ブラジル、サンパウロの美しい竹農園

ブラジル、サンパウロ竹農園


Jatobas竹農場に来る途中にも広大な敷地に研修施設などが完備された美しい竹林を見学させていただきました。今回はJAPAN HOUSE Sao Paulo(ジャパン・ハウス サンパウロ)での講演で来させて頂いたのですが、ブラジルの竹業界に知見の広いGuilherme Korteさん、竹職人でもあられるFrancis Jean Marieさんらが案内してくださって、普通ならとても知る事すらできない興味深いスポットに連れて行ってくれます。


ブラジル、サンパウロ竹農園


ここの竹林もずっと向こうに地平線が見えるくらいの敷地で、サッカー場がどれくらいか忘れましたがとにかく広く常に管理されているらしく美しく保たれています。竹と笹というのは学者の先生によっても分類が異なるほど明確な区別があるものではありません。こちらの竹園でも竹や笹が混在していますが、その立派さ、背丈の大きさは近くに立つ人と比べるとよくお分かりいただけるかと思います。


竹のトゲ


あまり目にする機会のない竹ばかり、中には稈にトゲの生えてる竹があったりします。このトゲは非常に危険で伐採の際には十分気を付けないとケガをすると教えてくれました。


ブラジル、サンパウロ竹農園


そんな異国情緒あふれる竹林ではありますが、こうして竹に囲まれ優しい日差しの中を歩くと気持ちが良いのは虎竹の里と同じ。


ブラジル、サンパウロ竹農園


株立ちでありながら、これだけの大きさと力強さを感じさせてくれる竹は、さすがに南米ブラジルの地だと思いながら見上げます。


ブラジル、サンパウロ竹農園


竹は草でもなく、木でもなく、竹は「竹」です。世界に1300種類もあると言われていますが吹き抜ける風も、やはり虎竹の里となんら変わることなく同じなのです。



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