エビラ(竹編み平かご)に並んだ梅便り

えびら(竹編み平かご)


梅雨も明けて気持ちのよい青空が広がりギラギラと陽射しの照りつける高知となっています。とにかく今年の夏も暑いのですが、梅干しの土用干しにはもってこいのようです。なんと2011年からエビラをご愛用いただいて毎年嬉しい梅便りをいただくお客様から、今年も綺麗にズラリと梅干しを並べた素晴らしいお写真が届きましたぜよ。


こうして数年来、いただいた画像を並べてみますと歴史も感じて本当に圧巻です。太陽の恵みがふりそそぐ緑の芝生も美しく、ちっくと豊かな気持ちになってくるのです。


えびら(竹編み平かご)製造


養蚕の盛んな頃には蚕棚としても使われてきたエビラです。歴史民族資料館などには古い生活道具が集められていて、このエビラと全く同じモノが沢山収蔵されていますので古くから様々に多用されて来たことを伺い知るのですが普通の大きさと言えば90センチ×60センチなのです。


この昔から使われてきたサイズを(大)としていて大凡6キロ程度の梅干しを干すことができ、数年前に都会のベランダなどでも使いやすいようにと半分のサイズもご用意していますが、こちらには3キロ程度の梅干しにお使いいただけます。


自分達にとってみたら、何処の家庭にもあって庭先や道路脇で見かけていていつの間にか消えてしまった道具も多い中、こうして皆様のお陰で新品のエビラが今でもある事に感謝せねばと思うちょります。


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