30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」の言葉づかい

30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」


「言葉づかい」などと言いますと、丁寧な言葉とか乱暴な言葉とか思われる方も多いですので適切な言い方ではないかも知れません。昨日、エッセイストであり竹虎のお客様でもあられる山崎好志子さんが自分のブログを良く購読いただいており、ご自身の著書に竹炭風鈴を題材に取り上げていただいたお話しをさせてもらいました。


言葉づかいとは、このブログの書き言葉の事なのです。自分は高知生まれの高知育ちで、どうしても話す言葉は土佐弁が一番「のうがエイがです(調子が良い)」。ところが昨日、土佐弁のブログを楽しみにされているという山崎さんのお言葉に戸惑いも感じいると書きました。


これは、どうしてか?


30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」


実は、最近竹虎のサイトには最近自動翻訳のボタンが付けました。このボタンはGoogleが用意してくれている誰でも使用可能なシステムのひとつなのですが、このボタンを押すと何と英語でもフランス語でもイタリア語でも、竹虎では数カ国の言葉だけの対応にしていますが、その気になれば世界中の言葉にページのテキストが書き変わる事も可能なのです。


今年は春先にニューヨークの展示会に参加させてもらいました、来年はパリやミラノにも展示が予定されています。そんな中、もしかしたら海外からの方も竹に関心を寄せてページに来店され自分のブログをご購読いただけるかも知れません。


しかし、今のところ標準語ですら翻訳の意味が良く分からない事もあるレベル、そこに更に土佐弁で書かれた文章ですと、いくらGoogleが優秀で進化すると言っても翻訳は非常に難解になるのではないか?そんな思いがあって、ある日突然土佐弁控えめな標準語寄りの話し方(書き方)にしたのです。


昨日のお出紙は心に浸みました、土佐弁をそんな風に懐かしく、思いをこめて感じていらっしゃる方もいるのだと初めて知りました。さて、それではどうするか?思いながら、今日も、これは標準語ですぜよ。


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