極上の竹スプーン

竹スプーン


長い間、カレーライスを竹のスプーンで食べてみたかったがです。いえいえ、もちろん普通の竹スプーンやったら色々あるがです。けんど、心から「こりゃあ、エイちや」持ってしみじみ感じながら、顔をニコニコさせながら食べたかったがです。そんな極上の竹スプーンが、もうすぐできあがりますぞね。表皮を薄く薄く削った竹を均等な幅に割って、その上にスプーンの形を手書きしちょります。


今度、発売を予定している、こじゃんと(とても)楽しみな竹カトラリーは、1本、1本こうやって丁寧に製造されゆうがです。なるほど、2ヶ月や3ヶ月かかるはずやにゃあ。黙々と作業する職人さんとズラリとならんだ竹素材をながめながら思うがです。


竹カトラリー職人


最終的な形を整えるのも職人の手業。竹スプーンや竹フォークの微妙なラインを、手の感触だけを頼りに仕上げていきよります。真剣な眼差しと、軽やかなタッチとこうやって手をかけて、愛情をかけて生み出される竹カトラリー。考えてみたら幸せ者たちやにゃあ。そして、使う人はもっとハッピーになるような気がしちょります。


コメント(2)

細川和宏 返信

これだけ朝晩の温度差があれば桜の満開も遅れていたのがやっと咲いたようですね。竹はあまり影響はないものでしようか?たけのこが影響があるようですね

竹虎四代目 返信

細川和宏様

短期的なことではないのですが
近年の気候の変化は虎竹にも多少影響があるように感じちょります。
寒くなって霜が降りるようにならないと虎模様が出ないと
地元のお年寄りの中には言われる方もおられます。

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