神秘の生命力

竹箸製造工程


こりゃあ、たまるか竹箸がズラリ並んじゅう。大迫力ぜよ、まっこと!こうやっちょいてから、竹箸の塗りの工程がはじまるがです。それにしたち、整然とならんで美しいもんちや。これが一膳、一膳仕上げられてから、それぞれのお客様のところに行って愛用されるがぜよ。


ところで皆さん、知っちょりますろうか?竹は成長が、こじゃんと早いがです。筍が十数メートルの親竹になるがに、どれっぱあ時間がかかると思いますろう?そう、直径が15センチばあな太い竹...。かなり時間がかかりそうやけんど、実は、なんと、たったの3ヶ月!3ヶ月で大きゅうなる世界一の成長力と言われちょります。


「雨後の筍」


こんな、ことわざもありますけんど、親竹になったら一日2リットルばあの水しか必要ないけんど、急成長する筍は一日20リットルの水が必要やそうです。ほんで雨の多い時期には竹は見る見る成長するがちや。こんな神秘的とも思える生命力にあふれた竹。地面をほったら天然のコンクリートと言われるばあ、縦横無尽に走る地下茎から植林みたいに植えんでも、毎年どんどん、次から次へと生えてくるきに、環境にも人にも優しい最高の素材やと思うがです。竹は、まっと、まっと活躍して、沢山の方に愛されなあイカン。沢山の方の役にたてるはず。こうやって、こじゃんと竹箸も製造されて、沢山の人に使うてもらいたいもんちや。


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