竹のティッシュカバー


竹ティッシュカバー


もう30年も40年も前の事ですきに、はるか昔のお話ではありますが、竹の身の部分を丸型や楕円型にくり抜いちょって、そのパーツをビーズ細工のように細い紐でつなげて作る、ちっくと変わった竹細工が人気やった事がありますぞね。子供心にも覚えちょりますが、当時は母も祖母も親戚のおばちゃん達もまた、取引先や社員、職人さんのお宅でも女性の方はこの細工で製造した竹ハンドバッグや色とりどりに塗装された竹ショルダーバッグを持っちょりました。


そうそう、そう言うたら細い丸竹の節の部分を避けて同じサイズに切断して、円柱形になった竹に細い紐を通して作った暖簾やスイッチ紐なども、この頃に圧倒的な人気商品やったように思いますぞね。まあ、今では暖簾など一般のご家庭では見かけませんし、スイッチ紐も住宅からは姿を消しちょります。


なので久しぶりに、このティッシュカバーを拝見したときには思わず声をあげてしまいましたちや。まっこと、まだ現役でお使いいただきゆうご家庭はあんまり無いがではないですろうか?さすが昔ながらの竹職人さんご一家やにゃあと感心するがぞね。


けんど、改めて今手にとって見てみたら、これが、こじゃんと格好がエイですちや。だんだんとお客様の志向が変わってきて、取り扱う事もなくなった竹バッグですけんど、時代が一回りしてきたがかにゃあ?モダンな印象さえ感じるような古くて新しい竹製品ながぜよ。


「一個持って帰り...」


奥さんが新品を出してきて持たしてくれましたちや。こりゃあ、お宝頂いた気分ちや。また一つ思いのこもった竹製品が増えたがです。













| コメント(2) | トラックバック(0)


コメント(2)

色合いが、とてもきれいです。

丹羽秀幸 様

今ではこんな鮮やかな色合いの竹細工は少ないですが
一昔前には派手な色合いのものも、こじゃんと多かったです
まっこと懐かしい感じです。

コメントする

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.taketora.co.jp/mt/mt-tb.cgi/25459

« 新しい竹の命 | Main | 竹籠デザインの理由 »

このページのトップに戻る
お客様の大切な個人情報(ご住所・電話番号・メールアドレス等)を業務以外に流用しません。
個人情報の取り扱いについて
虎斑竹専門店竹虎トップに戻る

Copyright (C) 1997-2018 taketora. ALL rights reserved.