリストの酒井章子さんが
冬場でも五本指ソックスでルームシューズとして
愛用していただいているとの事

履き心地はもちろんですが
竹一本でも無駄にしない昔ながらの生活の知恵を知っていただけたようで
本当にうれしく思うのです。