黒い竹ネットの竹籠

黒い竹ネットの竹籠


白竹で編まれた丸く薄めの竹籠が置かれていました。ところが、どうも不思議な形です、と言いますのも良く見ると竹ヒゴで編まれた黒いネットのような物が張られているからでした。小物入れか何かに使うために作られた籠だと思いましたが、これでは籠の内側に物を収納する事もできません。


黒い竹ネットの竹籠


裏返してみますと、底になる部分なのであまり人目につかない所ではあるはずですのに、この籠の見せ場のような美しい丁寧な作りをしています。おそらく特別な事ではなくご本人は普通の仕事をされただけであるかと思いますが、編まれた職人さんの心意気を感じずにはおれません。


黒い竹ネットの竹籠


元通りして置いてみました。一体どのように使うのでしょうか?実は、帰宅して車のキーやポケットの小銭入れ、腕時など小物を載せておくための籠として使って欲しくて作った籠だと言います。この黒いネットが謎を解くカギとなるのですが、竹編みで作られたネットは弾力性に富み手触りもソフトで優しいのです。


ただの平面の籠や笊に置くのではなく、このような竹ネットのような手触りのよいものに自宅から出かける度、帰ってくる度使えることはちょっとした幸せにつながります。


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