今回の竹虎四代目のブログも日曜夜7時からの「ザ!鉄腕!DASH!!」のテレビ放映のお話をさせていただきます。どうして?前回も「鉄腕」の話しやったのに...。こんなにテレビの事ばっかり...。そう思われる方もおられるかも知れませんけんど、実は人にはあまり言えない長い話もあって、自分達なりに今回は、こじゃんと思い入れがあるがぜよ。
ただ、それを言葉にはできん事もありますろう。けんど、一つお話できる事は、自分に火がついたテレビ局のディレクターさんの、一言。
「日本中の竹屋が断った。」
自分達は小さな小さな竹屋ではありますけんど、竹は、この虎竹の里を中心に回りゆう。そんな、他人が聞いたら大笑いされるような事を本気で言いよりますし、思うちょります。まあ、井の中の蛙ちや、田舎者の戯言ですきに。
けんど、それやったら日本中の竹屋が無理だと断念したことなら、竹虎がやらずして誰がやるがやろう?今年の夏は暑かったけんど、その灼熱の太陽に負けないくらい熱い火がついたがです。
「やらしてもらいますきに。」
こう言うた時には、今回の竹の取り組みをまだハッキリと知らされてなかったがです。けんど、そんな事は関係ないきに。やらしてもらう、言うたがは出来るか、どうかなどと言うことではなく、ただ、竹を真っ直ぐに100年やりゆう竹屋のプライドが、竹屋の心意気が勝手にしゃべくっただけながぞね。
まっこと周りには迷惑をかけたちや。今まで誰もした事のない事ですき苦労もかけた。それが、いよいよ明日ぜよ。明日、そんな大変な思いをした放映が無事終わったとしたら、見上げる日本唯一の虎竹の里の空はどうやろう?おじいちゃんは笑うてくれよりますろうか?まだ会うた事のない初代宇三郎曾じいさんは、どんな顔しちょりますろう?
きっと嬉しそうな優しい笑顔で、虎竹の里を、そして自分達を上から見てくれゆうに違いないがぜよ。