竹職人の独創的道具たち


竹職人の道具


竹細工の職人さんの所に遊びにいって面白いのは使いゆう道具ぞね。まっこと、道具を拝見させてもろうたら作られている竹籠や竹ざるは当然ですけんど、その職人さんの性格から腕前まで分かってくるがです。


みなさん道具には神経を使われて、こじゃんと大事にされよります。中には明治時代の包丁ぜよと言うて、師匠の師匠が使いよったという年期が入って短くなったものを嬉しそうな顔で見せてくれる方もおられて、こっちまで嬉しゅうになる事も多々ありますぜよ。


自分たちからしたら、それ自体が一つの作品のようにも見える竹職人の道具たち。それぞれの方が、それぞれの使い勝手や考えで工夫していく道具だけに、使い方は基本的に同じようでも見た目は千差万別。この時に気になった一本の道具も職人のお手製やったです。


こりゃあ、変わった金具ぜよ・金属部分は何かを加工でもしたがやろうか?そう思って聞いてきましたら何と、古くなったカーテンレールの部材の一部との事。ご自分でやり替える時に気がつかれたようですが、日頃から竹に親しむと同時に加工道具の事を考え続けられゆう職人さんならではの事ではないかと思うがです。


虎竹ねこ籠バック


「こうやって竹編みの目を詰めるのに使うよ...」


ちょうど編み上がりよった虎竹ねこ籠バックで使い方を説明してくれます。ああ、なるほどこれは便利やにゃあ。感心して見回すと、竹ひご取りの刃物や道具類もこじゃんと工夫して使いやすいようにアレンジされちょりました。


腕のよい職人は、竹編みの技術も日々進化させると同時に、手業だけではなくて道具も進化させるがやにゃあ...まっこと感心してしまうがです。弘法筆を選ばずと言うますけんど、弘法大師が自分の使いやすい筆を持ったら最高の傑作が書けるというものではないですろうか?それやったら、竹職人がそれぞれ少しでも美しく、お客様に満足いただける竹籠づくりのためには、やっぱり、まず道具からこだわらんとイカンようです。













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コメント(2)

なんだか楽しそう。四台目が頑張っている~。炭の良さを体感したいです.

渡辺ちか様

竹虎四代目です。
いつもご愛顧ありがとうございます。

竹炭は実際にご使用になられたら
お水は美味しゅうになるし、ニオイは取ってくれるし
まっこと凄いですぞね!

また、何卒よろしくお願いいたします。

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