10年前の「焼坂への道」

虎竹の里


虎竹の古里である焼坂の山は標高228メートル。山頂近くまで登ると虎竹の里が一望できて景色がエイがです。この山道を通っていて今日はふと思い出した事があって、車を停めたがです。この道は未舗装の山道。普通車でもすれ違いもできないような細い道ですけんど、他に通る車もありませんので大丈夫。


虎竹の古里


エンジンをきってドアを開け外に出てみましたぞね。普段通る時にはあまり気にならないのに、特別今日、思い出したのは、あまりにあの日と似ちょったきかも知れません。ああ、懐かしい、そうそう、ちょうど今頃やった。竹の伐採時期で冬なのに暖かい一日やった。日差しの感じもちょうどこんな感じやった。もう10数年前になるあの日。ここに虎竹縁台を持ってきて、わざわざ須崎の町から和菓子まで買うてきて竹で作ったコップでコーヒーを入れて頂いたがです。


そうじゃあ、そうじゃあ。あの時は日頃お世話になっちゃある山の紹介という事で、タキシードでビシッ!と決めたかったけんど、持っちょりませんので、とりあえず蝶ネクタイと黒いスーツで来たがです。こんな格好で腰にはナタをさげて、ちくと、映画007の見過ぎかも知れませんけんど、虎竹の古里を紹介させていただく「焼坂への道」を見直しても10数年前と今と何ちゃあ、ひとつも変わっていないがです。


毎年、毎年、同じ事を繰り返す事のできる幸せ。今年で竹虎は創業119年になりましたが、継承できてきた事への感謝、後に続けていける事への感謝。今年も絶対に忘れたらイカン事やと思うちょります。


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