鬼おろしでキャロットケーキ

鬼おろし


竹の鬼おろしは寒い季節の鍋料理などにも、こじゃんと活躍する竹製品の中でもスター選手のような存在ですぞね。一般的には大根おろしに使うて鍋の薬味などが、まず思い浮かびますけんど、鍋そのものに大根おろしを入れる、みぞれ鍋なども美味しいがですぞね。そうそう、みぞれ鍋と言うたら雪見鍋とも呼ぶと教えてもらいましたちや。そう聞いて改めて鍋を思うたら、まっこと雪見ぜよ、雪見ぜよ!


さて、けんど今回は大根以外の食材にも使うてみたいと言う事で、リンゴ、玉ネギ、ニンジンの3種類用意したがですぞね。まずリンゴですが、皆様は西城秀樹という歌手をご存じですろう?そして、ハウスバーモンドカレーのCMを知っちょりますろうか?自分と同じ世代の方なら「リンゴとハチミツ、トロ~リ溶けてる」というCMソングは頭から離れないかと思いますぜよ。と言う事で、リンゴはカレーに使うというのが第一の使い方ながです。その他にもジャムやヨーグルトに入れたりすれば、美味しさもアップするし食物繊維や栄養バランスも整い健康にも良いがです。


玉ネギは摺り下ろしたら何に使えるろうか?ちっくとイメージ沸きませんでしたけんど、いつものドレッシングにプラスするだけで食感も楽しめて、味わい深いオニオンドレッシングになるがですぞね。そう言うたら、どこかのレストランでマヨネーズに玉ネギを合わせたものを食させてもらった事がありましたにゃあ。玉ネギは他の食材と合わせやすい万能選手かも知れませんぞね。


キャロットケーキ


最後にニンジンですが、これは摺り下ろしてケーキに入れてみる事にしましたぜよ。何ちゃあ凝ったものではなくても、水に溶くだけで結構美味しいケーキの素などが沢山あります。そこに鬼おろしで摺ったニンジンを入れるだけで、なんと、キャロットケーキぜよ。いきなりパティシエ(菓子製造人)になった気分ながです。


蒸篭(せいろ)


寒くなってきたら街角で湯気を上げる蒸篭料理についつい引き寄せられる方も多いかと思いますが、このキャロットケーキも焼き上げるのでは無くて、蒸篭で蒸し上げることにしたがですぞね。


お湯がグツグツ言うて蒸篭から美味しそうな湯気が立ちのぼります。やっぱり湯気はエイですにゃあ。炊きたてのご飯や、お味噌汁を連想するきかにゃあ。心が安まるような気持ちのよい時間を過ごした後、竹編みの蓋を開けたら、この通り、フカフカのホワホワの、こじゃんと美味しそうなキャロットケーキぜよ。


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