ジョージ・ナカシマ

巨木の板


ジョージ・ナカシマをご存じやろうか?こじゃんと(とても)有名なアメリカの家具デザイナーながです。肘掛けが片側だけ大きな木製の椅子など見られたことがないですろうか?ワシは一番最初にこのラウンジアームと言われる木の椅子に、こりゃあたまるか!と驚いて、それからずっと気になっちゅう人やったがです。木と竹は兄弟みたいなもんやきに、自然の木と語ろうてその木のエイところを引き出し、独創的なテーブルなどに製作しゆうジョージ・ナカシマはどんな人やろう?と思いよりました。


数年前に実はアメリカ在住の同氏の作品を非常に縁の深い日本の木工メーカーさんがライセンス生産しゆうという事を知ったがです。しかも、その会社は同じ四国は高松にあるがちや、桜製作所さん言いますけんど、ジョージ・ナカシマ記念館という古い作品を展示しちゅうところまであるきに一回行きたいと思いよって、ついに先日念願かなうたがです。


知れば、知るほど凄い人ぜよジョージ・ナカシマ残念ながら亡くなられてもう20年ばあになりますけんど、製作した椅子やテーブルは今でも作り手の思いをワシらあに語りかけてくるみたいぞね。


巣箱


入り口に立てられちゅう割れ目が何とも味のある巨木の板、こんな自然の意匠を活かしてモノづくりしゆうがです。敷地の木には誰がかけたか分かりませんけんど、小鳥たちのために巣箱ぜよ。まっこと、こけだけでも、こだわったモノ作りをやりゆうろうにゃあとヒシヒシ伝わってくるようじゃちや。


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