白竹簀の子

 
白竹すのこ


ここは某大学のとある校舎の玄関なのですが、知らずに入った方なら思わず歓声をあげる事もあるような、大迫力の白竹簀の子があるのです。竹虎にも黒竹玄関すのこという商品があって、まるで自宅の玄関が料亭になってような...等と嬉しいお声を頂戴しちょりますが、この広い入り口一面に竹を敷き詰めているのを見ると、まっこと、これだけて清々しい風が吹き抜けていくような気分になりますぜよ。


それぞれ一つ一つを正方形にちょりますので、縦横竹の方向を違える事により市松模様のようになるのも面白いし、靴を脱いで素足で竹を踏んだときの心地よさも格別ですろう。これなら、こじゃんと(とても)勉強にも身が入るというものですちや(笑)。


白竹簀の子


別の少し狭い入り口には下駄箱が置かれちょりました。そこでも靴を脱いでスリッパに履き替えられるように白竹簀の子が活躍しよります。正方形の形のパーツを短くカットしたりして、狭い場所には狭いなりに簡単に加工できるのも竹のエイところですろう。


白竹スノコ


通路の一角にテーブルと椅子が置かれたコーナーがありました。ここで学生さん達が打ち合わせや雑談をされるようですが、靴を脱いで素足に竹を感じながらリラックスできるよう工夫されちょります。こんな足元の涼しげな場所があったら話し合いにしても何にしてもスムーズに事が運びそうですちや。


これから暑い日が続く夏がやってきますぞね。環境問題から、節電のためのクールビズなどと言われる事も多いですけんど、エアコンの設定温度も、ちっくと高めにしても、ここなら平気ではないろうか?そんな風に感じさせてくれる白竹簀の子なのです。


コメントする