水切れの良い竹ざる


竹ざる


竹ざるの使い方は実に色々とあるがですけんど、ちょうど今のタイミングやったら、やはり梅干しの土用干しですろうか。梅干しを干すために初めて竹ざるを使うと言われる、若い女性の方が結構おられるがですぞね。天日に干した梅干しは色合いも良くなり、味も美味しくなる言う事です。まっこと太陽の力というのは凄いものながですちや。


その他の竹ざるの使い方でも野菜を干したり、魚を干したり、食品でなかったら食器類を乾かしたり、とにかく「食」と直結した竹細工ではないかと思います。それだけに製造地や職人さんの事に関心のあられるお客様が沢山おられます。一時期、昔ながらの竹は忘れさられてそうになり、安価な代替品が氾濫していた事もありました。もしかしたら今もそうかも知れませんけんど、食べ物に安心、安全を求められるように、その食品に関わる竹にも、同じような気持ちを持たれる事は、まっこと自然な事やと思うがです。


この竹ざるは横に通しちゅう竹ヒゴが平たくありませんぞね。わざわざ少し丸みを帯びたカマボコ状のような形になっちょります。そうする事によって水切れが少しでもエイようにと考えられちゅうがです。こんな当たり前の事、けんど見逃されがちな何でもない編み目に、昔からの竹職人の使い手への思いやりが見え隠れしよります。


暑く忙しい日を送る職人さんは好きなお酒も控えんとイカン。口では不満そうに言いながら顔は嬉しそうながです。ひとつ、ひとつ手作りですのでお待ちいただく事も多いですが、皆様に本物をお届けできる喜びを感じゆうがと思うがです。













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