二段仕様になった一閑張り行李


一閑張り行李(二段)


四ツ目編みで丁寧に作られた四角い箱が出来あがりました。一見すると、なるほど通気性も良さそうですし、このまま使う事もできそうな完成度の高さぜよ。竹ヒゴの節部分に黒く見えるのは焼き留めといわれる歪みどめ。


一閑張り行李(二段)


白っぽく見えているのは竹表皮に近い部分の竹ヒゴを使うのと同時に、更にその内側部分の竹の身部分もヒゴに取って使われているからです。見た目の出来映えが素晴らしいので少し惜しいと思われそうですが、実はこの竹編みの表面にも裏面にも土佐和紙が二重に貼りつけられていきます。


しかし、和紙を貼り終えてみれば竹編みは直接見られはしないもののその、編み込みの形は薄い土佐和紙をとおしてハッキリと確認できますので竹編み職人の腕の良さが直接行李の美しさに反映されるのです。


一閑張り行李(二段)


「一閑」の語源には諸説ありますが耐久性が高くなり一貫目の重さに耐えられるようになるからと以前、何度か催事の売り出しでご一緒させていただいた一閑張り職人さんから聞いたことがあります。おそらく、色々ある中のどれも一理あることばかりであり間違いではないと思いますが土佐和紙を貼り付けた後には柿渋を塗布して防水性、防虫性、防腐性、そして強度を高めます。


特にこの一閑張り行李(二段)は内蓋がついていて、ちょっとした小物も収納できますので使い勝手は抜群ぜよ。













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