竹虎四代目(山岸義浩)と高知新聞

高知新聞掲載、竹虎四代目(山岸義浩)


昨日は月に一度の全社会議があって職人も含めて社員が全員そろっていた。確かこの会議を始めたのは2006年の事で以来一度も休むことなく毎月続けていて社内では一番大事な仕事として位置づけている。そこで高知新聞朝刊に掲載されたばかりの記事を皆に見てもらった、若い社員はほぼ全員が新聞を取っておらず読んでもいないのでこのような機会にわざわざパワーポイントに映して読んできかせる事は非常に大事なことなのである。


実は高知新聞と竹虎の関係は深い、毎日お客様にお届けさせていただく大切な竹製品の緩衝材としてこの高知新聞を使っているのだ。もともとは安価に手に入ることから使っていたのだが今ではこの高知新聞を楽しみにされているお客様もいて、緩衝材であるはずの新聞を隅から隅まで読まれて高知の事を色々知ることができたと感謝のお便りまでいただくのである。


そんな地元の情報が詰まった新聞だから何かにつけて須崎支局の担当者の方には連絡を入れさせていただく。歴代の担当者の方々も良い方ばかりで今でもお会いさせてもらうと懐かしさと感謝の気持ちが入り混じる。インターネット全盛の世の中になっているものの、実は地域密着の新聞は自分以上の年代としては一番の情報源であり支持されている、だから高齢の方に多く支えられている竹虎は高知新聞に掲載されたいのだ。


竹の仕事はずっと社会的に低く見られていると言う。こんなに美しく、皆の暮らしに役立ってきた竹がどうして?小さい頃からずっと疑問に思ってきた。竹を生業にする人々は、もっと胸を張るべきだ、もっと声を大きくして良い。地元のニュースをどこよりも確実に届けてくれる高知新聞に掲載いただく度に、そう思う。社員も職人も内職も、そしてその家族も皆が見ているのだ。


「社長、この間新聞に載っちょったねえ」


自分の事ように嬉しそうに話してくれる人達の代わりにボクは新聞に載っている。竹が忘れられ、日の当たらない場所に追いやられそうになって下を向きそうになりがちな竹人の元気を奮い起こしてもらいたいと願うひとつのメッセージだ。


高知新聞掲載、竹の抱き枕


ほら見てみるといい、この新聞記事には大豊町でカレー屋を営むインド人の方が載っている。その腋にるのは間違いなく竹虎の白竹抱き枕、東北の大震災の際には都市部を中心に節電が叫ばれて自然の涼味を提供する竹枕を沢山製造したが、あんな知らない遠くで竹が活躍しているのだ。


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