曲びつ丸弁当


  曲びつ丸弁当


木製の弁当箱は、自然素材のものが好きな方でしたら一度はご覧になられたり、手に取られたりした事があるのではないですろうか?日本はフィンランド、スウェーデンに次いで世界第3位の森林国ですきに、竹はもちろんですが、森林資源も、もっともっと色々に活用されていかねばなりません。このような身近な弁当箱等にも日本の木が使われちゅう事を多くの方に知っていただけると嬉しいと思うがです。


蓋を開けると檜材のエイ香りが漂う、この曲びつ丸弁当を見る度に、田んぼのすぐ横にあったあの工房を思い出すがです。檜材を薄く削っておいて丸い形に曲げた素材が沢山積まれた作業場からは近くの美しい山々が見え何と環境の素晴らしい所でモノ作りをされゆうのだろうと感心したがぜよ。


桜の皮


曲びつ丸弁当の本体部分は檜材を使いますが、蓋と底に使うのは湿気に強く、縮みが少ないと言われるサワラ材ぞね。こうやって木材の性質によって一つの製品でも部位により使い分けるのは流石ですにゃあ。工房には細い短冊状になった桜皮が沢山ありましたけんど、この桜皮で縫うようにして檜材をしっかり留められよりました。


このような弁当箱ですが初めてお使いになられる前には、少しお入れが必要なのはご存じですろうか?これは檜材だけの事ではなく、例えば杉材で作る虎竹タガおひつにしても同じなのですが自然そのままの木のニオイや苦味がご飯にうつる事があるがです。そこで、それを防ぐため一度アク抜きせねばなりませんちや。簡単な方法としては、熱湯を全体にかけて布巾等で水気を拭き取り乾かせる方法もありますが全体を水洗いした後、中に米のとぎ汁や、お湯に適量のお酢をいれて暫くそのままに置いて置く方法もあるがです。


その後軽く水洗いをして布巾で拭き取り、陰干しで乾かしてからご愛用いただけます。自然素材の弁当箱は、こうして何かと手がかかりますが、その手間自体も楽しんで木や竹と触れあっていただきたい、そんな風にいつも思いゆうがです。













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