竹のアクセント

虎竹テッシュケース


物語に起承転結があるように、ありとあらゆる事には「強弱」があり、リズムがあり、その変化が新しいものを創りだしていきますろう。竹細工にしてみたら、この竹ヒゴの幅の違いがアクセントとなって、竹編み自体に深みと面白みを醸しだしちょりますぞね。新しくご紹介しちゅう虎竹ティッシュケースどこか目を引かれるにゃあ...魅了される所があるにゃあ...。もし、そう感じられる方がおられるがやったら竹職人の思惑がバッチリぜよ、職人の勝ちですろうか。


竹ヒゴの幅の違いと、竹表皮部分と竹の身の部分を丁寧に二枚に裂く事により、一枚の竹ヒゴでの造作とは味の違う表情を出しちょります。ちょっとだけ高級感を感じるとか、気にかかるインテリアの一部になっちゃあるとか、存在感の違いになるのは、まっこと細やかな所かも知れませんぞね。


何ちゃあないような、別にそれほど変わる事のないような差が実は大きな大きな違いであって、なかなか簡単には飛び超える事ができなかったりするがです。竹と日本人の付き合いは長いだけあって、突き詰めてお話しすればするだけ奥が深いもの。自分も、まだまだその入り口に一歩足を踏み入れた所ながぜよ。


コメント(2)

スッチー 返信

良いですね。物は大切に使いたいです。

竹虎四代目 返信

スッチー様

コメントありがとうございます!
まっこと大切にお使い頂きましたら一生モノとなりますぞね
時間の経過で竹の色合いの変わっていくのも
お楽しみいただけるかと思うちょります。

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