百年団扇

虎竹和紙団扇


今度の虎竹和紙団扇は全体的な方がまずエイ、そして、持ち手の竹部分も、ふっくらと優しい作りで持ちやすく、暑い夜にゆっくり、ゆっくり扇いでも疲れにくそうながです。細工も丁寧で、こじゃんと気に入っちょりますが、やはり何というても虎竹和紙を使うた紙部分に注目いただきたいがです。日本唯一の虎竹を繊維にして、土佐和紙の職人気質の社長さんに和紙にしてもらいましたぞね。


長い時間がかかって、もしかしたら今年の夏の販売には間に合わないかも、そう思って気が気でなかったのですが何とか形にする事が出来ました。指先で和紙を摘んで、これなら団扇にいけるだろう、そんな感じの熟練職人の社長さんのお陰で美しく漉き上がった虎竹和紙を、今度は団扇職人さんが綺麗に仕上げて、最後は、柿渋塗布してもろうちょります。


虎竹和紙うちわ


虎竹ゴールドの呼ばれる和紙の色合いが又渋く代わるだけでなく、防水、防腐、防虫効果が高まり耐久性が増すのです。同じ製法で作られた百年前の団扇を拝見させてもらいましたが、和紙に塗られた柿渋がさらに経年変色して焦げ茶色のような、渋い色合いになっちゃある。ややっ?だから「柿渋」なのか...?いえいえ、そんな事もないのでしょうが、まっこと自然という名の職人さんには、人の手は遠くかなわんがです。


右肩に入れた竹虎ロゴマークも格好がエイですろう?桃花色と銀鼠の二色ありますちや。このマークが又自分達にとってはかけがえのないものですから、この団扇は、何とも愛おしい一本となっちょりますけんど、長い間のご愛用で和紙の色合いが変わっていくなかで、どんな見え方になっていくがやろうか?まだまだ先の事なのですが、それも楽しみの一つなのです。


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