その日、虎竹の里と山内一豊な竹虎四代目

竹の車REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


今日もこうして日本唯一の虎竹製車両REIWA-125号に乗って社内の見回りに出ています。虎竹は土佐藩政時代には高知城の山内家へ献上されていたと言う歴史を持つ特産の竹です。


山内一豊


だからイメージは銅像にある山内一豊。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕え土佐24万石の大大名になった戦国武将です。


「お~い、みんな頑張ってやっている~!」


工場では何の反応もありません。


竹の車REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


「ややっ、あれはっ!?」


竹が積み上げられた隅で職人がサボっているのを発見しました!


竹の車REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


「こりゃあ~!何をしゆぅぅぅ、真面目に働らかんか!」


「おおいっ、逃げるなっ!」


竹の車REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


「逃がさんっ!」


竹の車REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


「まだ三時のおやつの時間でないっ!成敗してくれる」


竹の車REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


「社長、ゴメンなさい」


「分かればエイがじゃき」


竹の車REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


メデタシ、メデタシ。


と言う感じで虎竹の里の一日は過ぎていきます。全国の会社経営の社長様、皆様の会社ではいかがでしょうか?


来月8/6日にスペイン・ビトリアで開催されるボックスカートレースにはこの迫力そのままで走り抜けますので好成績が期待できそうですよ。(本当か?)


梅原真先生と虎竹アーマー

虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


今日は、いつになく緊張しています。玄関先でピンポン鳴らして主で出てくるまでこんなに時間が長く感じることもありません、もう30分くらいも待っているような気分です。


梅原真先生、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)"


お宅のご主人が登場されました、デザイナー梅原真先生です。予想どおりでした、自分の格好に完全に呆れられています。


梅原真先生、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


「この忙しいのに、おまん頭どうかしちゃあせんか?」


ああ...やはり来るのではなかった、早く帰りたい気持ちでいっぱいです(涙)。


梅原真先生、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


おっと、ひとつだけ良い所を見つけて頂きました。肘と膝に付けている虎竹製パットです。


虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


さすが田舎ブランドの達人、梅原真先生です。虎竹アーマーを考えた時に一番最初に出来たのがこの肘・膝パットでした、もう飴色になっている自分が愛用している白竹製のペンケースを元に虎竹の柄がついた表皮が外側になるように職人が編んだ自慢の品です。


梅原真先生、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


しかし、今回わざわざ虎竹の里から遠く離れた土佐山田の地まで訪ねて来させて頂いたのには理由があります。


梅原真先生、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


実は日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」に先生に乗ってほしくてお伺いした時に今回のスペインボックスカートレースの事をお話しもさせてもらいました。そして、ドライバーである自分の格好についても雑談いただく中で何かやりたいなと言う新しい気持ちが芽生えたのです。その日の帰り道からずっと考え続けて虎竹アーマーに辿りつきました、梅原先生に気づかせて頂いたと思っています。


持たざる者や、地方など弱者と言われる人々に勝ち方を指南し続けるこの方は、知らず知らずのうちに竹虎にもお力添え頂いているのです。




創業125周年記念製作のREIWA-125号に虎竹アーマー!

REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)、山内一豊


竹虎創業125周年を記念して挑戦するスペイン・ビトリアでのボッスクカートレース!日本唯一の虎竹を使って2ヵ月かけて製作したREIWA-125号に、今回はじめて作ってみた虎竹アーマーを装着して搭乗してみました。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


車体もそうですが、身体にまとう虎竹アーマーの誕生には結構な時間がかかりました。自分のサイズにどうやって合わすか色々考えた末にまず型紙で実際の鎧を作ってみて、そこに竹の割幅、長さを書きこんだものを用意しました。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


しかし、作ってみたもののサイズもフィット感も違います。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


さらに虎竹アーマーを着てREIWA-125号を操縦せねばなりません、実際に動いてみると前面の首回りがキツかったり、腕がうまく曲げられなかったりと色々な不都合ができてきます。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


そこを一つ一つ調整しながら作っていったのです。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


まだまだ仮留めの状態の時ですが既にかなりの迫力です。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


兜も未完成でしたがイメージはしっかり固まっていました。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


兜のイメージは虎竹が土佐藩のお殿へ献上されていましたので、その祖である山内一豊公がモデルになっています。


REIWA-125号、虎竹アーマー、竹虎四代目(山岸義浩)


いよいよ今週末には出立です、レースの行方は如何に!?自分も今度の渡西でも愛用する虎竹パスポートケースが当たりますよ!


特別プレゼント企画♪スペイン・ボックスカートレース、REIWA-125号の順位を大・予・想!


奇跡のデッドストック!45年眠り続けていた昭和レトロな竹バッグ

竹ビーズハンドバッグ


現代人は竹を忘れています。ほんの数十年前までは日本の住宅には竹が多用され、台所や居間では竹製品があちらこちらで使われていました。家の中だけでなく休日にお洒落して出かけて行く時にも竹は大活躍、竹のヘアーアクセサリー、竹のブローチ、竹のベルトなどもありました。そして手には竹のハンドバッグやお買い物には竹の手提げ籠が定番だったのです。


竹ビーズハンドバッグ


懐かしく思い出される方もおられませんでしょうか?しかし、ほとんどの方にとっては初めてご覧になられる、ちょっと目新しい感覚のハンドバック達かも知れません。それもそのはず、この竹ビーズハンドバッグは国内で45年以上前に販売されて一世を風靡していた製品達なのです。


竹ビーズハンドバッグ


バッグに中には一つ一つに綺麗に折り畳んで白紙で包んだ新聞紙が詰められていました。「輪島ツナの意地」などと相撲の見出しを見るだけで時の流れを知る事ができますが、日付をみるとなんと昭和49年(1974年)ちょうど45年前。


竹ビーズクラッチバッグ


長い長い眠りから数十年ぶりに復活した竹バッグたち。おそらく今の時代に日常使いしているのは自分の母くらいではないかと思っています。先日も会合にこの黒いクラッチバッグを手にしていました、すでに50年近く愛用しています。


虎竹バッグニューヨーカー


思えば復刻した虎竹バックニューヨーカーも元々のデザインは60年も前に編み出されていたもの、昭和は竹にとっても幸せな時代だったに違いありません。


竹ビーズハンドバッグ


奇跡のデッドストックの中には母が使うのと同じような竹クラッチバッグもありました。ジッパーの中を開けるとシミになっているものもあるものの外側の竹ビーズは自分の小さい頃の記憶のまま。当時の竹製品の技術力の高さに感激しつつも在庫限りながらご紹介できる幸せに浸っています。


竹炭パックの美顔効果は?

竹炭パック


真っ黒くした顔...一体何か?と驚かれるかも知れませんが、これは竹炭パウダーを使ったパックなのです。竹炭には強い吸着力があって石鹸やシャンプーなどに多用されていますから女性の方が美顔に取り入れないはずがありません。


竹炭パック


竹炭パックにも調べてみますと色々なレシピがあるようなのです。今回は片栗粉ベースと小麦粉ベースの二種類を試してもらう事になりました。


竹炭パック


片栗粉ベースのパックにはヨーグルト、オリーブオイル、竹炭パウダーが使われています。竹ヘラを使って顔に塗っていくと結構光沢があります。


竹炭パック


少し厚く塗りすぎたように感じるものの思うほど垂れることもなく本人も気持ち良さそうです。


竹炭パック


一度洗顔してもらって小麦粉ベースの方も試してみます。


竹炭パック


肌に伸びる感じや分量もよかったようです。洗い落したあとの美肌効果が楽しみです。


竹炭パック


毛穴の老廃物や汚れもスッキリ落ちたせいか顔が明るくなりました。竹は衣・食・住すべてに関わり古より人の役に立ってきた素材です、けれどもここに来て竹炭に焼くことによって衣・食・住・美と更に活躍の場が広がってきたように感じます。


シダ籠、二重編みの秘密

シダ編み籠


シダ編み籠と言うと温泉場の脱衣場で見かけるようなザックリ粗目に編まれた脱衣籠がほとんどです。自然素材でこれほど高い耐水性のある素材はそうありません、編組細工に使うとなるとシダ以上のものは見当たりませんのでお風呂場や台所など水回りでは昔から愛用されてきました。


しかし、この卵型のシダ籠の素晴らしさの秘密は持った時にズシリと感じる重量感に隠されていました。実は何と二重編みになっていて尖った素材の端部分が外側はもちろん、内側にもどこにも出てはません。


シダ編み手付き籠


シダは撥水性のある硬さと丈夫さを持つ反面、切断面は指に刺さるくらいですので編み込みの処理は非常に大事なのです。ねじった持ち手付のシダ編み籠など、恐らくご覧になられた事もない方が多いかと思いますが、そのあたりのシダヒゴの仕舞はしっかりされています。


シダ小籠


ワラビ籠とも呼ばれることのあるシダ細工は、素材集めによって編まれる籠の種類やサイズが決まってしまう難しい細工です。大きな籠が編みたくても、その日の山に太いシダがなければ、このような小振りな籠しか編むことができません。


シダ編み足付籠


昔はシダ籠がもっと一般的な製品でしたので染色された物も多く、このように足付のシダ籠も編まれていました。時代は令和へと進んでいますが、手仕事は昭和40年、50年辺りまでのものが今よりずっと多彩で先進的だったのです。


スズ竹行李、柿渋で仕上げた一閑張行李

スズ竹行李


中学校から全寮制の学校でしたので入学時には自分用の衣類はプラスチック製の収納ケースを運んで部屋に入りました。もう何十年も前の話ですけれど衣装ケースと言えば軽いプラスチック製か、少し丈夫な金属製かのどちらかで誰ひとりとしてスズ竹で編まれた衣装籠など持っている生徒はいませんでした。


スズ竹行李


当時の事なので恐らく自宅ではまだ使われていた人もいたはずですが、さすがに小さな子供にわざわざ竹行李を持たせる親などいません。安価で扱いやすいプラスチック製のケースがいくらでもありました、竹はこうして忘れられていったのです。


スズ竹行李


プラスチックなどとは比べ物にならない通気性があり、プラスチックのように割れたりすることもありませんので持ち運びや使用時の耐久性も格段に上。さらに使うほどに色合いと光沢が深まり愛着が増して手放せなくなりますから、そもそも同じに考えること自体が間違い、まさに別次元なのです。


スズ竹行李


衣装を収納するのには柳行李か、このスズ竹行李かという時代がありました。柳行李も非常に堅牢性の高い自然素材です、そして同じように用途にあわせて色々なサイズが作られていました。


柿渋一閑張行李


柳行李もスズ竹行李も良質の素材や職人が少なくなり製造数は激減していて、それが竹の一閑張行李を製作することにした背景ともなりました。竹素地に土佐和紙を貼って柿渋で仕上げた自然素材の衣装籠をだすと猫ちゃんも自然近寄って昼寝をはじめます。竹のある暮らしで作りたいワンシーンです。


今年のとさっ子タウン、竹虎の授業は虎竹モビール作り

虎竹モビール


今年も子供たちだけの街「とさっ子タウン」がやって来ます。夏休みの8月17日、18日の2日間、本当に何から何まで子供たちが自分達で作り運営する仮想の空間ですが一度お伺いした時には選挙まで開催されていて驚いた事でした。


とさっ子タウン


竹虎はこの街で毎年竹の授業を担当させてもらっています。高知県特産の虎竹を知ってもらいたいですし、竹と親しむ機会の少ない現代の子供たちに竹に触れてもらいたと思って竹を使ったオモチャ作りに挑戦いただきます。


とさっ子タウン


今年は子供たちの勉強机にも飾ることができる虎竹モビール作りですが、まず最初に紙芝居仕立て説明で虎竹の事を楽しく学んでいただきます「伝説の虎斑竹」の始まりです。


とさっ子タウン


おっとさっそく「虎」と聞いて猛獣が飛び出してくるかとビックリした様子。けれども、それは竹の名前だと知ってプンプン怒るという可愛いお話しです(笑)


虎竹


しかし竹と言えば青いものとしか知らない子供たちに、このような虎柄の竹があって、しかもそれが自分達の暮らす高知県にしか成育していない特産の物だと言うことを知ってもらいたいのです。作務衣の二人の足元にご注目ください、竹皮草履がさりげなく描かれていますが履き心地の素晴らしさ心地良さを知っているからこそ自然に登場してくるのではないかと思います。何事もまず知ることからなのです。


とさっ子タウン、虎竹の里


虎竹の里へさっそく飛び出していくというストーリーで進みます。


とさっ子タウン


江戸時代の土佐藩政時代にはお殿様に献上されていた地域の特産品であることもお話しします。こうして藩に保護されると共に勝手に外に出すことは禁止されていたので虎竹は全国的に知名度がまったくなかったのです。


とさっ子タウン


これは何の写真でしょうか?実はこれ香港で大きなビルを建てている現場なのです。今でも香港や中国では高層ビルを建てる時にさえ竹の足場を組んでいます。軽くてしなりがあり扱いやすく、それでいて強い竹の特性を子供たちにお伝えして見直してもらえるキッカケになるのではないかと思っています。


復活!スペインレースで戦う初代龍馬ブーツ

龍馬ブーツ、BORSA松本誠、竹虎四代目


高知市廿代町に靴修理工房BORSAというお店があって、ここのご主人松本誠さんには何度もお世話になっているのです。そもそも普段履きは自社の竹皮草履か雪駄以外なら足元は龍馬ブーツばかりなので2足用意して交代で使っていますが傷みが早いのです。初代の龍馬ブーツはカカトのやり替えは数えきれず、底の張り替えは覚えているだけでも3回はしています。


龍馬ブーツ


ところが今回、スペインでのボックスカートレースに参戦するに当たり虎竹の里の秘密練習場で血のにじむような特訓(笑)をしていて思わずブーツを地面で擦ってしまったのです!


「ああっ!やってしもうた!穴が開いたらさすがに履けない」


長年愛用して来た龍馬ブーツです、現在ではこの革のタイプは販売していません。使い込んでいるので、そろそろお休みさせてあげたい気持ちもありつつ、履き慣れた靴なのでもう一度一緒に歩きたい...特に今回は初挑戦ですので初代だと心強い。


龍馬ブーツ、BORSA松本誠、竹虎四代目


そこで、ダメかも知れないけれどと思ってBORSA松本さんに相談させてもらいました。自分も長年職人を見ているので瞬間的に感じるものがあります。松本さんは一目見て「キラリ!」ある種のオーラを放ちました。ああ、良かった大丈夫だと安心して工房に預けて帰ったのです。


龍馬ブーツ、BORSA松本誠、竹虎四代目


1週間ほどして出来あがった龍馬ブーツは最高!本当に渋い、生き返りました!補強に縫い込んだ革の風合いもいいし、サイドゴアとの色目もあっています。さすがBORSA松本さん。


REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)


やはり、足元が決まると気持ちがのってきます、思いっきりレースにチャレンジできそうです。自分一人の勝手な思いで行く創業125周年のように見えていますが、このように見えないところでお力添えいただく数々の方々がいます。竹虎の長い社歴の中では想像もできないほどの沢山の皆様と、大きな大きなご恩で繋いで来られたのです。


全てを背負って走るつもりです。


虎竹アーマー、125年の重み

REIWA-125号


竹虎創業125周年を記念して製作したREIWA-125号は無事にスペインの到着し、トラック輸送にてレースの開催されるビトリアに到着したとの連絡を昨夜いただきました。場合によっては税関を通過するのに時間がかかる事もあるようなので早めに送りだしていたのですが本当にホッと安心しています。


しかし、車体の画像をこうして見ていても思います。レースという「戦」に出陣するとすればREIWA-125号は馬です、騎乗するドライバーは武将、そして「人馬一体」という言葉があるように虎竹の車体と心を一つにするならば当然それなりの格好が必要ではないでしょうか?そこで考えついたのが虎竹で製作する鎧(アーマー)なのです。


虎竹アーマー


今まで作った事もない虎竹製鎧、虎竹アーマーの製作が急ピッチで進められ、いよいよ仕上げの段階となっています。


虎竹アーマー


それにしても虎竹とは本当に格好の良い竹です。このような鎧のパーツひとつにしても味がある。他の竹では絶対にこの雰囲気は出せません、100年前に初代宇三郎が魅了された竹虎の歴史が蘇ります。自分にしても虎竹だからこそ鎧、兜を作ってみたい、身に着けたいと思いますが仮に他の竹だったとしたら全くそんな気持ちにはなりません。


虎竹アーマー


手の甲もしっかり虎竹でガードしてもらうように製作中。自分に合わせて作るので当然オーダーメイド、銀座でスーツを作った時より1000倍真剣です。


虎竹アーマー


なぜなら転倒の危険が付きまとう急な坂道レース、竹虎四代目の肘や膝を守ってくれるのは虎竹しかありません。100年守ってきた竹に初めて守ってもらえるなんて、創業125年の節目でもなければありえない事です。


虎竹アーマー


一番大切なヘルメットも竹虎らしい武将風になっています。それでは一体どの武将がモチーフとなっているのか?そうです、日本唯一の虎竹はかっての土佐藩政時代には山内家への年貢として献上されていた歴史を持つ竹、だから山内一豊にしました。信長、秀吉、家康に仕え一代で20万石の大大名に出世した戦国武将、家紋の土佐柏は後に三菱のマークにもなっています。どんな兜となっているのか?ご期待ください。


REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)


最後に。現在、竹虎では8月6日のボックスカートレースの竹虎四代目の順位予想を受け付けています。只今450名様を超える皆様から予想をいただいております!ありがとうございます!実はここに「応援メッセージ」という一言お書きいただけるスペースがあるのです、そしてそこに皆様からの温かい声援を沢山いただいております。連日のように、ひとつひとつに目を通しておりますが身体の底から勇気が沸上がってくるような気持ちです。


竹虎のお客様は10年、15年とお付き合いの長い方も多いのです、そのような常連の方のお名前を見つけますと心が震えます。こうして125年という長い間、竹と共に歩んでくる事ができましたのは感激するようなメッセージをいただく、いつもの皆様の支えがあってこそです。皆様の気持ちも載せて走るレースだと思うと虎竹製アーマーのズシリとくる重さを改めて感じています。


ありがとうございます。


RKC高知放送「eye+スーパー」REIWA-125号+スペインでのレース

RKC高知放送「eye+スーパー」


昨日RKC高知放送さんの人気情報番組「eye+スーパー」に出演させて頂いてました。もちろん話題は来月のスペイン・ビトリアのボックスカート・レース(box cart race of La Blanca in Vitoria)です。創業125周年記念製作のREIWA-125号は無事にスペインに到着したという連絡も届いたばかりですし、いよいよ早いもので出発まであと2週間と迫ってきました。


RKC高知放送「eye+スーパー」


昨年の世界竹会議メキシコで出会った元F1のレーシングカーデザイナーのIvan Platasさんに誘われEUグリーン首都にも選ばれた人と自然の調和する美しいビトリアで排気ガスもでない環境に配慮したボックスカートレースは同じように環境にやさしい天然素材のをPRするには絶好の機会ではないかと思いました。


RKC高知放送「eye+スーパー」


時間が決められている中でのお話しですので、しっかりと台本を作って頂いており打ち合わせもキチンとやっていただきます。


RKC高知放送「eye+スーパー」


ベテランのアナウンサー丸山修さん、最近では全国放送の番組でも大活躍の高橋生さんがおられてのリハーサルもあるのですが、本番はやはり全く違います。


RKC高知放送「eye+スーパー」


ソープボックスカーとは?3年前に敢行した「チャレンジラン横浜」での竹トラッカーとの違い、どうしてREIWA-125号というネーミングになったのか?参加する意義や日本からの竹虎の参加、パリから世界竹会議(WBC)の会長Michel Abadieさんの参加が決まりインターナショナルなレースになった事など話は沢山あったのですが生放送は思うように話せません。大事な事を言い忘れたように思いながら時間は過ぎていきます。


ビトリアの街並


日本から遠く遠征します、どうせやるならスペインっ子のド肝を抜くようなレースでないと意味がありません。今回は竹虎職人の総力を結集して臨んでいますので、お話しできなかった事は現地バスクの青空の下で体現せねばならないと思っています。


特別プレゼント企画♪スペイン・ボックスカートレース、REIWA-125号の順位を大・予・想!


虎竹の車で挑戦する!スペインのボックスカートレース、ポスターが届きました。

Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz


スペイン・ビトリアでのボックスカートレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)が3週間後に迫ってきました。現地ではこのようなポスターも出来て盛り上がってきているようです。




以前に一度ご覧いただきました昨年のレースは、何度観ても走る方もお客様も一緒に楽しんでいるのが伝わってきます。今年の大会でも前回と同じように明るい太陽が照りつける熱い一日となりそうです。


岡山科学技術専門学校、パイクショップ高橋


虎竹の車REIWA-125号製作にあたりお世話になった皆様の竹製レーシングステッカーを車体に取り付けています。「KAGISEN」岡山科学技術専門学校さんには車体フレームをご提供いただきました、念ずれば花開くと言いますけれど車体製作でどうにも困っていた時にフッと手を差し伸べてくれる幸運にいつも助けられています。


三和モータース、ソープボックスダービー協会


そして、地元の自動車整備会社三和モータースさんに手直しいただいたフレームに、バイクショップ高橋さんにブレーキ、タイヤ周りを整備いただき今回も不思議な偶然を重ね重ねて車体が完成したのです。忘れてはいけないソープボックスダービー協会の山本さんご夫妻には全く知識になかった坂道レースの事イロハから車体の事まで細かくお教えいただきました。


REIWA-125号レーシングステッカー


元号が変わった節目に、ちょうど創業125周年となりましたので名付けた「REIWA-125号」の竹プレートも取り付けました。


REIWA-125号積み込み


車体はしっかりと固定して木箱に入れています。関西空港で専用ボックスに詰め替えられて空路現地を目指して運ばれて行きます、再び会えるのは来月決戦の地にてとなります。


ボックスカートレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


初めての国際レース(ボックスカートレース自体が初挑戦)、竹虎四代目は一体何位!?創業125周年でもなければ、こんな大それた事はできません。と言うことは皆様にとりましても125年に一度のチャンス!是非ピタリ当てて虎竹パスポートケースをゲットされてください。


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笠を支える竹骨

菅笠


梅雨が終わって暑い夏が、すぐそこまでやって来ています。強い日差しの中、外での農作業や漁業などには必需品だったのできっと江戸時代や明治、大正、昭和のはじめ頃にはこの様な菅笠姿の人はどこにでも居たのではないでしょうか。


菅笠


そんな菅笠の値打ちは一針、一針丁寧に手縫いで仕上げていく職人の技、この縫い目です。


菅笠


そして菅のやさしく、それでいて陽の光や雨を防いでくれる軽い手触りは本当に魅力的。


クバ笠


しかし、少し硬めの表面が大粒で勢いのある南国の雨さえも力強く防いでくれる石垣のクバ笠も頼もしいものです。


菅笠竹骨


いずれにせよ大事なのは笠全体を支える骨組み。竹ならではの粘り、しなりがあっての笠です。笠は竹骨に感じ入るのです、自分など竹骨を被っていると言っても過言ではありせん。


それが近年、伝統の技をここまで繋いできているのに骨組みをプラスチック製にしたものが流通しています。価格や製造量など多くの課題があることは日本の手仕事を考えると痛い程分かります、しかし「残念」という一言では片づけられない思いです。


番傘と空梅雨

番傘、和傘


そう言えば番傘を知らない方も増えているのかも知れません。いやいや、さすがにテレビや雑誌などでは頻繁に登場していますので昔の雨傘という事は皆様ご存じかと思います。


しかし、日常的に使った事があるという方となりますとグッと少なくなるのではないでしょうか。もしかしたら旅館などで貸し出してくれる傘を初めて持って、その重さや独特の雨音を知ったという若い世代もいるかと思います。


竹林


番傘は竹で出来ています。細く均一に割った竹ヒゴを様々な寸法に切って糸で留めて和紙が貼られています。スムーズに開閉し、弱い雨、強い雨にも柔軟に対応する耐久性を持ち、身近で大量に手に入れられる素材は竹しかありませんでした。


竹虎初代宇三郎


竹虎は皆様にご愛顧頂きますお陰で今年は創業125年を迎える事ができていますが、そもそもの始まりは大阪天王寺にて初代竹虎宇三郎が傘の骨材にする竹を取り扱うようになった事が原点です。


番傘、和傘


若い頃ずっと母から譲られた和傘をボロボロになるまで愛用していました。そう言えば最近は使っていません「今度の雨でさしてみよう」梅雨なのに今日も降りそうにない空を見上げて思っています。


スズ竹弁当×網代模様風呂敷

スズ竹弁当箱


通気性の良い竹弁当箱の中でも昔から使い続けられてきて定番中の定番と言えば、やはりスズ竹網代弁当です。真竹など他の竹材でも編まれる弁当箱ですが、あえてスズ竹と言うのはそのしなやかな堅牢さにあります。


市場籠


丈夫さはスズ竹市場籠にも使われている素材と言えばお分かりいただけるかも知れません。毎日重たい荷物を運ぶ道具としてプロに愛用されてきた手提げ籠は修理のご依頼も多いのが特徴です。手直しする機会が多いから弱いと言うのは反対で、ガンガン使われている証でもあります。


スズ竹弁当箱四角


スズ竹弁当箱には大きなサイズから長細い形、正方形の形など何種類かの弁当箱があって、それぞれのお好みで選ぶ事ができます。


網代模様風呂敷


竹虎では竹弁当を包むのに便利な風呂敷をご用意していますが、この柄には定番の網代編み模様をプリントしました。デザインは竹を愛してやまない版画家・倉富敏之先生の作品からお許しをいただいて使わせてもらっています。


網代模様風呂敷


竹二段弁当箱や特大ランチボックス以外は53㎝角の小さいサイズでお包みいただけます。上蓋の浅い竹ランチボックスに限らず竹弁当箱には、このような風呂敷があると重宝します。


竹虎Tシャツ、インスタで当たります。

竹虎Tシャツ


竹虎とユニクロのコラボTシャツをご存じでしょうか?もうかれこれ10年以上も前の事ですので覚えておられる方も少ないかと思いますが、当時は海外に展開しているユニクロ店舗でも販売されていたと言う竹虎にとっては非常に思い出深いTシャツです。


実は先月、このTシャツを着用されている方を東京の電車の中で発見したのです!背中を向けていたので竹皮草履の絵が目に飛び込んできました、おおっ!?間違いありません。近づいてお声がけさせて頂こうかとも思うものの人が多くてなかなか前に進めませんでした。更に、この人混みで話かれられるかなと迷いもしている間に駅に到着、ドアが開いて人波に消えてしまいました。


竹虎と認識されているのか?黒色に虎が描かれたデザインが気に入られているのか?その辺りは不明です。しかし、友人、知人が着てくれている事はあっても、このような知らない方が知らない所で着用されている事が本当に嬉しく思ったのでした。


竹虎Tシャツ


今回用意しているこの竹虎Tシャツは前に「竹虎」の大きな筆文字、背中にはこれまた大きな竹虎ロゴマークが白地に黒文字で入っている何処からどう見ても「竹虎」以外にはあり得ない!と言うようなTシャツです。まさかユニクロTシャツのように誰にでも着られる事はないかも知れません。


竹虎Tシャツ


ただ、ごくごく一部の方にはこれだけ恥ずかしげもなく屋号を入れていてもご愛用いただける方もいるかもですし(笑)、海外の方には漢字がクールなデザインのように見えるらしく人気なので喜んでもらえるのではないでしょうか。




今月は竹虎の決算月でもありますから、このTシャツを3名の方にプレゼントする企画を開催中です。竹虎のインスタから【フォロー&いいねで3名様に竹虎オリジナルTシャツをプレゼント】をご覧いただきフォローと「いいね!」で応募完了です。締切は来週7月18日(木)ですからお早目に!


別誂え市松模様の胡桃手提げピクニック籠

胡桃手提げ籠バッグ


胡桃は山葡萄などと並んで手提げ籠に多用されている素材です。以前はヒゴ幅も概ね同じの単色な籠しかなかったものが近年随分とファッション性の高い編み方が目につくようになっています。この胡桃を使って底が広くモノを出し入れしやすいピクニック籠を製作してもらいました。


胡桃手提げ籠バッグ素材


そもそも、この色違いの市松模様がどうなってるのか?と言いますと胡桃の樹皮の色の違いを利用しています。樹皮の表皮はこのように明るい色合いなのです。


胡桃材


樹皮の裏側は、このように渋い木肌の色です。昔はこのような色合いの籠が多かったので「胡桃の籠=渋い」印象があります、もちろんこの色目でも十分に格好が良いのです。


胡桃手提げ籠バッグ


現代では使い勝手と共に見た目の華やかさや個性も大切なので、このような市松模様であったり、ヒゴ幅を極端に太く取った籠も編まれています。


胡桃手提げ籠バッグ.jpg


このように四角形で底の広い安定感のある籠は昔から好きです。休日を自然の中に過ごす時などは特に心まで解き放つことができそうな胡桃籠です。


柿渋と漆、新しい一閑張り角手提げ籠

一閑張買い物籠


一閑張とは竹編み素地に和紙を貼りつけて柿渋や漆を塗布して仕上げる細工の事で、防水性、堅牢性が高まり長くご愛用いただけるようになります。日本はモノを大切に手直ししながら愛用する文化でした、一閑張の細工にもたとえ壊れた部分が出来たとしても穴の空いた障子に和紙を貼って修復するかのように元通りにしてきましたので修復性も抜群の細工と言えます。


一閑張竹編み素地


長く使ってボロボロになった竹籠に和紙を貼って真新しい道具が出来あがります。ひとつの役割を終えた竹に新たな命を吹き込むような一閑張職人の仕事を横目で見ていた頃から国産竹で四ツ目編みされるこのような手提げ籠を作りたいと思っていました。少し無骨なくらいの素地の表情を和紙の下に作りって、竹と編みの存在感を出したかったのです。


一閑張買い物籠


細い竹ヒゴの網代編みとは違う、少し広めの竹ヒゴと粗目の編みが前面に出た一閑張り手提げ籠となりました。


一閑張買い物籠(漆)


落ち着いた風合いが好みです、なのでいつも竹虎の一閑張は柿渋で仕上げるものばかり。ただ今回は下地が違うので、どんな風になるのか試作的に漆仕上げで数個製作してみました。表面の輝くような色艶、ツルツルするような手触り、漆に塗り固めなれた硬さ、軽く叩くとコンコンと心地のよい音が響きます。同じ形の小さな手提げ籠ですがこんなに雰囲気の違う籠になりました。


竹編みの天井

竹編み天井


これは凄い!職人さんの自宅に招かれて上を見上げてビックリ仰天です。広い居間の天井一面に美しい竹編みの細工が続いています。


竹編み天井


それにしても年期が入って見惚れるような色艶です、画像で見るとまるで200年前の煤竹のように見えてしまいます。


竹編み天井


ところが、この竹編みは虎竹と白竹を組み合わせて製作されていました。白竹も厳選されていますが虎竹の色合いには特にこだわったために竹の選別だけに半年かかったそうです。


竹天井


しかし、それだけの手間をかけただけの事はあって、その後1年かけて編み上げられた大作は数十年たった今でも当時の迫力のまま下でくらす職人さんご家族を見守られています。


竹編み天井と時計


もう荷二度とこのような作品を作ることはできないと職人は話しています。ああ、この時計の針を戻して懐かしい輝いていた頃に戻ってみたい気分です。


一体何位に入賞するか!?スペイン・ボックスカートレース

スペイン・ボックスカートレース、REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)


何度もお話しさせていただいておりますように竹虎は創業125周年の記念とて来月8月6日(火)にスペイン・ビトリアで開催されるボックスカートレースに出場します。日本からの参戦の他に世界竹会議(World Bamboo Congress)会長のMichel Abadieさんもフランスから来られる事になりましたので、まさにインターナショナルな競争となっています(笑)


スペイン・ボックスカートレース、REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)


競争といいますと順位がつきもの、そこで皆様への感謝の気持ちと一緒にレースを楽しいんでいただきたいという思いから今回は特別プレゼント企画をご用意いたしております。日本時間の8月6日(火)正午までの期間中「特別プレゼント企画♪スペイン・ボックスカートレース、REIWA-125号の順位を大・予・想!」として開催しておりますので、是非是非順位予想をしてください!


REIWA-125号練習


今回、新車両でありますREIWA-125号は虎竹の里特別コースでタイヤが擦り切れるほどハードな練習もしてきました。スペイン・ボックスカートレースに出場するのは約30チームと予想されていますが、その中で竹虎が何位になるかを予想いただくのです。


スペイン・ボックスカートレース、ビトリア


専用フォームより予想した順位をお選びいただき見事予想が当たった方の中から抽選で1名様に自分も海外に行くたびに、いえいえ国内で飛行機に乗る時にさえ持ち運ぶことがあるくらい気に入っております虎竹パスポートケースをプレゼントします!REIWA-125号と同じく日本唯一の虎斑竹で仕上げた逸品に当選者様のお名前を刻印してお届けしたいと思っています。


スペイン・ボックスカートレース、REIWA-125号、竹虎四代目(山岸義浩)


また、予想が外れてしまった方にもWチャンスがあますぜよ!応募者全員の中から10名様にREIWA-125特別刻印入りの限定竹箸を一膳プレゼントいたします。このレース参加のひとつの意味には開催地であるスペインと日本の「橋(箸)渡し」になりたいとの願いが込められています、竹で橋渡しなので「竹箸」はピッタリのプレゼントではないかと考えています、社員一同ご応募を心よりお待ちしています!


特別プレゼント企画♪スペイン・ボックスカートレース、REIWA-125号の順位を大・予・想!


日本の「竹の日」Japan's Bamboo Day

竹ドーム


昨日は日本の「竹の日」でした。竹の日と聞いても初めての方もおられるかも知れませんが、世界的には9月18日が「World Bamboo Day」世界竹の日として制定されています。日本ではさらに笹につけた短冊に願を込める七夕があり、日本最古の物語である竹取物語に登場するかぐや姫の誕生日とも言われている事から7月7日を竹の日としています。


日本は自然豊かな国で何と森林率は67%もあって先進国では有数の森林国です。しかし、その2500万haの森林の中で竹林の面積はというとわずか15~20万haしかありません。ところがたったの0.6%程度しかない竹を注意してご覧いただくと自分達の身の周りに意外と多い事に気がつきます。


竹ドーム


これは山間部のお話しではありません、むしろ山深い所には竹は少ないのです。都心部から少し離れた住宅地域や農村部など数字から考えれば不思議なほど竹の姿を見る事ができます。これは昔からいかに竹が人に寄り添い、人と竹が支え合って生きて来たかの証明です。


竹に節目があるように、竹の日という節目に日頃は見過されてがちな近くの竹を愛でる日にしてもらいたい。日本の「竹の日」でも世界の「竹の日」でもそんな竹人の思いは同じです。


竹ドーム


さて、ところで今回の竹林は北陸は氷見にある「竹ドーム」です。坂道を少し登って大木の間から中心に向かって垂れ下がっている竹が見えて来たら思わず声を上げてしまいます。けれど、どうしてこのようなドーム状に竹がなっているのでしょうか?ちょうど窪地になっているから両側の竹がお互いに挨拶でもするかの様に腰を曲げていますが、ちょっと不思議です。地元で管理をされている方に聞いてみても分からないとの事でした、もしかしたら雪が関係しているのかも知れません。


雪と竹、竹虎四代目(山岸義浩)


山形の冬の竹林に入った時の写真を見ると雪の重みで竹が大きく曲がっているのがご覧いただけるかと思います。ここの竹たちも冬場はこのように降り積もった雪で頭を下げているに違いありません、そして窪地なだけに余計に曲がってしまっているのではないでしょうか。普通なら雪の重みになど跳ね除けて真っ直ぐに伸びて行く竹もさすがに曲がり過ぎてしまって暖かく季節が変わっても一年中ドーム状の形を保っているのではないかと考えていました。


この竹林には地元の中学生が整備来られていました。なるほど、だからこれだけ美しいのだと感心しましたけれど自然と竹と触れ合う素晴らしい機会を持たれています。これからもずっと続けて竹ドームを守ってもらいたいものです。


別誂えの黒竹玄関すのこ

竹ざる


竹虎には前々から別誂えや修理などのお問合せも結構多いのです。それは、このような普通の竹ざるの大きさを違えてもらえないかという簡単なものもありますし少し変わったものもあって現品をお送りいただく事もあります。


虎竹ボール


趣味で手作りされている方も最近では多いようでご自分の作品のベースにされるために一つだけご注文されてる方もおられます。


竹ぐい吞み


ちょうど今がシーズンの竹ビアグラスや竹タンブラーに名入れしてプレゼントにされる事も増えました。小さなカトラリーなどにもレーザー刻印ならロゴマークから名前やメッセージまで自由自在です。


竹フォーク


カトラリーと言えば先日も少し変わったスプーンのご用命でお送りさせてもらいました。カウンターでバーテンダーさんが使うバースプーンというものがあるそうですが、それを竹で再現したいとの事でした。金属と竹材では出来る形が違いますのでイメージ通りにはなかなかいきません。


せっかく試作したものが出来るだけ無駄にならないようにウェブサイトでご紹介させてもらったりしますが、そんな中から少しづつ皆様にお手に取っていただけるものもあるのです。


別注黒竹玄関すのこ


「料亭になる玄関」として特に今の時期には人気の黒竹を使った玄関すのこは、それぞれの玄関のサイズが違うようにお好みの高さや大きさにも違いがあってサイズに合わせて製作する事が多いです。何枚か繋げて広いスペースを敷き詰めるような感じになる事があって、それは壮観です。しかし、反対に幅の狭いすのこも、そこにあるだけで雰囲気はガラリと変わるので楽しいものです。


NHK高知放送局「おはようこうち」で放映いただきました。

日本唯一の虎竹


今では想像しにくいのですが昔は虎竹生産共同組合があり、もっと沢山の地域の方が虎竹に関わって生活していました。小さい頃には虎竹の歴史など何も知らなかったものの、土佐藩政時代から続く竹文化を守っている気概とプライドは誰から聞くでもなく感じられていました。


竹虎昔の職人さんたち


先日に放映されたNHK高知放送局「おはようこうち」で紹介された来月のスペインボックスカートレースへの挑戦を観てその当時の活気に溢れていた頃を知る懐かしい方から連絡をいただきました。ありがとうございます!朝のニュース番組なので意外に多くの方がご覧になられているようで、こんな事があるからテレビで紹介頂く事は本当に嬉しいのです。




皆さんからは、自分達はどんな風に見えてるいますか?筋肉隆々のランニング姿の皆さんを見上げていた自分は工場の激しい音と、風に舞う竹のホコリと、錆びたボロボロのトタン板、そして何より虎竹を油抜きしている甘い甘い香りが大好きでした。


竹虎職人工場


「ボクちゃん」


小さい頃の自分の呼び名です。


甘やさかれた泣き虫が、父から託されて会社の先頭に立っています。皆さんからしたら頼りなくREIWA-125号のハンドルさばきの前に虎竹の里の舵取りは大丈夫か?おっしゃる事は十分良く分っています(笑)


竹虎四代目(山岸義浩)、REIWA-125号


しかし、大丈夫。口では反対しながら普通ならバカにして絶対に作らないような竹細工に熱心に取り組む職人。それら現場を率いる専務。彼らがいる限り虎竹の里は続いてきます。


虎竹網代編み


じっとしていられない祖父は、そちらでも竹の仕事を始めているのではないかと思います。もしかしたら皆さんもあのニッカポッカ姿で働いているのかも知れませんね。安心して観ていてください。


鳥籠の思い出

鳥籠


「鳥籠」などと書くとウーロン茶の事しか思い浮かばないかも知れません(笑)しかし、ウーロンは「鳥龍」ですので竹冠が付いていません。まあ、鳥籠と言ってもそれだけ馴染の薄い物になっていますが、自分の小さい頃には多くの家庭にもこのような竹製のヒゴで作ったコバンと呼ばれる鳥籠がありました。そして、今でも竹林に入るとあちらこちらから聴こえてくる様々な小鳥達を籠に入れて普通に飼っていたのです。


鳥籠工房


自分も多い時はに5~6羽のメジロを飼っていました。メジロのエサは大根葉だったと思いますが道端や空き地に生えている雑草の中にも適した草があり、それをスリコギでつぶしてキナコと混ぜ合わせます。草の種類や混ぜる分量、エサの粘度にいたるまで細かい飼育の仕方は先輩や地域の大人達から教わりましたので良い時代だったと思います。


鳥籠


鳥モチでメジロやウグイスを獲りに行く事は楽しみでした。良く鳴くメジロの周りには同じようなメジロが沢山飛んできます、そして鳥モチの枝にとまって面白いように生け捕りにできるのです。近くの万屋に行くと置いてあった鳥モチも最近はホームセンターでも見かけません。手にベチャベチャくっつく鳥モチも水気があれば大丈夫なので自分達は口に入れてガムのように噛んでました。柔らかくなり粘度が増します。


参加した事はありませんでしたけれども当時はメジロの鳴く回数を競う大会も開かれていたほどですので良く鳴くメジロが好まれて、そのようなメジロの見分け方も教わりました。


鳥籠材料


そう言えば、コバンには山で捕獲した小鳥を沢山入れられる大きなタイプもあったように覚えています。自由を奪われた鳥達が籠の中で暴れないように上かに布をかぶせると静かにおとなしくなるのが不思議でした。水浴用の特別な鳥籠もありました、水を張って置いておくと気持ち良さそうに水浴びをして遊ぶのです。そうやって野鳥が目の前で観察できるというのは今にしても思えば非常に貴重な体験だったとつくづく感じます。


鳥籠材料


今ではメジロやウグイスを捕獲するのも飼育するのも禁じられています。しかし楽しみの少なかった昔から人々は山の小鳥を飼い、その美しい鳴き声を自宅で愛でていたのです。そして、必然的に近くには鳥籠を作る職人さんがいました。


鳥籠


鳥が出入り口から飛び出さないようコバンにはロック機能が付けられています。これが人真似のキライなこだわりの職人によって様々な違いがあって又面白しろかったのです。


鳥籠製作


ところで、山に連れて行ったオトリ役のメジロがさっぱり鳴かない事があります。そのような時にはどうするのかと言いますと自分で口笛を吹いて鳥達を呼び寄せます。


これは山で何度も何度も練習しているうちに上手くなっていきます。実は明徳中学の当時、山に囲まれた学校ですので近くにウグイスも沢山いましたので呼び寄せて友人達を驚かせた事がありました。別に特別なことではなく田舎では誰でもある程度はできた事だったように記憶しています。


鳥籠竹材


いつだったか竹林に社員といた時の事です。向かいの谷間にウグイスがいたので、


「ちょっと此処に呼んじゃおうか?」


驚かせてやろうと久しぶりにやってみましたが思うように吹けません、技が衰えていたようで全くダメでした。


はじめての方限定「竹のある暮らし」セット

青竹踏み


今年は観測史上最も遅い梅雨入りとの事なのですが、発表があった後も雨が続かと思えばそうでもなく薄日が差したりして例年に比べますと随分と様子が違います。そのため湿気が多くなるとカビやすくなる青竹踏みなど乾燥しやすく管理が少しだけ助かっています。


孟宗竹


この青竹踏みにはお客様から時々お便りをいただきます。竹製品など無くなっている現代のご家庭の暮らしに誰が見ても竹と分かりやすい青竹踏みは一服の清涼剤だとも考えて販売を続けています。お陰様で多くの方々に自分達の思いは届いているように感じますものの、ただ単純に竹を半分に割っているだけの製品だと思われている方がほとんどのようです。


実は多くの方にお手に取って頂くために安価な価格設定にしてはいますがまず、材料である孟宗竹の選別伐採から熱湯での油抜き加工、乾燥、そして製造と非常に長い工程と時間をかけないと一本の青竹踏みは出来あがりません。また、製品となったあとも空調や大型扇風機を使っての乾燥がこの時期などは特に欠かせないのです。


はじめての方限定「竹のある暮らし」セット


意外と手間暇のかかるものの竹の素晴らしさを少しでも知っていただくためにお得な2,777円ポッキリはじめての方限定「竹のある暮らし」セットを100個だけご用意しています。


全国的に宅配便の送料が上がってからは、このような割引価格でのご提供は全くしておりませんでした。しかし、毎年夏に開催させていただくインターンシップの学生さんに青竹踏みさえ日本の家から無くなっている現状を教えていただきました。今年の夏は昨年の倍以上の参加申し込みがありインターンシップを楽しく盛大に開催できそうですので特別販売することにしました。


往年の力強さを放ち続ける箕

古い箕


農家さんの納屋を覗かせてもらう楽しみは、多くの場合このような年期の入った箕に出会う事です。箕は昔から無くてはならない道具だったので、それこそ日本中どこに行っても見かけますし場所によっては一つや二つではなく10個以上も薄暗い物置のあちこちに置いてあったりしています。


箕職人


ややっ!?編み込みの繊維質があの箕に似てます。瞬間的に国の重要無形民俗文化財にも指定されている藤箕を編むあの職人さんの顔が浮かびました。


箕


藤箕は根曲がり竹と藤を組み合わせて編み込んだ丈夫な箕です。藤の柔らかな繊維はプラスチックとは違って収穫したジャガイモの運搬にもキズが付かないと遠く北海道あたりでも重宝されていて近年まで何と年間2000枚も生産され流通していました、日本全国どこにあっても不思議ではありません。


古い箕


ところが、藤箕は持ち手部分に当たるUの字部分はニセアカシアという木を使いトイソと呼ばれる藤皮で巻いて作ります。こちらの箕は持ち手部分に割った複数の矢竹が使われていて明らかに産地が違うのです。


必需品であった箕は北から南まで様々な地域で特徴ある箕が編まれてきましたので今となっては何処で誰が作ったものなのかも知ることはできません。ただ往年の力強さを放ち続けているのです。


REIWA-125号の輸送が近づいてきました!

REIWA-125号


さて、早いもので今日から7月です。まだまだと思っていたスペイン・ビトリアでのレースも本当に近づいてきた事を感じています。そして、いよいよ竹虎創業125年を記念して製作したREIWA-125号を来週にもスペインに向けて発送せねばなりません。


世界竹会議メキシコ、Ivan、竹虎四代目(山岸義浩)


ちょうど一年前にメキシコの世界竹会議(World Bamboo Congress)で知り合ったIvanさんと初めて言葉を交わしたのは、まさに会場前のこの垂れ幕の前でした。会議では一番最後の基調講演が自分の担当だったので4日間の会期中そればかり考えていて、まさか次の年にスペインのレースに参加するなど思いもしていませんでした。


REIWA-125号、竹虎本社


飛行機便で運ぶことにしたREIWA-125号をコンパネでしっかり梱包しています。ところが、このコンパネではどうやらヨーロッパまで運ぶことは出来ないようです。昨年に続いて輸出にはバタバタのトラブルばかり、結局このコンパネは関空で外されて別の専用ケースが用意される事になりました。


REIWA-125号、竹虎本社より輸送


しかし、それでも陸路を関空まで運ばねばなりませんので箱の中でしっかりと固定できるように作っています。


REIWA-125号、竹虎本社より輸送


特に今回は空輸ですので少しの大きさの違いが運送費に跳ね返ります。竹虎ウィングもできるだけコンパクトに折り畳めるようにしています、今度羽根を広げられるのはスペインの青空の下になります。


実は昨年のレースの様子を動画で知らせていただきました。それぞれが趣向を凝らして走っています、周りの観客の皆様も一緒に盛り上がっていて本当に楽しそうです。ここで走るのだと思うと、ワクワクしてくるのです(笑)