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虎竹掛け花籠の名前は啄木鳥(きつつき)

虎竹掛け花籠 啄木鳥


これからの季節は登山やキャンプで森林に入る方も多くなっているのではないかと思いますが、木を叩く音は山の中でも独特なので、ああキツツキだなあとすぐに気づきます。自分はずっとキツツキという名前の鳥がいるものだと勘違いしていましたけれど、実はキツツキという鳥はいなくて木を叩く習性のある鳥はすべてキツツキなのです。長い間キツツキと思っていた鳥はアカゲラという名前の鳥でした(笑)。
 

虎竹花籠きつつき


まあ、それはさておきキツツキと聞いて思い浮かべるのは硬い樹木に穴を開ける鋭いクチバシ。この虎竹花籠が柱に掛けられている姿をみれば、なるほどと納得いただける形ではないでしょうか。


虎竹掛け花籠キツツキ


掛け花籠には籠の裏側にカズラが取り付けられていて、こうして柱や壁に引っ掛けてお使いいただけるようになっています。


虎竹掛け花籠 啄木鳥


都会の駅構内には洒落た花屋があって、お手頃な値段で可愛い花束を売っているのを見かけます。一度は出張中にどうしても欲しくなってつい購入してしまい、ホテルの部屋に飾ったことがありますが花器など何でも良いのです。竹花籠も同じ、このキツツキなど狭いお部屋でも場所を取らずに使えるので気軽に自分流に楽しめば良いのです。




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竹虎四代目

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創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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