竹ワインクーラーの材料選び

竹ワインクーラー製造


孟宗竹という日本最大級に大きくなる竹の特徴を、あます所なく活かして作るのがワインクーラーです。一定のサイズに切り揃えられてズラリと山積みされちょりますが、これだけ見ていたら竹職人さんの苦労は分からないかも知れませんぞね。


実はここに来るまでに、更に何倍もの長く太い孟宗竹の大きな山があったがです。竹は、ただただ天を目指して伸びていくのです。竹林を眺めていたり、実際に竹の中に入って上を見上げて見たりしていると、伸びやかな竹は綺麗に、そして真っ直ぐに見えるものながです。ところが、やはり自然のものぜよ。伐り倒してみたら真っ直ぐな竹など一本たりともありません。曲がっているのが当たり前なのです。


竹のワインクーラー材料


更に竹を丸いと思われちゅう方がほとんどですが、何を隠そう竹は丸くもないのです。楕円形であったりもっと歪になっていたり、おそらく皆様が丸く真っ直ぐだと思われちゅうのは丸型の竹しか製品として目にされる事はなかったり、曲がりは矯め直して真っ直ぐにされて「竹」として流通するからですろう。そして、木でも同じなのですが、竹は元の方にいくほど太く、身が厚いがです。ワインクーラーに使うのはこの元の部分だけ。長い竹を一本根元から伐り倒したとしても、使えるのは極わずかな部分だけという事ながぞね。もちろん、ワインクーラーに取った残りの竹も色々な材料に加工されよります。


竹ワインクーラー


最近は、太い竹材が不足気味となってきており、結構遠くまで探す事もあるがですが、竹は南方系の植物だけあってやはり温かい地方ほど太く長い竹が育つがです。前に雪の舞う山形の孟宗竹を拝見させて頂いた事がありました。竹と雪はなかなか絵になる景色で、その美しさにうっとりした事を覚えちょりますが、竹自体の太さという事になると、やはり寒さのためかと思いますが高知や九州の孟宗竹に比べると、かなり小降りでしたぞね。


いくら小さくてもワインのボトルが、ゆっくりと入れられるサイズは必要ですので極太孟宗竹の材料には、いつもでも気にとめて見ているのです。この竹も結構歪みががりますにゃあ。けんど、この太さがあれば大丈夫ぜよ!竹の形も全部それぞれの自然素材の個性ですきに、それ自体もお楽しみいただきたいと思うがです。


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