2014年8月13日の投稿

刻印する竹の七味入れ

竹七味入れ


竹の七味入れには炭化竹を使うたもの、白竹、胡麻竹の物と3種類あるがです。けんど最初はこの七味入れに文字入れするなど思いもしませんでしたちや。お客様からのご用命が意外に多いので考えましたら、七味ひとつとっても、まっこと色々なブランド名がありますし、そのお店ならではの、こだわりが有る場合もありますろう。鰻には欠かせない山椒の産地は和歌山が有名ですけんど、同じような気候風土の高知県でも山椒は生産されよります。地元産という事で他のものと区別するのにも、文字入れがあれば分かりやすくなるというものですぞね。


七味入れ刻印


使う方としても竹七味入れは瓶と違い中身が見えませんきに、七味か何か分からず、恐る恐る使われる方もおるかも知れんぞね。それなら、やはり刻印をする意味は大きいですにゃあ。


お客様からのお声によって考えもせんかった事がはじまる。これは40数年前に全国の竹製品を集めたお店をはじめてから沢山の竹を使うお客様にお越しいただくようになり、ずっと今まで続きゆう事かも知れませんけんど、まっことお客様には実に沢山のアイデアをいただきゆう気がしよります。


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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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