通勤に愛用!真竹磨き手提げ籠

真竹磨き手提げ籠


日本人と竹との付き合いは数千年の歴史があり生活の隅々まで竹が浸透していたのは「竹」のつく漢字の多さを考えてもらっても容易に想像がつくかと思います。


竹の暮らしが急速に無くなってきたのは昭和30年代からのプラスチック製品が普及し始めてからの事ですが、安価で便利な代替品があるにも関わらず全てが無くなってしまう訳ではないところに日本人の竹への心があるように思います。


若い世代の方にとっては竹といのうは未知の素材、近くの山に生えているのを何度も見てはいるものの、もしかしたら海外よりも遠い存在。ところが、そんな竹がこれからの皆様にもしっかり根付いていると確信する瞬間があるのです。


真竹磨き手提げ籠


それは、竹虎の若い女性社員を見ていて感じるのですが竹の事など全く知らず、当然関心もあまり無かったはずなのに竹虎に入社して竹を知り、竹に触れているうちに良さに魅かれて自然と竹を手に取りだすのです。


女性なら毎日使うバックは自分の好みやライフスタイルを表現しているものであろうかと思いますが、その革製や布製だったバックが竹の手提げ籠になってきます。もちろん、全員という事ではありませんが知らない間に本当に高い確率で手にしてくれて毎日愛用してくれるようになるので嬉しくなるのです。


手提げ籠だけでなくお箸や弁当箱など身の周りの使いやすいものが竹に変わっていきます。それにしても、真竹磨き手提げ籠とは、さすが目が高いぜよ。古い土佐竹細工の技の流れをくんだ編み込みは、使うほどに飴色に色合いが変化して育つ竹籠。長く長く楽しんでいただきたい籠のひとつです。


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