高知新聞掲載「須崎の竹 世界会議で発信」

竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI)


昨日、第11回世界竹会議メキシコ参加を高知新聞掲載いただきました。3年に1度の開催を続けている世界竹会議(World Bamboo Congress)ですが、1984年にプエルトルコで始まってから世界各地で開催される中で、実は26年前には熊本水俣で会議が開かれています。


当然、日本は開催国としては大きな関心と業界団体の協力があったのですが、それ以後はどいう訳か次第に足が遠のき国内での知名度は低い状態が続いてきました。自分は、たまたま虎竹を通して海外の活躍されている竹作家の方々との繋がりがあり世界竹会議の様子をか聞かせてもらっていましたので前々から参加したいと考えていて、担当職員が虎竹の里に来られるなど熱心なお誘いがあった前回の韓国潭陽ではブース出店をしたのです。


それにしても竹の国日本であるはずなのに竹の国際会議で発表者として招待される17人のメンバーの中で日本人は自分だけというのは少し寂しく感じています。これが今の世界の中で置かれている日本の現状でしょうか、イネ科の竹は、美味しいお米のできる日本の風土は最適だと思っています、世界一の竹が育つ国なのです。


しかし、「これでいいのか?」常に自問自答もしてきました。竹はこんなに素晴らしく愛すべきものなのに、昨年だけでも自分の幼い頃から知る竹メーカーが3社も廃業しました。世界竹会議に自分が参加したいのは、こんな日本の竹を明るく元気にしたいと思うからなのです。


竹虎クリアファイル、虎竹鈴


虎竹の里でしか成育しない不思議な虎竹を世界に胸を張って自慢もしたいです。少なくとも江戸時代から、こんな田舎で延々と続く竹文化、自分達が虎竹と出会ってからだけでも既に100年。そこで、虎竹を深く理解して頂くには最高の竹トラッカーをどうしても運びたい、クラウドファンディング「世界竹会議メキシコ出場決定!日本唯一の虎竹電気自動車で世界中の人を乗せて走りたい」を何としても成功させたいのです。


明後日からのクラウドファンディングは1000円から支援をしていただく事ができます。リワード(返礼)は、竹虎オリジナルクリアファイルと、今回のために特別に作りました虎竹交通安全お守り鈴です。


虎竹交通安全お守り鈴


竹は元々「松竹梅」という縁起の植物ですが、成長の早さや冬でも青々とした葉が生命力と繁栄の象徴として考えられてきました。その竹に更に「千里を駆け千里を戻る」と言われる「虎」がプラスされた「虎竹」のパワーたるや半端ではありません!(笑い)


「チャレンジラン横浜」で1000キロの道のりを竹トラッカーで走りました。11日間もの長い間、充電ポイントに決められた時間通りに何のトラブルも事故もなく無事に辿りつけたのは虎竹製の安和天満宮交通安全御守のお陰と信じています。今回は、携帯ストラップにもなるくらいの小さな虎竹鈴ですが、古来、厄除けとして使われてきた鈴を日本唯一の虎竹で編み込みました。初の海外行きを目指して、少し気が早いかも知れませんが往復と現地での交通安全を祈願して既に竹トラッカーには取り付けています。


竹虎クラウドファンディング
世界竹会議メキシコ出場決定!日本唯一の虎竹電気自動車で世界中の人を乗せて走りたい


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