青竹踏みと、竹踏み(炭化竹)

青竹踏み


青竹踏みは、皆様ご存じやと思うがです。昔から自分の家や近所などでも、普通に一家に一台という感じでありましたので、正直、青竹踏みを知らない世代がおられるとはあまり考えもしなかった事ながです。毎年、夏に開催させていただいちょりますインターンシップや、当社に見学も兼ねてお越しいただく若い学生の皆様に、最初は、ちっくと軽い冗談のつもりで質問させて頂きよりました。


「この半割の竹は何か知っちょりますろうか?」


当然、ご存じかと思うて聞いたのですが、あまり反応がよろしくないので、ええっ!?本当に知らないのだろうか...?


「すみません、青竹踏みをご存じない方はっ!?」


まさかと思って訪ねてみましたら、何と半分以上の方が知らなかったりするがです。こんな身近な竹製品も忘れられようとしちゅうがやろうか?だとしたら、これは、まっこと大変ぞね。ずっと日本で愛用されてきた、こんなお手軽な健康グッズが消える事はないにせよ、自分たちが出来る範囲で、この竹の良さを伝えていきたいにゃあ。青竹踏みには、こんな思いがあるのです。


竹踏み


けんど、青竹踏みは青々とした竹を切って加工して、そのままお客様のお手元に届く商品です。竹が水分を含んでいて重たい位、生しい物もあります。見た目には気持ちの良い色合いで、これが青竹踏みの名前の由来でもあり、一つのトレードマークです。が、しかし、その反面、乾燥していない生しい竹を使用しますので、今の季節はそうでもありませんが梅雨時や夏場などビニール袋に入れたままやったり、お届けした荷物を開けずにそのまま置いちょったりしますと、カビの原因となってしまう事があるがです。


そこで、この弱点を克服すべく登場したのが竹踏み(炭化竹)ながですぞね。炭化加工は熱の圧力で竹を蒸し焼き状態にしちょりますが、カビ予防や防虫効果などもありますきに。青竹踏みの、もうひとつの定番として今年は力を入れてご紹介していきたいと思うちゅうがです。


コメントする