風のとおる竹林

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名古屋を拠点に持続可能な庭園づくりをされているランドスキップさんが虎竹の里に来られていました。若い方々ばかりでしたが植物を相手に仕事をされている皆様ですので竹林への関心も大きいようです、今年は来社される方も少なかったので久しぶりにお客様を竹林にご案内できて自分も竹達にも良い一日となりました。


虎竹


にも表年と裏年があって今年は沢山の若竹が生えてきましたので春先の頃と比べると竹林の様子は、まるで一変しています。このように竹は驚くような生命力でドンドン生えていきますから、手入れされなくなった竹林が日光さえ入らない程うっそうと茂り荒れていくのは当然なのです。


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竹を間引きする場合、一般的には和傘をさして歩けるくらいの竹の間隔が良いとれされています。しかし、それは竹の種類や場所によって違っています、虎竹の里の竹林でも山の職人により異なっていてここは元々間隔を広めに取っていました。


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心地よい風が通り抜けるからか竹林につきもののように思われるヤブ蚊がいません。前もってそれをご存知だったのか、日頃草木と向き合われているので慣れておられるのか一人の方は素足でした。この時期の竹林に素足で歩ける所は他にあるでしょうか(笑)。それでも蚊にはさされていない様子でしたので人の手で管理して風通しや日当たりを良くすることの大切さを思います。


そういえば今年の4月に惜しまれながら亡くなられたC.W.ニコルさんに一度だけお会いさせていただいた事がありました。森のお話しをされる時、風が吹き抜ける、陽の光が入る事を何度となく言われてましたれど、樹木と竹の違いはあるものの、ずっと虎竹の里の竹林を思い出してたのです。そして、それが誰かの思いで作られたものでも無く、少なくとも土佐藩政時代から地域の人達によって綿々と受け継がれ続いてきている文化に価値を感じています。





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