年末にお届けした別注袖垣

白竹玉袖垣


毎年、年末に向けては庭垣、袖垣などのご注文が多くなる時期ながです。ご注文頂きましたお客様にはこの新年、お庭もスッキリされて気持ちのよいお正月をゆっくりと過ごされゆうのではないかと思うちょります。ご注文が多くなると言いましたが、特に増えるのが特別注文の竹垣、袖垣や枝折り戸なのです。


お客様の好みに合わせて少しだけデザインを変えたり、サイズを変えるという事だけでも当然ですけんど一からの製造という事なりますので、国内製造をわずかながらも続けゆう竹虎の出番ながです。袖垣については特産の虎竹で作らせていただく事が多いものの、白竹も昔からの定番ですので根強い人気があります。


おっと、そう言うたら、そもそも袖垣をどう使うとか、どこに設置するものだとか、あまりご存じない方も多いかも知れませんちや。実は、袖垣は庭のちょっとした目隠しや間仕切りに使われる事が多いものなのですが、今回の白竹玉袖垣は全面が格子になっちゅうきに、目隠しの役目にならないのでは?そんな風に思われる方もおられるかも知れません。


けんど、こんな袖垣をたとえば少し置いたら、この垣に視線が集まってしっかり目隠しの役割を果たしますぞね。こんな大きなサイズの立派な袖垣が、高知から山を越え、瀬戸内の海を越えて、日本のどこかで、誰かの目を楽しませる事ができゆうがですろう。今年も、そうやってお役に立てる事を、


一つ、一つ、


一つ、一つ、やっていくがです。


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