土佐の荒海!?思い出のホエールウォッチング

竹虎四代目ホエールウォッチングに行く


先日、遠くから竹虎に来られたお客様がホエールウォッチングに関心があると言われちょったので、色々と質問があった場合に答えられるよう4~5年前に一度だけ行った時の事を思い返していたのです。確か、あの時にもこの30年ブログにも書いたかと思うのですが、当時の写真がたまたま出てきたので見ていると、あの台風一過の土佐湾の事が今でもしっかりと記憶に蘇ってきましたぞね。


高知県のほぼ中央に位置します宇佐漁港から出発した時には、船酔いする自分も元気いっぱいやったぜよ。まっこと海の男のように舳先に陣取り風を受けよりました。けんど、それも長く続きません。湾の内側は波も静かでほとんど揺れる事もないがです、ところが外海に出た途端に凄いぞね。船はユラユラ、波はチャプチャプ。まあ、漁師さんや、沖に出て釣りをされる方にとっても何てことのない揺れかも知れませんけんど、なにぶん船に酔いやすいのです、お客を乗せて出航するくらいなので台風の影響は少なかっちものの、それでも日頃よりは波が高いようでした。


鯨体験、ホエールウォッチング


とにかく大きなバケツが手放せませんでした。こんなに吐くものがあるのか?というほど吐いて、とうとう座っている事すら辛い状態になっていましたぞね。実際、寝込んでしまう方もおられるようで船の後ろの甲板には布団が敷かれちょりました。


この日は天気は良いし、大きな鯨が何頭も見られて最高だったそうですが自分と言えば気持ち悪くて悪くて、船のすぐ横を優雅に泳いでいた一頭をチラ見しただたけ...。それも記憶が曖昧...とても写真を撮るとか、声を上げるような余裕はなかったのです。


ああ、まっこと情けない...。


けんど、このホエールウォッチングのキツイところは、いえいえ船旅全般に言えることですけんど一端港を出ると途中で帰れない事なのです。遙か遠くに薄く見える陸地を見ながら呻きよったのです。


土佐湾から見た虎竹の里


ところが、そんな自分が一瞬生き返った時がありました。それが、遙か土佐湾の沖合から虎竹の里が見えた時なのです!やはり自分の故郷は海からでも空からでも遠く離れちょっても瞬時に分かるがです。浜辺から沖合を眺めた事は数知れずありますが、こうして反対側から見る機会はそうあるものではありません。鯨やイルカではピクリともしませんが、やはり虎竹の里となれば違うぜよ。この時ばかりは立ち上がり、舳先まで行って一曲聴かせようと届くはずもない声を張り上げて唄うたのです。(兄弟船だったか?これは確かスマホで動画撮りました)


それにしても、随分帰ってきたと思うたのに、まだ須崎沖ですか?と言うことは宇佐湾から出航して一体どこまで行っていたのやろうか?きっと興津か、もしかしたらもっと先か...いづれにせよ、陸地に上がるまでグッタリは続いたがです。


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