竹鶴

白竹フォーク


竹鶴などと言うたら、まず思い出すのがウイスキーの名前ですにゃあ。ご存じの方も多いかも知れませんけんど、少し前にNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」という番組があって、その主人公のモデルでもニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の名前から来ているようです。まあ、「竹」は縁起のエイ植物ですし「鶴」は鶴は千年亀は万年という長寿の象徴ですきに竹と鶴で更にめでたさパワーアップという所ですろう。


この白竹フォークも、きっとそんな事を思いながら竹職人が一本づつ手削りで仕上げたものに違いありませんちや。母が数十年前に手にしたものと聞きますので、どこの誰が製作したのかなど詳しい事は全く分からない竹細工の一つではありますが、飴色になった竹肌、優美なライン、丁寧な仕事ぶりは長い時間を経た今でも昔と何ら変わる事なく食卓で愛用できるがです。


いえ、むしろ、新品の時よりも渋さが増して値打ちが何倍にもなっちゅうと感じるがぜよ。このフォークで食べるリンゴは金属製のそれとは比べられないほど美味しい、手に持つ感触、口に当たる感触、そして竹鶴。まっこと最高のデザート時間やったのです。


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