2012年5月17日の投稿

洗濯籠として帰ってきた

竹籠


昨日はカマドの灰を畑にまくという話をしましたけんど、もともとは、この竹籠も小脇に抱えて畑の畝沿いに歩きながら肥料をまく時に使われよった物ながです。丸形でなくて楕円形というのも、小脇に抱えやすいように自然とこんな形になったがです。「こりゃあ、まっことちや」(ああ、本当だね)実際に小脇に持ってもらうと本当に納得なのです。持ちやすさが全然違う。これなら広い畑を長時間歩きながらでも、ずっと持って行けそうな感じです。


けんど、この楕円の形や優しいカーブの深さなど、こりゃあ、洗濯籠として脱衣場にあったら使い勝手も良さそうなし、何というたち竹がある生活で、潤いを感じてもらえるのではないやろうか?そう考えて洗濯かごとしてご提案させていただいちょります。そうそう、けんど、本来の使い方と現代の使い方とは結構違うちゅう竹籠や結構ありますぞね。


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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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