太陽のなかった8月

安和海岸


さて、いよいよ今日から9月ですぞね。という事は今年も残すところ後、3分の1となっちゅうがぜよ。まっこと早い、年初に立てた目標も何一つ出来てないのに。これは、ちっくとこれから焦らんとイカンちや。そんな事を思いゆう朝ですけんど、それにしても、先月の8月は驚くほど雨が多かったです。太陽がカンカン照って、ジリジリと肌が焼けそうなのが、南国高知の暑うてたまらん夏やのに、今年の8月は一日中太陽があった日が無かった言うので、改めて、いつもの年との違いを思いよりますぞね。


日照時間の少なさが山の竹に何か影響はないがですか?


昨日、そんな質問をいただきましたけんど、スーパーでも野菜の品不足やったりしたら同じ植物なので、竹も大変やろうと思われる事は自然なことですろう。お陰様で今のところ虎竹の里の山々に目立った異常はありませんけんど、このような気象の影響いうものは来年とか、その次の年とか、長いスパンで見ていかないといけないものながです。


湯抜き作業


それより、この湿度の多さが、さすがに堪えちゅうのは、青竹踏みなど青竹そのままを加工している竹製品たちながです。皆様の中には青竹踏みなど竹を伐ってきて半割にしたら出来上がる。こじゃんと簡単で効率のエイものやと思われちょりませんろうか?そんな方は是非こちらのページで青竹踏みの製造工程をご覧ください。青竹踏みが意外に手間のかかる色々な工程があり、こんな小さな竹商品ひとつにも、それぞれの職人の竹への真面目な手仕事が凝縮されちゅう事がお分かりいただけるのではないかと思うがです。


乾燥させ、湯抜きなどの手間もかけて、清々しい色目の青竹踏みに完成していくがですが、これが、この夏のように普段の何倍も湿気が多いと竹に残ったわずかな湿気にもカビが生えてしまうがです。


「私にとってはシンデレラのガラスの靴。」


そう、お客様に言うて頂く事もある青竹踏みです。常に全国の皆様に一日でも早くお届けするのが自分達の使命でもありますが、カビのため乾燥に時間をかけたり、メンテナンスしたりで、製造が間に合わず何日か販売を止めさせて頂いたりもしていたウラには、例年にない長雨の影響があったがです。


高知の太陽はいつもは元気で明るく、カラリとしちょります。先月は、ちっくと調子が悪かったようですが、9月からは頑張ってもらいたいものですちや。自然素材の竹を使うて商いをさせていただく竹虎は、大自然の恩恵をいっぱい受けて仕事させてもらいよります。この自然の中で生かされ、活かされちゅう事を改めて感じますぜよ。


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