古民家の天井に使われた、もうひとつの竹


古民家の天井に使われた竹


昔ながらの古い民家に竹の壁であったり、竹簀の子の床など身近だった竹が使われてきたお話をさせていただきました。長く暮らす家の外壁や、毎日生活する床にまで竹がずっと使われて来たという事は、本当に竹の強さの証であると嬉しく思うのです。いくら手軽に手に入り、加工性の高い素材であっても何か不具合かあれば消え去って今の時代にまで到底残っていません。


しかし、更に凄い竹を発見しました。天井を見上げてアッと声がでたほどなのです。天井に通されていた長く太い真っ黒な丸太を、支えるように何カ所も設えているのは割竹です。


古民家の天井に使われた竹


虎竹の伐採は今月末までですが、虎竹の里でも昔の職人さんはナタ一本だけ持って竹林に入りました。竹を束ねるのは、同じく生えている色合いの悪い虎竹を細く割ってロープ替りにしていたのです。伐ったばかりの竹は重く、それを数本束ねると大変な重量になりますが竹のロープは堅く、堅牢だった事を覚えています。


「竹を割った性格」という言葉通り、縦に割るのは容易でも強い繊維は切れることがありません。もちろん、補助的に使われているのだと思いますが、それにしても、このような大きな柱の支えに竹を使っているとは圧巻とい言う他ないのです。













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