2018年12月29日の投稿

歳末の一閑張り行李

一閑張行李


歳末の大掃除はいかがでしょうか?29日は末日で9が付いているので「苦待つ」や二重苦に通じるので、あまり適した日ではないようですが28日に仕事納めの会社が多いと思いますので必然的に今日や明日が多いのではないかと思います。


一閑張り行李


前に結構片づけたつもりでいても一年経つと意外に色々と整理せねばならないものがあるものです。しかし、いくら便利だからと言ってこの一閑張り行李には何でも入れるという訳にはいきません。


一閑張り行李、竹骨


熟練の竹職人が、しっかり編み込んだ四ツ目の竹籠に、こんどは和紙職人が漉いた土佐和紙を張り付け柿渋を塗布して仕上げています。


一閑張り行李


大事な洋服などの収納にお使いいただきたい手触りも最高の一閑張り、柿渋を塗る事によって防水、防腐、防虫効果が高まり和紙が丈夫で長持ちしますし、時間の経過と共に風合いが増してくるのが魅力です。


一閑張行李


早くすませて陽の当たる温かな縁側で、のんびり歳末を楽しみたいものです。


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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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