青物細工、竹籠、竹ざる着々

国産竹ざる、サツマ、竹虎四代目(山岸義浩)


青物細工は竹を油抜きすることなく竹素材そのままで籠やザルに編んでいきます。竹の旬がよくなってきて少しづつ来年に向けての製品ができつつあります。

 
青物籠


竹の青さが鮮やかに残っているだけでなく、まだ瑞々しさも残る籠たちが沢山あると部屋の中が心地のよい竹の香りに包まれます。最盛期の仕事場に行くと屋外でも分かるくらいに香り立つ天然のフレグランスも青竹の色合いと同じですぐに飛んで消えていきますので竹人だけの楽しみかも知れません。


竹ざる、サツマ製造


高知は昔から竹細工では有名な地域でしたので鹿児島など日本最大の竹林面積を誇る県との結びつきも古く地元では「サツマ(薩摩)」と呼ばれる竹ざるが編まれています。


籐巻六ツ目かご


竹籠


四ツ目エビラ


実は来年に向けて製作したいものがあって試作の四ツ目平編みが一枚手元にあります。別に新しいものではりあません先人が毎日の暮らしの中で使っていたものを復刻してみたいと思ったのです。すぐに出来るかと思いますのでお楽しみに。




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