四代目鰻で再会

竹垣


会津若松で聞くと、うなぎは、「えびや」やと人が言うがです。なんせ、四代目鰻と書いちゃある言うたら、竹虎四代目が行かんわけにはきませんちや。着いてたまげました。こりゃあ、こじゃんと、趣のあるたたずまい。「う」の字ののれんに、炭火で焼いて、炭火でご飯を炊き続けてきた。何ちゅうか、料理人の、職人の誇りを感じますぞね。歴史のある店内入って...、入って......。


何ちゃあ、モノが言えんちや。


オマン、何しゆうぜよ!!!!!こんな遠くまで来ちゅうやいか!!!!!ワシらあの虎竹!!!足をつけて仕切がわりに使いゆう虎竹垣。椅子にすわって、ニコニコ、ニコニコ。眺めちゃあ、ニコニコ、ニコニコ。オマンが、ワシをここに連れてきたかったがかよ?外は、こじゃんと(とても)寒かったけんど、はるばる東北の地で思いがけず嬉しい再会をさせてもろうて、心がぬくぬくの晩やったぜよ。

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