虎竹カード入れが欲しかったのです。

虎竹カード入れ


虎竹名刺入れをリニューアルしたばかりなのですが同じタイミングで製作したのが前からずっと欲しかったカード入れなのです。


免許証と言っても、ほとんど取り出す事がないので今までは免許センターで支給される免許証入れに入れてそのまま鞄のポケットにしまっておいたのですが何かのはずみで免許証入れの表紙が取れてしまいました。そこで、古い虎竹財布を使っていましたがサイズが大きいし、どうもしっくりきません。


日本唯一の虎竹カード入れ


皆様も同じかと思いますが車を運転される方でしたら免許証、JAF会員証などはいつも携帯していますし、その他にも頻繁には使わないものの携帯したいポイントカードなどが何枚かあるものです。これらをコンパクトに一つのカードホルダーとしてまとめておきたいとずっと思っていたのです。


ジッパー付虎竹カード入れ


そこで虎竹名刺入れと同じ型を使い、ジッパー付のカード入れを製作する事に決めました。小型でジッパー付のものは今までありませんでしたので、どんなものに仕上がるか本当に楽しみにしちょりました。


虎竹カード入れ


革職人さんとは何度も何度も打ち合わせをして、革を選び、ジッパーの見本も取り寄せ試作してもらいます。最初は名刺も入れられるようにマチ部分の片方には革を縫っていませんでした。その方が名刺の出し入れがしやすく、角が傷むことも少ないからとの理由でした。


しかし、ジッパー付の方はカード入れに特化することにしてマチの革は両サイド取り付けて、より安心して使えるように変更、カードならば8枚程度入れられようにしています。


虎竹コイン入れ


中央の間仕切りには100円玉なら数枚入れられる小さなポケットになっている所も気に入ってます。ちょっとした小さなメモ用紙など大事なものを失くすことなく持っていられますので重宝しているのです。


虎竹カード入れ


虎竹の里に生える竹の色合いは一本づつ全て違います。色目の濃淡はお好みですから黒っぽく色づきした竹から虎模様が少なく明るい色目のものまで色々な虎竹で製作するようにしていますが、本当に一つのとして同じものがないまさにオンリーワンの虎竹カード入れぜよ。


使い込んだ虎竹名刺入れ


これは同じ虎竹を使った名刺入れなのですが、長くご愛用いただいた虎竹と出来あがったばかりの風合いはビックリするくらい違いまうので参考にご覧いただきたいのです。元々オンリーワンである虎竹カード入れですが、更にお使いいただく方によってそれぞれ違う虎竹に進化して行くという事なのです。


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