日本唯一の虎竹自動車(Tiger Bamboo car)、横浜への道 その4

竹トラッカー


さて、ニックネーム大募集させていただき、名前も「竹トラッカー」と決まった虎竹自動車ですが試し乗り当初は電気系統や足周りのトラブルがあっり、そちらの事に重点をおいていましたが走行自体には何とか問題がないようだとしたら、日本唯一の虎竹自動車プロジェクト成功の鍵を握るのは一体何でしょうか?


虎竹自動車メーター


そう、それはやはり航続距離ですろうか。光岡自動車さんのパンフレットにはLike-T3を「2名乗車の近距離用EV」と書かれていました。現在の技術では電気自動車の燃料であるリチウムイオンに限界があってフル充電した状態で約60キロの航続距離なのです。しかし、これは平地を40キロのスピードで連続走行した場合の数値であって、実際の道路は起伏もあれば信号などでの停車、発車もありますので航続距離は、せいぜい50キロと考えてテスト走行しちょります。


いつでも充電できる環境にある決まった地域を走る分にはこれで十分に活用できる性能ですが高知から横浜まで930キロもの距離を、一般道を走るとなると果たしてどうか...?


竹虎ヘルメット、地図


家庭用コンセントから充電できるのも、このLike-T3の素晴らしいところですが約6時間という充電時間もあります。道路状況やアクシデントに備えて連続走行は45キロ以内にとどめているのは、ガソリンスタンドで短時間に気軽に補給できる車と違い、家庭用とは言え長時間停車せねばならないという電気自動車の宿命で、そうそう簡単に燃料補給ができないからぜよ。


40キロから50キロに一度は充電のため6時間駐車という課題をどうするか、道路地図にらんで考えます。天候、初めて走る道路、そして今まで実際に走行した感触を考慮すると余力を残しながら走らねばならいなと思っています。そうすると更に大事をとって35キロごとに充電ポイントがあった方がよいか...日数が伸びるにゃあ...むむむ...片手にもったボールペンがポトリ...広げた地図の上に落ちました。


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