竹のわびさび色々

竹垣


青竹の清々しい色合いは、いつみても気持ちのエイもんです。青い色目の濃い竹は真竹なのですが、虎竹は淡竹(はちく)の仲間で真竹とは大きさは同じくらいでも色合いや、竹の性質というのは面白いばあ違います。当然虎竹の里には虎竹ばっかりですきに真竹はこじゃんと少ないですけんど、真竹の多い地方に行って道路脇などに竹林があると、ついつい車を停めて見入ってしまうこともあるがです。この真竹の青々とした色合いと、スパッと竹を切った時の身の部分の白さが日本人の一番好む色のコントラストだと聞きますが、まっこと、門松など見ても納得しますぞね。


さて、そんな真竹は湯抜きという油抜き加工を経て、天日に晒され、晒竹(さらしたけ)とか白竹と呼ばれる竹になります。しかし、日本唯一の虎模様の入った虎竹にしろ、青竹や白竹にしても、屋外で雨ざらしとなる袖垣や庭垣として使用される場合等にはその色合いを長く保っちゅうことはありません。特に青竹などは、すぐに色あせ、落ち着いた色合いから枯れた色合い、最後には苔がはえるような経年変色があるがです。


穂垣


竹のエイところは、この時間の経過とともに変わっていく所やと思うがです。若々しい華やかな見栄えもエイですが、いつまでも、そうではなく歳と共に年期を感じさせる風格が出て、周りの景観にもしっくりと溶け込む竹の色。古くなれば、なるほどに新しい魅力が醸し出される。時間とともに成長するような竹の魅力。自分が竹に教わる事は、まっこと多いにゃあと思いよります。


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