虎竹と牧野富太郎博士

NHKテレビ放送、虎竹の里


虎竹伐採シーズンはいよいよ今月末まで、そんな虎竹の里を先日はNHK高知放送局さんに取り上げて頂きました。虎竹の伐採や加工の様子を放映いただいたのですが、テレビ放送をご覧になったという方から虎竹命名の父が牧野博士だと知ったと連絡いただきました。実は地元高知の皆様にも、虎竹の事はご存じであっても詳しい事は、なかなか知られてはいないのです。


NHKテレビ放送、虎竹の里


牧野富太郎博士は高知県出身の世界的な植物学者で、高知市五台山にある牧野植物園は全国的にも有名です。本当に素晴らしく、ゆったり出来る場所なので自分は高知観光に来られた方に必ずオススメする一番のスポットです。そして、レストランのテラスから見える虎竹を移植している場所をお教えしています。


牧野植物園、竹虎四代目(山岸義浩)


牧野博士ご自身も庭に植え観察して虎模様がでないと記録されていますけれど、虎竹の里以外の場所に移植しても不思議なことに虎模様が出ない竹です。今はコロナで旅行を控える方が多いと思いますが、いずれ季節も良くなり収まって来れば是非ご覧いただきたいと思っています。




寅年の竹皮虎

 
竹皮虎


子猫ではありません、虎です。寅年のあわせて竹皮職人さんが贈ってくれたタイガーです(笑)。竹皮はちょうど虎のように濃淡ある模様が入っていますので上手に使って編んでくれています。竹皮と言っても初めての方はイメージできないそうです、正確には竹の皮ではなく「筍」の皮なのです。筍は1日に1メートル以上も伸びる事がありますけれど、そうやって成長していく中で被っていた皮をドンドン脱ぎ捨てながら大きくなります。


この竹皮を使って竹皮草履をはじめ、下駄やスリッパ、弁当箱まで竹皮で作られる生活道具は、今も沢山あります。だから思えば竹は、新しく生えて来る筍は食用として、稈(かん)はもちろん枝から葉、根に至るまで竹細工に活用して、更にはも竹皮まで余す所なく使われて人々の暮らしに役立つスグレモノなのです。竹があなたと私の毎日に笑顔を作る、つまり「笑」という漢字が「竹」と「二人」で出来ている事が昔から人によりそって来た竹を良く表わしています。


知られざる最後の箕職人

 
土佐箕


には穀物などの塵を除去する農具の他に石箕や土箕、手箕など土木作業用に使われるものがあります。個人的には全寮制だった明徳中学の頃に、野球部のグランド整備や寮周辺工事を手伝うために良く使っていた竹製の手箕に馴染みがあるのです。職人から譲られた、ある大学教授が調査した資料を見てみると四国地方、中国、近畿地方を中心に西日本には33カ所もの竹箕の産地があって、全てが網代編みの箕でした。


カズラ箕職人


しかし、この箕は製作の難しさから竹細工の中では一番に姿を消してしまい産地の一つに数えられる土佐箕の作り手も一人しか残っていません。箕を使う農家さん自体が少なくなっているので需要もなく国産の箕は忘れられてしまっているのです。


箕


だから、このように数種類のサイズ違いの箕など今の日本で見ること自体がかなり貴重な事です。箕が必需品だった頃の名残のようにしか思えません。


カズラ箕


ところが、今年も箕を数百枚単位で編み続けられている職人がいます。この数の箕を見ると日本では無いと言われそうですけれど、まぎれもなく地元の真竹を使った国産の箕なのです。この量に圧倒されて品質の良さを見逃してはいけません、箕先の竹ヒゴの折り返し部分など惚れ惚れするような美しさです。


病人を箕であおいで邪悪なものを取り除く風習は全国各地にあったと聞きますが、箕は少し特殊な竹製品でもあり、仕事の道具としてだけでなく信仰や儀礼とも深く結びついています。そもそも竹自体が驚異的な生命力から、「松竹梅」と縁起ものに数えられますし、古来祭事や神事に使われてきて全国に竹関連の祭事は何と869カ所もあるのです。そして、そんな神秘的な竹で編まれる竹箕は、農作業で使われなくなった後も、福をすくい取る「福箕」として、ずっと生き続けてきました。




馴染みの青竹ざる

 
青竹ざる


いつもの青竹ざるは、お手頃な価格なので輸入品かと思われる事もありますが正真正銘の国産竹を使った日本製の竹ざるです。竹ヒゴを機械で取って昔からの分業制が確立されているので低コストで製造することができるのです。前ほどではないものの、それでも比較的沢山編まれていて毎日使いできる馴染みの竹製品がどんな風に作られているのかYouTube動画でご覧いただけます。


青竹ざる


青竹ざる




竹弁当箱と家族団らん

 
竹二段重箱


コロナが急に広がっていますので少し心配していますが、お正月に活躍した竹二段重箱は今度の出番はお花見か春の運動会ではないでしょうか。


竹のある暮らし


新年には久しぶりに家族や親類が顔を揃えられた方もおられるかと思います。当たり前の事ではありますものの、改めて人と会うことの大切さを感じた事と思います。


白竹三段ピクニックバスケット、竹三段弁当箱


そんな笑顔の中心に竹、まさに漢字のように「笑」=「竹」+「二人」という古からの普通の毎日が続いていくことを願います。




別注サイズのわらいずみ(飯つぐら)と虎竹タガのおひつ

 
わらいずみ(飯つぐら)


現代の一般家庭で、このわらいずみを見る事は恐らくないのではないでしょうか。保温ジャーの無い時代にお櫃(ひつ)に入れたご飯が少しでも温かく冷めないようにとの工夫で使われていたものです。別誂えの少しサイズの違うものが出来上がりましたが、もしかしたら若い世代にはお櫃自体が未知の道具かも知れません。


虎竹タガおひつ3.5合用


こんな事をお話しますと自分がやけに年齢が高いように思えますが、実は自分も遠い記憶の中で母の実家カ何処かで使っていたのをかすかに覚えている程度です。しかし、虎竹タガのお櫃も今だにご用命がありますから昔からの伝統が全く無くなってしまった訳ではないのです。


達人作真竹手付き高足飯篭


高知は温かいせいでしょうか、自分には飯籠の方がずっと馴染みがありました。残ったご飯が傷まないように日陰で風通しのよい軒下に吊り提げて保管されていました。お米は日本の食文化の基本中の基本です、だから、飯つぐら、お櫃、飯籠など実は大事で特別な道具たちなのです。




獣害対策の箱罠にかかった子供イノシシ四頭

獣害対策の金網フェンス


ご存じ黒澤明監督の時代劇映画「七人の侍」では、野武士に襲われる村人が団結して地域一体を砦化するシーンが出てきます。フィクションの中では面白くワクワクしながら観劇できるのですが、それが現代の里山の光景だとどうでしょうか。畦道に腰を下ろして小川のせせらぎを聞いたあの田圃や、菜の花畑でモンシロチョウを追った畑が、いつの間にか金網フェンスが張り巡らされてまるで戦国時代のようです。令和の世に集落を襲うのは野武士ではなくイノシシなど山の獣たち。


獣害対策の金網フェンス


獣害という言葉を良く聞くようになったと思います。特に虎竹の里ではイノシシを良く見かけるようになりました。夜道で集団で歩く群れに出会うと、これも映画ですけれど「もののけ姫」のワンシーンを彷彿させるような迫力があって少し怖いくらいです。


イノシシ箱罠


農作物はもちろんですが、にとってもイノシシやシカなどは筍を食べてしまう等被害があります。小さい頃から、ウリ坊が泥遊びしていたり、猿に驚いて笑い合ったりした馴染みの獣たちです、全く居なくなる里山というのは考えられないものの増えすぎは問題です。虎竹の里にもイノシシ対策の箱罠が仕掛けられている場所が増えています、頭の良いイノシシなので箱罠にかかっている事はあまり見た事がありません。ところが今回は、小さな子供イノシシが四頭もかかっている所遭遇しました、少し可哀そうにも思うものの仕方ありません。


都会で暮らす皆様は、このような農村地帯の変化をご存じでしたでしょうか?山の獣=自然を拒絶せざるをえない田畑は当たり前の光景ではありません。「虎竹とイノシシ」でも書いたように人と自然のバランスが崩れているように感じています。




渡辺竹清先生の煤竹ハンドバッグ

 
試作煤竹バッグ、竹虎四代目(山岸義浩)


祖父との親交が深かったので網代編みの巨匠と言われる渡辺竹清先生には若造だった自分なのに随分と可愛がっていただきました。30年以上前になりますが、その頃に試作した煤竹ハンドバッグがあります。本当に試作で販売できなかったので何とか今まで手元に残っています。


渡辺竹清作バッグ


実は先日、初期の頃の渡辺竹清先生の煤竹ハンドバッグを手にする機会がありました。持ち手を金具で留めるタイプで少なくとも30年はご愛用いただいているはずなのですが本当に美しく丁寧に扱われているのが伝わり嬉しくなるような作品でした。


渡辺竹清作煤竹ハンドバッグ


そこで当時の事を、あれこれ思い出していると画像が一枚だけ出てきました。もしかしたら一番最初に買ったデジタルカメラで撮ったものかも知れません。写りは良くありませんが金具ひとつひとつを、竹材のパーツと合わせながら銀細工の職人さんに手作りしてもらった事が鮮明に蘇ります。この煤竹ハンドバッグは限定で5個だけ製作したように思います、もしお持ちの方がおられましたら是非一度自分までご一報いただけると嬉しいです。


竹虎四代目
yondaime@taketora.co.jp




続・竹炭うどんの作り方!びっくり真っ黒うどん麺

 
竹炭うどん麺


昨日の30年ブログ「竹炭うどんの作り方!びっくり真っ黒うどん麺」では、竹炭うどんが粉からどうやって出来あがるのかを見せてもらい美味しく頂いた動画までご紹介いたしまた。綺麗にカットして並べられた黒い竹炭うどんは小麦粉をまぶされて独特の見栄え、竹炭自体は無味無臭なので味には関係しませんが見た目から美味しそうです。


竹炭うどん、官兵衛うどん


今日は竹炭うどん麺がこれからどのように実際お客様に提供される饂飩になっていくかと言うところを少しご覧いただきたいと思います。竹炭うどんのオーダーが入ると、その都度普通のうどんや蕎麦とは別の小振りな別釜が用意されます。竹炭入りのうどん麺を茹でると、どうしても竹炭パウダーの黒い色が出てしまいます、そこでその都度こちらの別釜で8分間茹で上げているそうです。


竹炭うどん、官兵衛うどん


竹炭ざるうどん


こうして手間をかけて作られた竹炭ざるウドンなら、キリッという食感がありつつモチモチして、ツルツルの喉越しを最高に実感していただけます。


竹炭うどん、官兵衛びっくりうどん


ざるうどんを一人前平らげた後は、イカスミと竹炭の黒×黒の見た目が強烈な印象で忘れられない、くろだビックリうどんを完食したのでした。




竹炭うどんの作り方!びっくり真っ黒うどん麺

 
竹炭麺の作り方


竹炭うどんは一体どうやって作られているのか!?四国は香川県はもちろんの事、どの県を訪ねてみても饂飩処に恥じない美味しいお店が多くあります。だから饂飩を打つ姿も割と馴染みの光景なのですが、真っ白いはずの饂飩麺を竹虎の竹炭パウダーを使って真っ黒いうどんに打っていると言うのは前々から気にかかっていたのです。


竹炭パウダーと塩、竹炭うどんの作り方


真っ黒な竹炭うどんを作られているのは福岡県で地元に愛され続けて45年の老舗官兵衛うどんさん。毎日のように食される飲食店さんで、これだけ長く営業を続けて来られているのは地域で支持されて美味しさの定評がある証です。まず、塩と竹炭パウダーが用意されました、ドキドキわくわくしながら竹炭うどんの手打ちから見学させてもらう事にしました。


竹炭うどんを作る


歴史のある官兵衛うどんさんですけれど、何とうどん職人はアメリカの方です!不思議と違和感がないのは職人歴が長いせいでしょうか?慣れた手付きで見る見るうちに工程は進んでいきます。


竹炭うどん切り


手打ちした竹炭麺を均等に切ったら美味しそうな饂飩麺が出来上がり!この画像を見ているだけで当日の麺の食感と喉越しを思い出して本当にヨダレが出てきます。


竹炭うどん職人


今回は真っ黒竹炭うどんのコシを十二分に堪能できるようキリリと麺を冷たく引き締めた竹炭ざるうどんと、少しカレー風味仕立てのコクが最高のイカスミ真っ黒出汁から真っ黒竹炭うどんが強烈なインパクトと美味しさのとなって迫ってくる店長さん考案、くろだビックリうどんを頂きました。


竹炭うどん麺


この茹でるのを待ち焦がれているような黒い饂飩麺はどうでしょうか!?YouTube動画「実食!竹炭うどんの作り方!真っ黒びっくり、美味びっくり官兵衛うどん」では、まだお昼前であったのにも関わらずペロリと二杯の饂飩をたいらげる様子をご紹介しています。美味しい饂飩は食べてきたつもりですが、官兵衛さんのうどんには参りましたです(笑)。




初めて見た竹籠、セカンドバッグにもなりそうな白竹風呂敷弁当箱

 
白竹風呂敷弁当箱


昔から竹は人々の暮らしの身近にありながら、その高い加工性もあって様々な暮らしの道具が考案され作られ、そして使われてきました。その歴史は縄文時代にまで遡りますので、長い歴史の中で先人が試行錯誤してきた編み方は現代において新しい製法は無いだろうと言われます。だからもしかしたら、このユニークな籠も今までに誰かが似たようなものを製作された事がある事かも知れません。


しかし、四隅から花びらにように広がった四ツ目の竹編みを中央部分の竹ヒゴで引っ掛けて綴じる竹竹弁当箱など初めてです。おそらく誰一人として同じものはご覧になられた事はないと思います。では、どうやって開閉されるのか?使い方は下のYouTube動画でご説明いたします。




懐かしくて新しい結びの竹ブローチ

 
竹ブローチ


竹ブローチと聞いて懐かしく思う方は多くないのかも知れません。ところが、今よりもっと竹が身近で手頃な時代には生活の中の実用品、必需品としてだけではなく、アクセサリーとしても竹細工を自然に楽しんでいたのです。


竹ブローチ


竹ブローチ


竹編みの技は昔から多々伝えられ種類も多いので、ブローチ一つにしても竹の軽さや柔軟性を遺憾なく発揮した個性的なものが沢山作られました。


竹かんざし


竹ネックレス


竹のかんざしや、少し凝ったネックレスのような装飾品まで竹で出来ないものはないと思えるほど種類があって、竹職人の創造性の高さや竹の無限の可能性を子供心に感じていたことを覚えています。


竹ハンドバッグ


そうそう、竹ビーズのハンドバックなどもありました。孟宗竹の身の厚い部分を球形や楕円など小さなビーズに削り出した物を繋いで作られていたのです。このレトロな竹細工は、自分がたまたまお伺いした古い竹工場の倉庫から45年ぶりに奇跡的に発見して皆様にご紹介させて頂いた事があります。バッグ類はすべて無くなりましたけれど竹ビーズネックレスは少し残っています。当時の古き良き日本の竹を感じていただける手掛かりにはなろうかと思っています。


竹レトロブローチ


少しづつ編まれる現代の竹ブローチは、そんな竹アクセサリーの昔と今をも結んでいます。




渡辺竹清先生が最後の最後まで手元に置いた煤竹波網代ショルダーバッグ

 
渡辺竹清作の煤竹波網代ショルダーバッグ


これが、最後の最後まで渡辺竹清先生が手元に置かれていた大切にされていた煤竹波網代ショルダーバッグです。細かく取った竹ヒゴを交互に編み込んでいく網代編みは、御所箱やハンドバッグなど箱物か、もしくは竹皿のような平面の作品になりがちで派手さはありません。


渡辺竹清作の煤竹波網代ショルダーバッグ


緻密な編み込みはお分かりいただけても、ともすれば似かよった籠になり本当の価値が伝わりにくい竹細工のひとつだと思います。


渡辺竹清作の煤竹波網代ショルダーバッグ


「100年暮らしの中で役立ってきた煤竹に、次の100年の命を吹き込む」と言って創作を続けてこられた渡辺先生は150年、200年と時を経た煤竹に人一倍こだわりを持たれてきました。ところが、そのような煤竹は風合いは素晴らしいものの長い風雪の中で強度をすっかり無くしてしまっている竹もあります。


渡辺竹清作の煤竹波網代ショルダーバッグ


煤竹ならではの雰囲気を最大限に活かしつつ、現代の炭化加工の技術で作られた人工煤竹を巧みに織り交ぜる感性が、誰にも真似できない渡辺先生ならではの魅力のひとつなのです。


渡辺竹清作バッグ、竹虎四代目(山岸義浩)


こちらの作品は側面に肩掛け紐も通せるようになっていますので、ショルダーバッグとはしていますけれど、幅広い形を見ますと、少しスリムな御所籠のようでもあります。


渡辺竹清作の煤竹波網代ショルダーバッグ


大事な小物入れとしてご愛用いただくのも良いです。


渡辺竹清作の煤竹波網代ショルダーバッグ


また、このような感じにショルダーを付けてお出かけされる事もできます。




母と虎彦さん「虎の子」

 
220106602.jpg


「雲龍風虎」とは、龍のいる所には雲が沸き起こり、虎のいる所には風が吹きすさぶという意味です。その昔、仙台藩城下では奥羽山脈から吹き降ろしてくる風によって大火事が度々あったそうで、この故事に習い火消組に火伏せの虎舞を舞わせると火事が治まり東北各地で伝わったと言われます。


この虎舞に感動して店のシンボルマークに使われているのが宮崎県延岡市の老舗和菓子屋「虎彦」さん。2022年の寅年の合わせて11年ぶりに復活させた、かるかん虎の子というお菓子には昨年末にお届けさせてもらった虎竹を写真撮りされて、そのまま専用箱に印刷いただいています。


220106603-1100.jpg


沢山のお客様の声にお応えして11年ぶりの再販売となった虎の子ですが、虎彦さんが外箱にまでも虎に関わるものを探し出し、使われるという凄いこだわりを感じます。そして、実は一番最初に竹虎から竹を送らせてもらったのは何と36年も前の事!虎の子を初めて世に出した時に使って頂いていたのでした。父や母も現役バリバリの頃の話、新春に届いたお菓子を一番喜んだのは両親でした。




続々・2022寅年、新春虎竹の里ウォーキング

 
かぐや姫の竹


さて、2022寅年、新春虎竹の里ウォーキングでもう一つお話させて頂きたい事があります。それがこの虎竹たち、実は虎竹は淡竹(はちく)の仲間で竹表皮には白っぽい粉をふいたような蝋質があるのが特徴です。竹にも個性があって白さはそれぞれ違いますが、薄暗く曇った日に一筋差し込んだ日の光に照らされると、まるで意志があるかのように輝いて見える事があります。


新春は美しい青空に太陽がサンサンと明るい一日でしたけれど、それでも竹はこんなに光を放っています。これが雨模様の晴れ間や夕暮れ時だったとしたら、どうでしょうか?淡竹が黄金のように見えても何ら不思議ではありません。竹取物語のかぐや姫の里と言われている場所は全国に数カ所あって何処なのかは今だに定かでありません、しかし、生まれた竹に限りましては淡竹に間違いないと思っています。かぐや姫の竹と言っても過言ではないのです。




続・2022寅年、新春虎竹の里ウォーキング

 
虎竹の里


新春虎竹の里ウォーキングは、ここらかだと向かいの山になる虎竹の里の美しい山道を歩きます。下に見えるJRの線路は使われていますか?とご質問いただく事がありますけれど、もちろん今でも立派に汽車は走っています。ただ無人の安和駅に停車するのは上下各5本のみ、これが後の話に続きます(^^)


山出しされる虎竹


虎竹は不思議な事に虎竹の里の山頂までしか成育していません、峠を越えると本当に1本も竹が無くなってしまうのです。だから山裾から登り道には、このように伐採された虎竹を見る事ができて、この長い竹を運びだすためのトラックが通る山道も整備されています。


焼坂の道


雨の多い高知県ですから未舗装のこのような道路は人が通っていないと直ぐに通れなくなります。山道がこれだけ綺麗な事が虎竹の里で竹文化が守られている証と言っても良いのです。


焼坂の道


焼坂峠を越えると同じ山道がこのように一人が通るのが精一杯の心細くなる、けもの道みたいになってしまっています。それどころか何カ所かは鉄砲水で流されて通行困難な所さえあるのです。自分が虎竹の運ばれる山道を「命の道」と呼ぶのが少しご理解いただけるかも知れません。


崩れた焼坂の道


今年のウォーキングは出発時間が遅くなってしまったのと、崩れた山道で同じく山歩きしている方に出会い長話をしていたせいで予定していた土佐久礼発の汽車に乗り遅れてしまいました。次の汽車は3時間後でした(涙)駅にはタクシーもありません、急行がもうすぐ到着するので須崎駅まで乗っていってタクシーで安和までUターンしようと歩き出したところに電話が鳴りました。


帰りが遅いので家人が心配してくれていたのです。そこで父が迎えに来てくれる事になって、駅のベンチに腰を下ろしますが父が車で来てくれるなど何十年ぶりの事でしょうか?塾に通っていた頃の小学時代になって気分で嬉しくなりました。本当に忘れるくらい久しぶりに乗せてもらう父の助手席...今年はスタート最高です。




2022寅年、新春虎竹の里ウォーキング

 
虎竹の里


今年も雲ひとつない青空の中、新春虎竹の里ウォーキングに向かうことができました。年に一度は自分の足で歩いて虎竹の竹林の声に耳を傾け感謝したい、そんな思いで始めて数年来、毎年好天に恵まれています。2022寅年は例年に比べて肌寒さはあるものの、穏やかな明るい陽射しとポカポカ陽気に幸せを感じながら歩きました。


虎竹の里から見る太平洋


山道を登っていくと虎竹の竹林の間から須崎湾、そして更に雄大な太平洋を望めます。虎竹の不思議な虎模様には、この安和の浜からの潮風が関係しているという大学の先生もいますので、青く美しい海や高知の自然環境が虎竹を創り出していることが分かります。


虎竹山出し


虎竹伐採のシーズンは、こうして山道に虎竹が並びます。


2022年の虎竹


今年は寒さが来たせいか遠くから見ても一目で虎竹の色付きの良さがわかってワクワクします。何せ今年は寅年です、昔から「雲は龍に従い、風は虎に従う」と言われますから、同じ虎繋がりの虎竹にとっては絶好の追い風の福一年になるのです。


虎竹


ほらほら、虎竹の先端に太陽の眩しいばかりの光が輝きます。




竹炭石鹸とアトピー

 
竹炭石鹸


昨日、そしてその前二回の30年ブログは、竹首枕へのお客様からの嬉しくもあり、しかしリアルな悩みを皆様かかえていらしゃると言う事を改めて痛感するお便りをご紹介しました。そこで本日は、もうひとつお客様から数えきれないほどのお声を頂戴するリピート率NO.1虎竹の里竹炭石鹸についてお話したいと思っています。


何を隠そう自分自身が、元々も子供の頃から肌が弱くアトピー体質でした。当時は虎竹の里から高知市内の皮膚科の病院には汽車で片道2時間はかかっていたのですが母に連れられ良く通っていたものです。「皮膚科の病院にいくらお金を使ったか分からない」て大人になって冗談まじりに母からよく言われていました。「親の心、子知らず」とはよく言ったもので、自分の娘がアトピーで痒がって、夜など寝苦しくしているのを見るようになってから、当時の両親にはさぞ心配かけたのではと今頃になって申し訳なく思っています。


当時はアトピーという言葉もなかった頃ですが、そんな昔から肌が弱い自分たち家族はスキンケアには人一倍気を使ってきました。皮膚を清潔に保つのにはお風呂が一番です、しかし市販されている石鹸では身体を洗うとヒリヒリと刺激があったり、どうも肌に違和感があったりするのです。そこで、自分や自分の家族が安心して使える、肌に優しく刺激の少ない石鹸を作ろうと思い出来たのが虎竹の里竹炭石鹸なのです。


そんな思いで作った竹炭石鹸が沢山の方に支持いだたき、これからご紹介させていただくような感激のお声をいただいておりますので同じようなお悩みの方がおられましたら是非ご覧ください。


竹炭石鹸の泡


実は、生後6ヶ月の赤ちゃんが居るのですが、顔の湿疹と、頭の脂漏性湿疹が中々治らず困っていたんです。私自身がアトピー肌で、超敏感肌で今までもどの石鹸を使っても駄目だったんですね。今回、頂いたその日に石鹸を私の体でまず試してみたのですが、これは大丈夫。と直感で分かりました。すかさず6ヶ月の子供の全身(頭も含め)洗ってみました。もう、ビックリです。当たり前ですが、市販のベビー石鹸と全然違います。お肌が喜んでいるのがビックリするぐらいに分かりました。


モチモチで、お風呂上がりはスベスベで、問題の顔のブツブツと赤みが翌日にはすっかり良くなってました。そして、生後2ヶ月からの脂漏性湿疹。かさぶたがしつこく頭皮に張り付いて全く取れなかったんですが、なんと石鹸を使った日にペロペロとめくれてきてくれました。感激です。私自身も、顔や首など所々の痒みに悩まされてたのですが、石鹸を使用した翌日には痒みはほとんど無く、無意識に掻く事も無かったので本当に嬉しかったです。


今まで使用した石鹸など、大体3日目でアウトだったのですが、こちらの石鹸は使用3日目でも全く大丈夫そうです。素敵な商品と出会わせて頂き、本当に感謝してます。シャンプーとリンスも購入してみようと思います。また、子供の虫除け様に、竹酢液も購入させて頂いて良かったです。肌の弱い赤ちゃんにも問題無く使えそうです。洗濯物にも一滴垂らし、つけ置きにも使用させて頂いてますが、凄く良いです。購入して良かったです。
(U・K 様)


虎竹の里竹炭石鹸


うちの息子は生まれながらにしてアトピー性皮膚炎です。その為、一年中、皮膚が荒れ、秋や冬になると皮膚が割れるなどの症状が見られました。良くなってほしい気持ちからか地元の皮膚科や人から教えられた皮膚科など伺いましたが一向に良くならず、なかば諦めていましたが、数年前、インターネットでこの「竹虎」さんのHPを偶然見つけ愛用者の声を見ている時、息子と同じ様な症状で悩んでいる方がいて良くなったという記事を見て「もしかして!」と思いワラをも掴む気持ちで注文しました。


結果は歴然でした、現在も使用していますが使用数週間後から背中の痒みも少しずつ無くなりひび割れなども一切起こっていません。それどころか今では傷が染みて嫌いだったプールにも通い元気に過ごしています。本当に竹虎さんの炭石鹸には感謝しています。これからも息子をはじめ息子と同じ様な悩みを持っている方々のために頑張って下さい。
(パパさん 様)


竹炭石鹸


長女はアトピーが3才の頃から出始め、軽いほうではありましたが、幼稚園、小学校と外遊びがはげしくなると、だんだんひどくなっていました。市販の無添加せっけんをあかちゃんの時から使っていましたが乾燥が激しく、あまり効き目がないように思っていた所、インターネットで調べこの炭石鹸をみつけました。半信半疑でしたが、使ってみると鮫肌だった娘の肌がみるみるうちになくなっていまでは病院の保湿クリームもいらないくらいです。まだまだ暑い夏はアトピーがでたりはしますが、竹酢液と併用して使っています。一番うれしいのは、病院の薬をぬらなくなったことです。本当にうれしいです。ありがとうございました。
(M.N 様)

まだまだありますのでご関心のある方はコチラ、虎竹の里竹炭石鹸へのご感想




ストレートネックに竹の丸みを活かした首枕

 
ストレートネック対策首枕


先週の30年ブログでは竹炭枕に感謝、感激されるお客様からのお便りをご紹介させていただきました。「今までの辛さはなんだったのか?」と思われるくらい竹炭パワーを実感されておられましたが、実はコチラのお客様は、竹炭枕を知る前にお使いになられていたのが竹首まくらだったのです。改めてお客様からのお便りの一部をご紹介いたしますと...


「頸椎を悪くし、整形外科通いをしています。座っても、寝ても、起きても痛みやしんどさが伴い、立っている姿勢が一番マシという状況でした。そこでなんとかいい枕はないものかと探して、まず出会ったのが竹虎さんのストレートネック枕でした。首が伸びるような痛気持ちいい感じでしたが、一晩寝るには固いので、寝る時用として次に出会ったのが竹炭枕でした。」


竹首枕


ストレートネックは現代病とも言われていて、スマホやPCを長時間使う事で頸椎のアーチが真っ直ぐにな状態になってしまうのです。スマホ首とかクレーンネックとも呼ばれていますけれど、肩こりや頭痛をはじめ更に酷くなると手のしびれ、めまい、吐き気など色々な不調をきたします。


ストレートネック竹首まくら


今回のお便りのお客様は「首が伸びるような痛気持ちいい感じでしたが、一晩寝るには固いので...」と申されていました。竹首まくらは竹の自然なアール(曲線)を活用していますけれど、竹の硬さも特徴なので1日10分程度の使用からをオススメしています。様々なサイズのある天然竹を使って製造していますため大小二種類に分けてご紹介しています。その選び方や、使い方は簡単にお分かりいただけるようにYouTube動画もありますので、ご参考にされてください。


スマホを持ち歩くことは当たり前になっていて駅や電車の中でも皆様お使いになられているのを見かけます。ストレートネックにお悩みの方は少なくないのかも知れませんので、竹の力が現代人に少しでもお役に立てると本当に嬉しいく思います。お葉書で送っていただきましたご愛用のお客様からの感想も沢山いただいております。

竹首枕へお客様からの手書きのお声




あの辛さは何だったのか!?恐るべし竹炭枕への感謝・感激の声

 
快眠の竹炭枕


頸椎を悪くし、整形外科通いをしています。座っても、寝ても、起きても痛みやしんどさが伴い、立っている姿勢が一番マシという状況でした。そこでなんとかいい枕はないものかと探して、まず出会ったのが竹虎さんのストレートネック枕でした。首が伸びるような痛気持ちいい感じでしたが、一晩寝るには固いので、寝る時用として次に出会ったのが竹炭枕でした。


藁をもすがる思いで購入し、つかってみたところ、初日からすぐに眠れました!そして、何より驚いたのが、起きがけの痛みやしんどさが全くなく、スッキリ起きれたのです!(今まではなんだったの...?!)というくらいビックリでした。それからずっと起きがけの憂鬱なしんどさはありません。痛くなったり、しんどくなったら、寝て休めばいい...寝て楽になればいい...という大きな選択肢を与えてもらえた事に感謝しかありません。感謝、感激とは、まさにこういう事だと実感しています。それと、寝る時の足の冷えもなくなりました。


あまりの竹炭効果が気にいって、主人には同じ枕を、子供たちにはミツオレ君を購入しました。私と同じく足の冷えに悩まされていた娘も、「頭や首が暖かい、足の冷えもない」と言っています。そして、またまた驚いた事に、主人の怪獣のようないびきが竹炭枕を使ったその日から無くなりました!恐るべし竹炭パワーです。本当にありがとうございます。感謝と喜びをお伝えしたくメールしました。(S・F 様)


竹炭まくら、竹炭ベッドパット、竹虎四代目(山岸義浩)


S・F 様は、横になると痛みがあって、立っている姿勢が一番マシという状況は想像しただけでも大変な思いをされていたのだと思います。本来なら何よりもゆっくり休みたいのに、それができなくて、ある日突然に竹炭枕によって切なる願いを叶えられたのだとしたら本当に嬉しいです。


そう言う自分も実は竹炭枕が手放せない一人、少しお試しで使ってみようと思ったら最後、もうあの柔らかな枕には戻れそうにありません。加齢臭が気になりだしてから作った竹炭ベットパットとセットでずっと愛用しています。




寅年スペシャル企画!さぬき竹一刀彫「虎竹御守り」プレゼント

 
竹虎本社工場


さて、昨日は夕方3時50分~4時45分までのRKC高知放送さんの情報番組「eye+スーパー」にて竹虎を生放送で取り上げて頂きました。雨模様だった午前中も日頃の行いが良いせいか(笑)放送時間になると雲ひとつなく綺麗に晴れわたり、伐採シーズン真っ最中である虎竹の里の竹林の様子や、本社工場の虎竹加工、寅年の新春にバッチリのおすすめ虎竹細工などをタップリとご紹介いただきました。


虎竹の竹林


お越しいただいたアナウンサーの方は何と北海道のご出身でした。実は北海道には大きな竹が無くて、竹林に入るのも初めてだと話されていましたが、山の職人によって手入れされた竹林の美しさは十分に感じていただきテレビをご覧いただく皆様にも伝わったのではないかと思います。


虎竹御守り


さすが寅年!新年早々、多くの方にご覧いただく有難い機会を頂戴して心から感謝いたしておりますけれど、そんな日本唯一の虎竹に、黄綬褒章受賞の西村秋峯氏が一刀入魂した虎文字の御守り!寅年新春企画として2022年を祝して22名様に特別プレゼントを本日7日から開始します。虎文字の御守りがどうやって作られているのか?一刀彫の鮮やかな手仕事は下のYouTube動画をご覧ください。また、企画の詳しい内容は、新春プレゼント!「虎竹御守り」」まで。




虎彦さんの「虎の子」が届きました!

虎彦さん虎の子


昨年からずっと待ち続けていた虎彦さんの「虎の子」が届きました!なんと11年ぶりの復活との事ですが、寅年に虎彦さん(以前は虎屋という名前でした)が虎豆を使い作った虎の子。虎舞と当社の虎竹のデザインをパッケージに活かして、まさに虎づくし、虎が六つも揃った2022年寅年にバッチリのお菓子なのです。


虎彦さん虎舞


包装紙を開けて目に飛び込んでくる格好イイ虎舞の切り絵!昭和62年といいますから36年前の寅年正月2日に新発売されたそうです。その時にも虎竹の里から虎竹を送らせていただき、パッケージ用として写真撮りしてお使いいただいておりました。


虎彦さん虎の子パッケージ


ところが、この虎の子は製造に手間がかかり採算が合わなかったとの事です。その後、20年ほどは販売できずにいた所、お客様からのご要望が多く今年の寅年のあわせて製造再開となり、何と36年ぶりに虎竹をお届けさせてもらったという事なのでした。


虎の子だより


この平成9年に発行されました虎彦さん(当時は虎屋)の、かるかん「虎の子」誕生うら話を拝読した時には心が躍りました。和菓子という全く違う世界の店舗様ですけれど、こうして自分たちの同じように虎にこだわられていて、36年経った今でも忘れずいて下さり、再び同じように虎竹をご用命いただけるとは本当に感激だったのです。


日本唯一の虎竹


100年前に竹虎初代宇三郎を魅了した虎竹、ずっと繋がっています。




竹虎テレビ生中継!RKC高知放送の情報番組「eye+スーパー」

 
寅年の虎竹山出し


竹虎は本日より通常営業を開始させていただきます。寅年を、まさに竹虎の一年にしたいと思っていますが、そんな新春に幸先よく地元テレビ局さんが虎模様の竹を取り上げて下さる事になりました!明日1月6日(木) 夕方3時50分~4時45分、RKC高知放送さんの情報番組「eye+スーパー」です。


虎竹林


1時間の番組の中で、伐採シーズンを迎えております虎竹の里の竹林の様子や、運び出された虎竹を本社工場のガスバーナ―を使い油抜きする製竹加工、更にその竹材を使い製作された寅年の新春にオススメ虎竹細工などを本店にてご紹介させていただく予定です。


今年の虎竹2022


今年は寒さが結構キツイので、例年に比べて色づきの良い虎竹が出てきています。白っぽく見える薄い蝋質の下に斑模様がハッキリと確認できます。これを油抜きしますと美しい虎柄が浮かび上がってきます。


虎竹の里


明日は天気が思わしくないようですから、このような美しい虎竹の里はご覧いただけないかも知れません。この峠からの眺めを、自分がインターネットに公開させてもらったのは25年前の事になります、愛する地域を多くの方に知ってもらいたい一心でした。それから少しづつ、少しづつ変わっていく景色の中でも虎竹は昔のまま、自分の思いも変わりません。高知のローカル番組なので、ご覧いただけない地域の方も多いと思いますがTVer(ティーバー)で後から観ることもできるようです、機会があれば是非ご覧ください。




日本唯一虎竹の里の秘密!?こうして出来た!記念すべき寅年の年賀状

 
竹虎年賀状2022寅年


皆様、楽しいお正月をお過ごしになられたのではないかと思います。今年の新春も虎竹の里は好天に恵まれて暖かく穏やかな年明けで、これだけでも本当にありがたい寅年の幕開けでした。昨日は、たまたま駅前を通りかがりますと早くもUターンラッシュが始まっているようで、大きなトランクを持った方々が家族に見送られている光景を見る事が出来ました。こうした当たり前の眺めも、昨年はあまり無かったように思いますので普通の暮らしに幸せがあるのだと、つくづく感じていました。


竹虎年賀状2022寅年


さて、竹虎も本日までお休みを頂戴しており、いよいよ明日5日(水)から通常営業です。今年は、暮れから何度も何度も申し上げておりますように(笑)寅年です!虎繋がりなので、どうしても特別な年明けに思えてなりません、そこで34回目の竹虎年賀状となります今回に初めて社員一同全員参加で制作する事にしたのでした。


竹虎年賀状2022寅年


撮影していただくのは毎年特別にお越しいただいている写真家のミナモトタダユキさん。プロのカメラマンに撮ってもらう事などほとんどない竹虎社員の撮影現場を動画にしています、このようにして今年の年賀状は作られたのです。30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」をご購読いただく皆様に一足お先に公開いたします、よろしければご覧ください。




竹虎年賀状2022!寅年新春あいさつ

 
竹虎年賀状2022


皆様、明けましておめでとうございます!2022年は寅年、虎は嘯ぶき風雲巻き起こすと言われますので、今年は台風のような大風が吹き荒れる一年になるのでしょうか。そんな嵐とは全く関係のない長閑で、静かな虎竹の里。寅年にあわせて寅さんという、ベタで変わりばえのない新春の挨拶を、いつもと同じ竹林より一言申し上げさせていただきます。今年もよろしくお願いいたします。