段ボール代わりに使われていた竹籠たち

梨籠


今では段ボールが普及しているので、こうして画像を見てもらわないとピンとこないかも知れないが昔は物流のための箱や容器は竹ばかりだった。この籠は農家から梨が出荷される時に使われてい竹籠で型を使って大量に編まれていた籠のひとつだ。


チリ箱


チリ箱なども軽くてしなりのある竹製のものばかりで大の男達が四人がかりで持たないとビクともしないようなサイズのものがあった。竹虎でも自分の小さい頃には竹の角籠ばかりだったのを覚えている。


篠竹特大編み籠


近年ではほとんど姿を消してしまった運搬用の籠、その名残のひとつが篠竹特大編み籠としてあるが力竹などは当時と比べものにならないほど細い。


スズ竹行李


衣類などはスズ竹製やヤナギ行李が定番で貨物列車やトラックで荷物が運ばれる様子が古い写真に写っている。


六ツ目籠


古老の職人たちとの話していると昭和40年代頃まで製作されていた六ツ目編みの荷物籠の話しが出てくる。兎に角、数量が必要なので機械で竹ヒゴを取るのは男たちの仕事、できたヒゴで編み子は女性たちだが一人の職人が熟練者の場合には一日に100個編んでいたというから本当に驚いてしまう。それを50個重ねると人の肩くらいの高さになるそうで、一括りに縄で縛って出荷していたのだそうだ。


キャベツや白菜、大根など野菜を運ぶためのまさに段ボール代わりに使われていた竹籠だが、偶然別の職人の倉庫でそれらしき籠を発見した。しかしこの籠は50個重ねなられるとは思えない、どうしても現品を見たくなったので当時の記憶を頼りにひとつ編んでもらうことにした。今から楽しみだ。



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